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”破壊的リビルド”で未来の成長を掴む。開発本部が挑む、プロダクトと組織の変革

時に、何かを成し得るためには、何かを壊す勇気が必要だ。

2020年1月にCTOに就任した是澤太志の下、技術の先にある”モノづくり”を追求するチームを目指し、プロダクトも組織も変化の途上にあるサイカの開発本部。

是澤は、CTO就任直後から、3年後の組織の理想像を記した「モノづくりVISION」の定義、外部のプロフェッショナルから構成される「アドバイザリーボード」の立ち上げなど、モノづくり組織を構築するための改革を進めている。

※ モノづくりVISIONやアドバイザリーボードの詳細は、是澤のCTO就任時のインタビューをご覧ください


今回の対談では、そうした変化の途上にあるサイカの開発本部で、入社間もなくからプロダクトのリアーキテクチャを担当しているアーキテクトの天野太智と、組織のリビルドを担当しているエンジニアリングマネージャー兼ハイアリングマネージャーの越湖亮太を招き、彼らが起こす変革の中身と展望を語ってもらった。

※ 本対談は、2020年5月12日にリモートで実施したものです

是澤 太志 (カバー写真:中央)
2000年に愛媛のITベンチャーで働いたのをきっかけにITエンジニアとなり、株式会社トーセ・株式会社シーエーモバイル・株式会社ALBERT・株式会社Speee・株式会社メルカリなど12社でテックリードやCTO、VPofEngineeringというエンジニアキャリアを経て、2020年にサイカにジョイン。またその傍ら、8年ほど続けてきた個人事業主を2018年8月に法人化し、合同会社クロスガレージのCEOとして複数社の技術・組織・プロダクトの顧問などもつとめる。
天野 太智 (カバー写真:左)
大学で考古学を専攻するものの、プログラムの世界に飛び込み中退。FICCで受託開発や自社サービス等のアプリケーション/インフラ開発を担当。その後、ラクスルで委託先連携システム等のディレクション/開発を経験し、Speeeへ参画。不動産領域事業にて、リードエンジニア/エンジニアリングマネージャー/SREチームリーダーを担い、開発と組織づくりの経験を積み、2020年にサイカに入社。
越湖 亮太 (カバー写真:右)
1985年生まれ。ミュージシャンとしての活動を経た後、オークションサービスを運営する会社にてCS職/企画職を経験。その後、フリマ系ベンチャーにてエンジニアとしてのキャリアをスタートし、toCのサービス開発経験を詰む。フリーランスエンジニアの経歴を挟み、リードエンジニアとしてパーソルキャリア(株)へ参画。複数のtoB/toCサービスを開発した後、エンジニアリングマネージャーに就任。エンジニア採用や組織開発に大きく関わる。XICAでは2020年3月からエンジニアリングマネージャー兼ハイアリングマネージャーとして就業中。

今のサイカが絶対合うと思った。組織のフェーズと個人の成長の一致

是澤:今回は、僕から2人に色々と聞いていきたいと思います。天野くんも越湖さんもまだ入社して間もないけど、早速プロダクトや組織の変革を引っ張ってくれてるメンバーです。まず、それぞれ自己紹介をお願いします。

天野:天野太智といいます。サイカではアーキテクトという役職で、システム全体の設計をみています。今のミッションは「MAGELLAN(以下、マゼラン)」のリアーキテクチャです。

越湖:越湖亮太です。役職としてはエンジニアリングマネージャー 兼 ハイアリングマネージャーで、ミッションとしては、戦略に沿った組織づくりと人員計画の達成です。

是澤:2人がサイカに入社した経緯も教えてもらっていいかな?

天野:これまでリードエンジニア、エンジニアリングマネージャー、SREのエンジニアという感じでキャリアを積んでいるうちに30歳になって、「次の10年のキャリアをどうしようかな」って考えていた時に、ちょうど是澤さんに声をかけていただいたのが入社のきっかけでしたね。

是澤:ひさびさに飲みにいったときに天野くんから「転職を考えてる」って聞いて、今後のキャリアとか何やりたいかとかを聞いたら「BtoB領域で社会貢献ができる企業で、とにかく開発やプログラミングに集中できる環境でやりたい!」と言っていて。それだったらサイカは合ってるんじゃないかと思ったんだよね。サイカでなら天野くんが望む環境が提供できて、いまだとアーキテクトとしても活躍するチャンスがあるし、それをやり切れば2年後3年後のキャリアとしてもCTOを見据えた成長ができる、とも思って。

天野:そうでしたね。ちょうどキャリアについて考えていた時期だったので、その話は刺さりました。

その後に代表の平尾さん(サイカの代表取締役CEO)に会わせてもらって。当時は他の会社の話も何社か聞いていたんですけど、サイカはその中でも狙っている市場の規模が一番大きくて、そこに至るまでのロードマップもしっかり見えていたので、貢献できる部分がありそうだと思いました。あとは、純粋に平尾さんがとても良い方でした。変にカッコつけてなくて、シンプルに良い人だなと。あとはやっぱり、是澤さんがサイカで新しいことにチャレンジすると聞いて、一緒にできたら良いなと思いましたね。以前から、是澤さんに対しては「モノづくりを大事にしているんだな」と勝手にシンパシーを感じていたので(笑)

是澤:ありがとう(笑)越湖さんはどうですか?

