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哲学とビジネスに共通するもの――仕事をする中で、「答え」が見えてきた

2020年4月に入社した新入社員メンバーをリレー形式で紹介するコーナー「Animals Real」

No.9は、哲学科出身で、ZUUに入社した井上さん。なぜZUUを選んだのか、入社後はどんな仕事に取り組んでいるのか、率直に話していただきました。

「金融×IT」を事業領域とするZUUでは、文系出身者も理系出身者も活躍しています。文系や理系といった垣根を取り払い、異なる強みを持つ人間同士が活き活きと働く。そんなZUUの一端に触れてみてください。

プロフィール
2019年3月京都大学文学部卒。2020年4月株式会社ZUU入社。プラットフォームコンサルティング事業本部にて、クライアント様とのWebプラットフォーム協業運営に従事する。


――どんな学生時代だったか教えてください。

井上:学生時代、僕は哲学を専攻していました。だけどITにも興味があり、学生起業しているグループと一緒に仕事をしていた時期があります。その時はフロントエンジニアとして、ホームページを立ち上げるためのコードを書いていました。

こういった経験があり、就職活動の時は、自然とIT企業に目が向きました。ただ、エンジニアを極めるより、人とかかわる仕事がしたいと考えました。そんな時、オファーをいただいたことが、ZUUを知ったきっかけです。

――就職先としてZUUを選んだ決め手はどこにあったのでしょうか。

井上:大学院への進学を希望していた時期もありましたが、最終的に僕はZUUに入社しました。シンプルに「いい会社だな」と思ったのと、鬼速PDCAの仕組みが興味深かったからです。

ZUUでは、「成長の仕組み」が体系化されています。初めて社会に出て身を置く環境として、こんないい環境はないと思いました。



――実際に入社してみて、どうでしたか。

井上:鬼速PDCAのサイクルは、いたってシンプルです。すべきことを洗い出し、優先順位をつけ、実行して検証する。だけどそのスピードが、ZUUでは圧倒的に速い。「なるほどシート」の振り返りがあったり、シートによる自動化が確立されていたり、組織全体として仕組み化に取り組んでいます。

ZUUでは、毎月業務の棚卸をして、効率化のために業務の3分の1を「やめるか・委託するか」を決めます。こういった環境に身を置く中で、これまで「がんばってやろう」と根性論で考えてしまっていたことに対して、「どうアウトソーシングを活用するか?」という発想で考えられるようになりました。

また、入社後はメンターの先輩が仕事を教えてくれ、必要に応じて「どうやればこの仕事はうまく進められると思う?」といった対話をしてくださいます。先輩との対話に助けられた経験は数えきれません。

――今はどんな仕事に取り組んでいますか。


井上:一言でいうと、お客様と協業してプラットフォームを作り、運営する仕事です。プラットフォームの運営とは、メディアを通じて、お客様の顧客対象になりうる潜在ニーズに合う読者へ情報を届けることです。僕は今、航空業界を中心に担当しています。

最初の半年間は、主に企画を作る仕事をしていました。企画を考えるのは正直難しくて、上司や先輩に助けられてばかりでした。それでも、自分が作った企画をお客様が見て、議論が生まれると、仕事の面白さを感じました。いつかは自分で一から考えた企画をお客様に出して、勝負したいです。

――これから仕事をする中で、どんなことを目指したいですか。

井上:お客様をいい意味で「びっくり」させたいです。求められているものが100%のところを、120%のものを提案したり。北に行こうとしているお客様に、本当は南に行くべきではないかと提案したり。お客様が見えていない世界を、指し示せるようになりたい。それができた時、僕は心から「いい仕事をした」と思える気がします。

プラットフォームを運営する仕事は、インターネットに駅を作るようなものだと思っています。線路を引いて売店を作って、場所を用意すると、人が集まってくる。「どんな人が集まれば、プラットフォームが継続的に成長していけるのか?」と考えながら、施策を打ち出していく。仕組み作りができるのが、この仕事の面白いところです。

最近は、友達の仕事の話を聞いた時も、「そのビジネスには、どんな人が集まっているんだろう?どんな可能性があるだろう?」と自然と考えるようになりました。



――将来の夢、実現したいことはありますか。

井上:アカデミックな業界を支援できたらという気持ちがあります。

アカデミックな業界には、頭のいい人がたくさんいるけど、必ずしも経済的な資源に恵まれているわけではありません。お金や時間がないという制約の中で、本当はやりたい研究があっても、できないケースがあります。僕にはそれが、すごくもったいなく思えて。

「金融×IT」を強みとするZUUで働きながら、アカデミックな業界を活性化するヒントが得られればと考えています。金融もITも、違う世界にいる人たちをつなげられる可能性を秘めている。まだ入社して間もないですが、そう感じ始めています。

――座右の銘はありますか。

井上:大学では哲学者のカントについて研究していました。カントの『実践理性批判』にある「汝の意志の格律が、常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」という言葉が好きです。

やるべきことを無視して、やりたいことだけを自分勝手にやることは、欲望に振り回されていることであり、本当の自由ではないとカントは言います。欲望を律し、すべきことをすることが、人間が自分の意志で選び取る人間らしい自由なのだと。

仕事をする中でこの言葉を改めて思い返した時、自分の「やりたいこと」と自分の「すべきこと」が一致する瞬間、それがすなわち、プラットフォームの成功ではないかと感じるようになりました。

カントは、生きている限り、やりたいこととすべきことが完全に一致することはないとしています。でも、それを目指す過程こそが、いい道筋だと。

僕の大好きなこの言葉の意味を、仕事を通じて新しく解釈しなおせたことは、うれしい発見でした。

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