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国内最大級グローバルM&Aプラットフォーム「BIZIT M&A」が取材されました

この度、弊社サービス「BIZIT M&A」がTechable様より取材を受けて掲載いただきました!弊社プリンシパル 武信雅之がインタビューを受けましたので、下記に掲載させていただきます。

(以下、Techable様記事より)

日本最大のグローバルM&Aプラットフォーム「BIZIT M&A」で実現するグローバル進出とネットワーク構築術

ーーBIZIT M&Aについて簡単に教えて下さい。

BIZIT M&Aは日本最大のグローバルM&Aプラットフォームです。2018年10月に本格ローンチし、現在は世界150カ国、約5,000社の方に利用いただくプラットフォームに成長しています。海外企業を買収し海外進出をしたい、または自社事業を売却したいという事業会社の方や、クライアント企業のために買収先・売却先を探している仲介・アドバイザーの方にご利用いただいています。みずほ銀行をはじめ、国内外の金融機関、ファンド、コンサルティング会社も多く登録しています。

他の国内のM&Aプラットフォームと比較し、世界中の案件が登録されていることが特徴です。例えばイスラエルのFintech企業や、インドの自動車部品メーカー、またヨーロッパのサッカーチームまで「誰かに売却・承継したい」として登録されています。

ーーBIZIT M&Aを立ち上げた理由を教えて下さい。

日本の中堅・中小企業の方によるM&Aを活発化させ、海外進出や事業拡大を成功させる仕組みを作りたいと考えたからです。日本には約1万社の大企業と、約400万社の中小企業がいますが、中小企業のうち約6割が海外で事業を拡大したいと回答しているデータがあります(JETRO)。弊社TRYFUNDSは創業以来「より日本の企業が世界で戦えるような仕組みを創りたい」という想いから海外進出案件を中心に約500のプロジェクトを支援してきました。

その中で、よく耳にしたのが中小企業の海外進出のハードルの高さでした。海外進出にはいくつか方法がありますが、現地で法人をゼロから立ち上げて事業を立ち上げるのは時間も資金もかかり、事業成功までの変数も多く、中小企業には難易度が高いです。国内で新規事業を立ち上げるのでさえ難しいのですから、マーケットの知見がない海外であれば当然ですよね。そこで役立つのがM&Aです。既に現地で成立しているビジネスを買って、リソースやノウハウ(人材や現地ネットワーク、商慣習等)を確保することで確実性も高く、スピーディな進出ができる。また日本企業がこれまで蓄積してきた、「日本」というブランドと資金力を最大限活かすことができます。世界には日本人をリスペクトしていて、一緒にビジネスをしたいという会社がたくさん存在します。

ここまでは頭では理解している日本企業も多いのですが、実態として海外M&Aはハードルが高いと思ってしまっている企業が多いです。一方で実態としては、自力での海外進出を検討していたものの、最終的にM&Aを選択する企業も数多く存在します。このギャップを埋めるのは、「具体的かつ現実的な案件情報へのアクセシビリティ」だと考えました。大手アドバイザー企業は、大型(数百億円規模)のM&A案件情報は収益にもつながるので常日頃収集しているのですが、そうしたアドバイザーがあまりカバーしていない中小型(数億円〜数十億円)の案件情報はほとんど流通していないので、中堅中小企業が欲しい案件情報はなかなか手に入りません。また、マクロ情報は海外進出セミナー等で得ることができますが、セミナーで話を聞いて「よし、ベトナムに進出しよう!」と思ったとしても個別具体的な検討には進みづらいです。これが仮に、「ベトナムの首都ハノイの食品メーカーで、年間売上・利益がいくら、従業員が何人の設立何年目の会社が売りに出ています。」という情報にすぐアクセスができたら、自社とのシナジーはどうか、経営できるか、何年で投資回収ができるかなど検討するポイントが具体的になり、検討の本気度が大きく増します。ここまで具体的かつ現実的な案件の情報があって初めて、「進出するべきか否か」という意思決定のファーストステップが踏み出せます。実際に、弊社クライアントで元々海外進出の必要性は感じていたが、何から検討を開始して良いかわからなかったという企業に試しに何件かM&A案件をご紹介することで、その後の検討が一気にスムーズに進んだという事例もあります。

BIZIT M&Aは日本の中堅中小企業にそのような提供価値を与え、国内市場の縮小という大きな社会課題を解決するために立ち上げました。開発は社内で数年かけて行うという大変なものでしたが、遂に昨年、準備が整いローンチしました。これにより、世界中の中小規模のクロスボーダーM&Aの情報を集約し、日本企業が海外進出する際に弊社のプラットフォームを利用し実現できるという世界を目指しています。


ーーM&Aをオンラインのみで完結できるメリットはどこにあるのでしょうか?

