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やっと10年、まだまだ10年。Y’s10周年記念インタビュー <前編>

今株式会社Y’sは10期目の決算真っ只中である。ということはこの決算を終えるとY’sの11期目、すなわち10週年を迎えることになる。Y’sのこれまでの10年が色々な苦境、苦労の上に成り立っていたのは言うまでもないが、その10年を上回るような未曽有の困難に見舞われたのがこの10期という節目であった。

コロナウイルスの蔓延とそれに伴う2度の緊急事態宣言、リモートワーク推奨への切替、そうした中での急速なデジタルトランスフォーメーションが求められる状況などを体験した10期ともうすぐやってくる11期目すなはち10周年という大きな節目についてY’s設立当初からの唯一の人間であるCCOの米田龍平の話を聞いた。

米田は株式会社Y’sの設立者であり現在はCCO(チーフクリエイティブオフィサー)つまりは「ものづくりに対する最高責任者」を務める。元々自身もデザイナーであり、株式会社Y’s設立の動機となったのは「自身がデザインで生活していけるように」というごく個人的な想いと「クリエイターを育てる環境をつくりたい」という大きなビジョンの2つの想いであったという。現在はデザイン部門を見守る一方で自ら直接人事や広報にも積極的に携わることで「株式会社Y’sとしてのカルチャー形成」の役割を担っており、月に1度は全社員の前でY’sのカルチャーなどについて講義をする場を設けるなど社員の気持ちに寄り沿う、距離の近い存在でもある。

ーこの3月に決算を終えると4月からは10周年に突入するということでおめでとうございます。現在はまだ決算真っ只中かと思いますので、話せることと話せないこと(笑)どちらもあると思いますがよろしくおねがいします。

まずこの10期目を振返るとなんといっても人類にとって未曾有の「コロナウイルス」という困難に直面した期間だった訳ですが、やはり株式会社Y’sにとっても大きな影響を与えたのでしょうか?

米田
もちろん影響は大きかったですが、実感として「ピンチの中でもチャンスを見いだせた」と思っています。Y’sという会社としていい方向に向かったことは、これまでの作業効率を見直して無駄を省くことができた点で、惰性で行っていた打合せなども随分減りました。またリモートワーク推奨としたことで、「場所」という縛りから解放されて社員が自由な選択肢をもって働くきっかけをつかむことができたと思っています。

個人的にも家族と過ごす時間が増えたことや、自宅でビジネス関連の書籍や情報をインプットする時間的余裕が持てたこともプラスの点でした。そのため「オシタイ」など新規事業をはじめとする各事業への資金投入が計画通りに進められないなどの苦労ももちろんありましたが、総合的に考えてマイナス面ばかりだったとは思っていません。


ーマイナス面の苦労を上げたらキリがない中でプラスの面を多く見出していることと、実際にこうして無事11期目を迎えられている実績からもただの綺麗事ではなく本当にメリットを見いだせているということが伝わってきますね。

今のお話にもあった通りこの10期中に色々な影響や変化ががあった中で、何といっても「常時リモートワーク推奨」に舵を切ったことは大きな変化だったのではないかと思います。実際に大きな決断だったのでしょうか?

米田
実はこの「常時リモートワーク推奨」という決定は役員会議でほぼ即断即決でした。そのため判断が難しかった、大きな決断だったという認識はありませんでした。


ー即断即決だったというのは驚きですね。それは何かY’sだからこそ即断即決できたという理由があるのでしょうか?決断前の懸念事項などもあまりなかったということでしょうか?

米田
先ほどの通り役員会の中で不安要素はほぼ上がってこなかったです。その理由としては「社員を信じていた」と言えるかもしれません。稼働を管理しなくてはいけないのではないかと一瞬議題に上がりましたが「うちのスタッフたちはそういうレベルのスタッフではないよね」という話になって特段問題にもなりませんでした。「一度やってみて問題があれば考えよう!」という感じでもありましたね。

また「リモートワーク強制」ではなく「推奨」とするのもポイントでした。一番大切なのは「自由に選べること」だと考えていたので。結果的に昨年リモートワーク推奨を開始した後からルールもほぼ変わらずに問題なく運用はできていると思っています。

ー「社員を信じていたから即断即決できた」というのはコロナ渦にあっても見いだせた大きな希望部分でもあるのではないかと思いました。平常時でも社員との信頼関係ができていなければ、コロナとは別のタイミングで何らかの問題が起こってくると思うので、コロナの影響で良い面を見いだせたというのはとてもいいお話だと思います。

これまでの社員インタビューシリーズでも、未曾有の変化に戸惑いつつ何とかこの状況や環境にフィットして仕事の結果を出そうと努力するスタッフたちのリアルな気持ちが垣間見れたと思います(過去の記事はこちらから)このインタビューシリーズでそうしたスタッフ側の気持ちを知って想ったことや考えたことはあったのでしょうか?

米田
とても意外だったことは「家に居続けるのが辛いから会社に来る」という状況でした。一人で黙々と家で作業し続けるとバランスを崩してしまうので、会社に来て他のメンバーと会ってバランスを取るという状況もあるんだと思いました。

またオフィスワーク組とリモートワーク組の間で気持ちの面での溝や距離を感じていたというのも意外でした。ただどちらの話からも「会社というコミュニティ」が存在していることの意味を再確認出来たと思っています。


ー確かに社員インタビューの中でも、対面ではないが故のコミュニケーションレスの問題を気にしているという話は出てきていました。何かこの問題を解決するためにY’sとして具体的に行っている取組などはあるのでしょうか?

米田
コミュニケーションを円滑にするための取組として、現在は全員の前で講義などの形式で話す場を設けています。以前は半年に1回程度しかそうした機会がありませんでしたが、現在は頻度が増えて定期的にそうした機会を設けているので社員に対して自分たち役員も「より近い存在である」ということを伝えています。

また自分も時間を作って積極的にオフィスに顔を出すようにもしています。


ーそうした機会があることでリモートワークしていても「今会社はこんな風に考えているんだ」ということも役員たち自らの言葉で届けることができるということですよね。

前編では10期の状況の変化やその中でも見出すことができたプラスのポイントについてお聞きしました。次回後編では、10期を経て見出したことや11期目のビジョンについてお聞きしていきます!

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