越湖:前職の人材系の会社に開発チームの立ち上げから入って、最初はテックリード、その後にエンジニアリングマネージャーとして働いてました。1年半かけて組織の基盤が固まってきて、人数も40名くらいになって。サービスの面でも、最後に作ったサービスがリリース後にたくさんの申込をいただいて「つくりきった感」もあり、そろそろ次のステージかなと考え始めていたところでした。

そんなタイミングで是澤さんから声をかけてもらって、もともと以前に是澤さんと一緒に働いていた頃の印象が強く残っていて、是澤さんともう一度働きたいと思っていたので、声をかけてもらった時点でけっこう心が傾きましたね(笑)

あとは、天野さんと同じく代表の平尾さんと話したのも大きかったです。平尾さんと是澤さんが話すストーリーにブレが無かったので、すごく納得感があったのを覚えてます。経営者とCTOの関係性が良くて、ビジョンや意識が合致しているならば、僕としてもチャレンジングな動きができて成長に繋げられる環境なんじゃないかなと思って、そこで転職の決意が固まりました。

是澤:越湖さんとも久々に飲んでいた場で、近況の話を聞いたら次のキャリアを考えているって話になったんですよね。話をきいてるうちに、越湖さんが成長するのにサイカはちょうど良い組織フェーズだと思ったので、すぐ平尾さんに会ってもらうことになって。

当時はいろんな人に会っていたんだけど、天野くんと越湖さんは会った人達の中でも「次のフェーズではこういう成長をしたほうが良い」というイメージがすぐに明確に持てて、サイカで働くことでキャリア成長ができるって確信できた。2人には「今のサイカが絶対合う」と思ったんだよね。

リアーキテクチャは売上を生まない。でも将来の大きな成果を生むためにそこに投資する

是澤:ここからは、2人が現在サイカで取り組んでいることについて説明してもらおうかな。天野くんは今マゼランのリアーキテクチャを担っているけど、リアーキテクチャの背景から教えてもらえますか?

天野:入社直後にマゼランの内部を隅々まで見ましたが、既存のマゼランはPython製でコードベースが悪く、メンテナンスのクオリティが落ちてきているなと思いました。マゼランのコアの機能である統計ロジックを一つ変えるだけでも大変で、いじれる人も限られている状況でした。今後のプロダクトのロードマップを考えると、既存システムのままでは技術的なチャレンジがしにくいと思いましたね。

是澤:事業に集中してきた会社のあるあるだよね。マゼランもようやくプロダクトとして市場フィットを感じられるフェイズに入ってきて、技術負債の返済を考えられるようになってきていたってところだね。ちなみにリアーキテクチャの取り組みの中で、天野くんが特にチャレンジングだと感じているのはどういうところ?

天野:チャレンジだと感じているポイントはかなりあります。というか、チャレンジだと感じてないポイントが無いかもしれないです(笑)これまで取り組もうと思ってたけどできなかったことを、今サイカで実践してます。

まず、マゼランは小さいチームで開発していますが、これからマイクロサービスを導入します。スモールチームでマイクロサービスを実践してその利益を享受するのは難易度が高く、これは業界的に見てもチャレンジングな取り組みだと思います。

あと細かいところだと、初めて使う言語やフレームワークが多いので、そこは個人的にチャレンジングです。もともとの主な使用技術は Python / Django / Vue.js / RESTful API でしたが、リアーキテクチャで Go / Nuxt.js / TypeScript / gRPC / GraphQL / Kubernetes に変更していたり。これらは、今後の戦略を踏まえた妥当性と、あとは開発者としてのワクワク感に基づいて選択してます(笑)日々が挑戦の連続です。

是澤:全てが挑戦だね。「これまで取り組もうと思ってたけどできなかった」と言っていたけど、それがサイカで今できているのは何が大きいのかな?僕も一緒の会社にいたことがあるしそれは気になる(笑)。

天野:一番は、プロダクトの開発やエンジニアリングに理解を示してくれる経営者がいることですね。リアーキテクチャをすること自体は売上を生み出しません。でも、そこに投資してもらっている。今リアーキテクチャをしてアジリティを高める状態にすることで今後の事業が伸びる、という理解があるんです。あとは、純粋に自分が開発に専念できる環境があるのも大きいと思います。兼務ではなく、取捨選択できる環境があるのはありがたいですね。

是澤:なるほど、これまでの会社がそういうところを全く理解していなかったわけではないと思うけど、事業におけるプロダクトの考え方や優先順位については会社やフェイズによって違いがあるよね。いまのフェイズのサイカではプロダクトや開発に対する投資を最優先に考えているから、リアーキテクチャを決めたときから大幅に計画を変更することなく開発に全集中できているのでやりがいもでるよね。そして、天野くんが開発に集中しているように、越湖さんには組織づくりに集中してもらっているけど、今取り組んでいる組織づくりについて教えてもらえますか?

