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校則を片っ端から破り続けた不良少女がスタートアップで事業開発を担当するまでの軌跡。

淺野です。ようやく僕もサウナの魅力が分かってきまして、先日はサウナーの先輩にサウナの聖地「マルシンスパ」まで連れて行っていただきました。ととのった〜。

さて、サウナでリフレッシュしたところで、今回は美容医療の口コミ・予約サービス「トリビュー」を提供している株式会社トリビューにてセールスを担当している原田さんにインタビューを行いました。

これまでスタートアップを数社渡り歩いてきた原田さんが、なぜ次の活躍の舞台にトリビューを選んだのか、トリビューでなにを成し遂げたいのかなど、話を伺いました。

ぶつかるからこそ築くことができる関係性

ーーさっそくですが、原田さんの現在の業務内容について教えていただけますか?

主にセールス部門を担当しています。「トリビュー」は美容クリニックの集患をサポートするサービスですが、そこに有料プランで掲載していただけるクリニック様を増やすための営業活動をしています。ただ、私自身は自分の仕事を「営業」と捉えていなくて、事業を開発している意識で仕事に取り組んでいます。

ーーありがとうございます。そもそも、原田さんはなぜトリビューでセールス部門を担当することになったのでしょうか。

もともとトリビューのCTOである小尾さんと同じ会社で働いていたことがあって、そこからのご縁ですね。ちなみに、トリビューの前はスタートアップ2社で働いたあと、フリーランスも経験していました。

ーーなるほど。それでは、トリビュー入社前の話もいろいろと伺っていきたいのですが、原田さんはこれまでどのような判断基準で仕事を選んできたのでしょうか。

私の財産は人脈だと思っていて、これまでのお仕事も自分から獲りに行くというよりは、むしろ相手から誘っていただくことが多かったんです。おそらく、普段から相手とちゃんと向き合って、深い関係性を築こうとしてきた結果かなと思います。

ーー相手とのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?

私は昔から、自分の意見はなるべく素直に伝えるようにしてきたんですよね。逆に相手の意見も正面から受け止めます。なので対立することもゼロではありませんが、お互いの意見をぶつけ合った先に深い関係性が構築できた経験もたくさんしてきました。そういった成功体験を積み重ねてきたからこそ、素直で誠実なコミュニケーションが取れるように心がけています。

ーー僕はなるべく対立を避けるタイプの人間なので、原田さんがどうしてそのような価値観を持つようになったのかが気になるのですが、なにかエピソードがあれば教えてもらえますか?

両親が二人とも会社勤めじゃなかったんですよね。ちなみに父はダンサーだったんですが、「ダンスでお金を稼ぐ」って幼いころの自分にとって意味がわからなかったんです。そんな両親に育てられたので、「サラリーマン」というものもよくわからなかったし、父からはずっと「好きに生きろ」と言われ続けていたんですよね。父はそんな性格だったので、思ったことを隠さず全部言ってくるし、要するに良くも悪くも”正直な人”でした。

ーーそのような家庭で育ったら、確かにコミュニケーションの取り方も影響を受けそうですね。

あと、4つ下に弟がいる関係で「長女キャラ」が染み付いているんだと思います。なので、「強く生きなければ」という意志が他の人よりも強いのかもしれません。
ちなみに、少年マガジンや少年ジャンプは弟の影響でよく読んでました。中でもジョジョやHUNTER×HUNTERは大ファンで、逆に少女漫画はぜんぜんわからないんですよね。少女漫画によくあるような、キラキラファンタジーで女子っぽい話はあまり好きじゃなくて、少年漫画のようなさっぱりした作品の方が馴染みがあります。そんな環境で育ってきたので、昔から強い人間に憧れを抱いていました。

ーーなんとなく、原田さんがなぜそのような性格なのかが分かってきましたが、学校生活はどのように過ごしていましたか?

中高の頃は吹奏楽部に入っていて、中学生の時は全国優勝したことがあるんです。

ーー全国優勝はすごいですね!

あの頃はとにかく体育会系の部活を超えるほど体育会系な努力をしました。部活に50人ほど所属していたんですが、苦楽を共にしたので今でも仲が良くて、実はトリビューでCSの業務を担当してくれている野中さんもその部活仲間の1人なんです。
そういえば、地元の友人って、付き合いが長いのでお互いのこともよく知っていて一緒に居てラクですし、地元の友達と一緒に居ることが仕事にもプラスに働くことがあるんですよ。

ーー仕事にもプラスに働く、というのは?

仕事に熱中していると気づかないことが多いんですが、地元の友人で同業界で働いている人ってあまり居なくて、でもマーケティング的にはそっちの方がマスじゃないですか。だから、普段私たちが当たり前のように話していることが、実は社会的には当たり前じゃないんだということに気づくきっかけを与えてくれるんです。
そういう意味では、地元の友人がどのようなアプリを使っているのかを聞くことも勉強になりますし、逆にそこで「トリビュー使ってるよ」と言われたら勝ちだと思うので、今はその状態になれるように地道に取り組んでいます。

高校時代は全ての校則を破る勢いで荒れていた

ーー高校はどのように過ごしていましたか?