低コストで自ら世界中の案件情報ネットワークにアクセスし、ビジネスチャンスを探せることが大きなメリットです。会員登録をするだけで、世界中150カ国のユーザが掲載している案件(誰かに売却したい)の中からエリア・業種・規模等を絞り込んで検索・閲覧することができます。逆に、会社や事業を承継・売却したいという方は、企業名を非公開のまま全世界から買い手を探すことができます。アドバイザーに高額なフィーを支払い、人伝いに聞かなくても、自らの手で、無料で世界にどんな案件があるかリアルタイムに一瞬で把握できることが可能です。また、世界中の案件を探すことができる点は、事業会社の方だけではなくアドバイザーや仲介会社、金融機関にとっても大きなメリットです。

一方で、誤解がないようにお伝えしておくと、実際にM&A成約まで全てオンラインで完結させることは不可能ではないですがあまりおすすめしません。なぜなら、M&Aの是非や価格の判断をする際には、デューデリジェンスのプロセスを踏むことがとても重要で、その時には直接会社に赴き、精査することが必要だからです。そのため現在は売り手・買い手を探し、基本情報のやり取り・初期交渉までは、全てBIZIT M&Aで行う方が大半ですが、その後は弊社のM&Aアドバイザーに具体的なM&Aプロセス(DDや交渉等)の支援を依頼したいという方もいらっしゃいます。弊社には外資投資銀行やファンド出身でクロスボーダーM&A経験者が在籍しており、M&Aプロセスを最初から最後まででも、一部分だけでもサポートする体制が整っています。またソーシングを効率化することでフィーも一般的なアドバイザーや仲介会社の水準と比較してかなり抑えることができます。無駄を省き、自力でやれる選択肢を増やすことで、スピーディーかつ低コストでM&Aを行うことが可能になるということが大きなブレークスルー(弊社が掲げる「M&A革命」)だと思っています。

(写真|サッカー指導者西野朗を起用した弊社テレビCM)

ーーBIZIT M&Aを使ってグローバル展開に成功した事例についてはどのようなものがありますか?

クライアント企業との守秘義務のため詳しくはお答えできませんが、例えばある日本の中小製造業の企業様で、東南アジア進出に乗り出し、現在現地での事業支援を行なっている事例等がございます。また昨年弊社は、国内外の複数金融機関と業務提携を実現し、より各地域に根ざした支援を行う体制を拡充するべく動き出しました。さらに、まだ公表はできませんが、日本全国の金融機関と提携に向けた協議も複数進んでおり、より国内企業のグローバル展開を加速させるエンジンになれればと考えています。

(写真|株式会社Tryfunds代表取締役CEO丹野裕介と、サッカー指導者西野朗の記者発表会)

ーー最後に今後の展望について教えて下さい。

まずは、中小型のクロスボーダーM&A領域で「BIZIT M&A」の圧倒的なブランドの確立を目指します。その後は、海外企業が日本に進出する支援や、国内企業同士・海外企業同士の案件にも注力し、世界一のM&Aプラットフォーマーになるべく挑戦します。

そしてTRYFUNDS全社としては、日本企業、ひいては世界中の企業のビジネスにおける「挑戦」を支援するプラットフォーマーになりたいと考えています。BIZIT M&Aはあくまでもビジネスにおける挑戦を加速させる手段の1つであるため、それだけでは足りないと考えています。例えば、現在TRYFUNDSとしてM&A成約支援だけでなく、M&A後の支援(PMI)や、資金調達、人材の確保までワンストップで行える体制構築を進めていますが、これをもっと加速していきたいです。更に言うなら、M&A業界は序章に過ぎず、まだまだ企業や個人の「挑戦」のハードルを壊す「革命」を複数業界で仕掛けたいです。企業や個人が真に「挑戦」できる世の中を創ること、これがTRYFUNDSの使命だと考えています。

(インタビュー:株式会社Tryfunds プリンシパル 武信雅之)

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