越湖:プロダクトの成長や組織の成長を実現するためには、戦略的な採用や育成が不可欠です。事業として将来成し遂げたいものが何で、そのためにはどんな組織が必要か。その将来の組織像と現時点の組織のギャップは何か。そのギャップを明らかにした上で埋めていくことが自分がやるべきことだと考えています。

人員計画の中に採用計画と育成計画が含まれてますが、その両方が達成された時に強い組織になると思っています。それを達成するためには、エンジニア組織単体ではなく、経営・人事とも連携して三位一体で進む体制をつくることが必要だと考えているので、直近ではそこにチャレンジしていきたいです。

是澤:今の話にあった「将来の組織像」について、越湖さんとしてはどんな組織を目指したい?

越湖:自分の成長の限界点を作らず、常に先へ向けて走っていけるような、成長意欲が高い人が集まる組織にしたいですね。

僕はエンジニアになる前は音楽の仕事をしていたんですけど、その頃から考え方は変わらないです。努力している限り、次の日にはもっと上手く演奏できるようになっているはずなんですよね。なので、お客さんの前で演奏する時には常に新しい体験をしてもらえるようレベルアップと変化を意識していました。そんな意識を持つ人が集まるチームから生まれるチャレンジと成長には限界が無いんじゃないかと思っています。

是澤:そういう組織にしていくためには、今の体制を拡張して、開発組織を支援していく組織を構築していくことも必要だね。エンジニアやモノづくりが好きな人達を支援する組織づくりをしていかないといけない。もちろん採用の目標数も達成しないといけないけど、採用して終わりではなく、採用した時の期待値どおりに成長してもらうための支援をすることが一番重要。今僕はその仕組みを作るためにDeveloper HRという組織を立ち上げて、育成や才能開花の仕組みとかもこの組織を中心に創り上げていくように考えて動き出しています。

求めるのは、未来への明確なイメージ

是澤:天野くんと越湖さんには入社間もないタイミングから権限と責任を持ってそれぞれのプロジェクトを引っ張ってもらっているけど、入社して数ヶ月経ってみていかがですか?

天野:本当に自由にやらせてもらってます(笑)是澤さんが作った「モノづくりVISION」がすごく好きでして、特に「Refine your choice and make it the Best」という部分が好きで。すべてのチャレンジの礎になる考え方だなと。失敗することもあるだろうけど、その責任をとるところまで自分でやれる、それが組織として承認されている、というのはやりがいを感じる部分ですね。

越湖:求められる成果の基準は非常に高いですが、その分だけ得られる経験値も大きいですし、そこにチャレンジしていく面白さも大きいです。自分で権限と責任を持ちつつも、上長である是澤さんに適宜サポートしてもらっているので、組織内外での立ち回りもやりやすいです。

是澤:たしかに今の越湖さんに求められる期待は大きいですね。マネージャーとして簡単に割り切れないことに継続して向き合わないといけないし、人の可能性を信じて成長もさせなければいけないし成果も出させないといけない。それには強い理想を追い求めていくリーダーシップが求めらます。大変だと思いますが、これをやり切ることで、入社時に描いたとおりにVPoE(VP of Engineering)としてのキャリアを目指していってほしいなぁと思ってます。

天野くんにはサイカの技術基盤をしっかりつくりあげて、より多くのエンジニアにチャレンジと成長の機会を与え強い開発チームを率いて、CTOになっていくキャリアを歩んでほしいですね。

最後に、この対談記事を読んでくださった方に向けて、2人が一緒に働きたいと思う方の人物像を教えてください。

天野:越湖さんが言っていた「成長意欲が高い人」にも繋がると思うんですけど、数年後を見据えている人が良いなと思います。エンジニアに限って言えば、技術が好きな人が良いです。たとえば、色々な情報をとってきて「こんな記事を見たのだけど、うちのサービスだとこう使えるんじゃないかな?」というような議論ができる人。技術が好きで、その技術を使って何かしたいとうずうずしている人。その技術を使って大きな価値を実現したいと考えている人と一緒に働きたいです。

越湖:繰り返しになりますが、成長意欲の高い人と一緒に働きたいです。自分がどう成長していきたいかを見据えて動いていて、さらにその先も考えていける人。成長に向けてどう動くべきか、かみ砕いて消化できている人ですね。あとは、人が好きな人がいいです。すごく個人的な好みですが、「口はめちゃくちゃ悪いけど、この人本当に人が好きなんだろうな」というような人が好きです(笑)

是澤:ありがとうございます。僕が一緒に働きたいと思う人はこちらの記事(『【CEO・CTO対談】「いま凄い人」ではなく「これから凄くなる人」と働きたい。サイカの新CTOが目指す”モノづくり”の組織と働き方の理想とは』)に書いてあるので、合わせて読んでみてください(笑)。2人とも本日はありがとうございました!

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