高校は一般的な都立の高校に進学したんですが、「親友がそこの高校に進学するから」という理由で進路を決めたくらい、勉強にあまり興味が無かったんですよね。
それで、今だから言えますが、高校進学後は全ての校則を破る勢いで規則違反をしまくっていて、そんな学生生活を送っていたので実は卒業式に出させてもらえなかったんです。あの頃は校則に意味を見出せなかったんですよね。今では反省してますが(笑)。

ーーどれだけ荒れてたんですか(笑)

当時、私はいわゆる「ヤンキー」のコミュニティに入っていて、先輩から体育館の裏に呼び出されることもありました。
でも父の発言や漫画の影響を受けていたので、売られた喧嘩は買うタイプの人間に育っていましたし、そういうぶつかり合うコミュニケーションが好きになっていたんです。

ーー「喧嘩するほど仲が良い」みたいな?

そうですね。まさに私がその言葉通りに生きているなと思っています。だからこそ今でも、対立をおそれずに相手と正面からぶつかっていこうとする姿勢が身についているんだと思います。

ーーちなみに、最終的に卒業はできたのでしょうか?

「卒業したいなら毎日10km走って、マラソンに出て、あと遅刻もするな」という条件を教師から提示されたので、卒業前の2ヶ月間は本当に毎日走っていました。
それまでいろいろと問題を起こしていたので仕方がないといえば仕方がないのですが、やはり卒業式自体には出させてもらえなかったものの、別のスケジュールで卒業だけはさせてもらうことができました。

ーーそこまでして卒業したかった理由はなぜでしょうか。

大学にはどうしても行きたかったんです。これも家庭環境が影響しているんですが、選択肢に制限がかかることで後悔することに納得ができなくて、それがいやで「とにかく大学にいこう」と決めていました。
たとえば、就職したい会社があったとしても、そこが大卒しか受け付けていなければその時点でアウトじゃないですか。そういう状況はどうしても避けたかったんですよね。

イベントでDJをやっていたら就職先が決まった

ーー大学進学後はどのように過ごしていましたか?

吹奏楽部で努力をしてきた影響か、高校の頃から音楽業界で仕事をすることに憧れを抱いていて、大学進学後はHMVでアルバイトをしたりEMIミュージック・ジャパン(現:ユニバーサルミュージック)でインターンをしたりして過ごしていました。実は、その頃からDJも始めたんです。

ーー原田さん、DJやってたんですか!?

たまたまプライベートで仲が良かった人がDJの機材を揃えていて、私もそれで遊ばせてもらってて、気付いたらイベントでDJをするまでになってしまっていました。それで、イベントに何度も出るようになったある日、常連の方から声をかけてもらったのがきっかけで卒業後の進路が決まりました。

ーー卒業後はなにをされていたのでしょうか。

その常連の方は起業準備中で、越境ECを事業として会社を立ち上げるところだったんです。そこに誘っていただきました。
その会社は日本の”KAWAII”カルチャーを世界に発信していて、当時流行っていた「メディアコマース」の手法を通じて海外に日本のアイテムを販売していました。

ーーそこではどのような業務を?

大学卒業前からその会社で仕事をさせていただいていて、私は主にメディアコンテンツの責任者、要するに編集長の立場として東南アジア向けのメディア運用を任されていました。出張で毎月のように東南アジアにも行っていたので、当時は英語もめちゃめちゃ頑張ってました。

ーーなかなかアグレッシブに活動されてたんですね。事業自体は順調に成長をされましたか?

それが、実はキャッシュアウトのため2年でクローズしてしまったんですよね。私は創業メンバーの一人でしたし、共に心血を注いだ仲間と解散するのは本当につらかったです。
その後はたまたまご縁があって別のスタートアップで働くことになったのですが、実はトリビューでCTOを務める小尾さんとはこの会社で出会いました。ちなみに、トリビューCEOの毛(もう)さんともこの時に出会ってました。その会社に出資をしてくれていたVCで毛さんが働いてたんですよ。

ーーそんな出会いがあったんですね!原田さんは、そこではどのような業務を?

その会社でも自社でメディアを持ってたので、その運用をしたり広告運用をしたり、あとはインフルエンサーのアライアンス周りも担当していました。他にも法人営業を担当することもあって、正直とても忙しくて大変だったんですが、社員みんなから必要とされているような感覚を持つことができていましたし、なにより「自分の力で稼ぐことができている実感」もあったので楽しかったです。

ーーそこまで仕事にコミットできた理由はなんでしょうか。

その会社も、社員がお互いのことを家族レベルに想い合える関係性ができていたんです。自分をさらけ出す人が多くて、その分、自分のことも受け入れてくれて。
特に社長の影響は大きくて、社長が私へ真正面からぶつかってきてくれたからこそ、私も自分を出せるようになったし、周りのみんなもそれを受け入れてくれるようになりました。社長を中心に家族のような関係性が築き上げられていったというか。
家族ってやっぱり特別な存在で、家族のためなら身を削れるじゃないですか。そんな雰囲気だったので、とにかく周りの人たちを幸せにしなきゃという想いで働いていました。
でも実は、そんな2社目もキャッシュアウトで事業を止めることになってしまいました。家族同然に思っていた人たちとの繋がりもそれで断たれてしまうことになるので、この時もショックがとにかく大きかったです。

トリビューを選んだ理由

ーー確かにそれはメンタルへのダメージが大きいですよね……。でも、2社連続でキャッシュアウトでサービスがクローズした経験がある原田さんが、なぜ再び「トリビュー」というスタートアップの事業会社に?

たしかに2社連続でキャッシュアウトで事業をクローズした体験はトラウマのようになってしまって、そのあとは組織に所属せずに2年間ほどフリーランスで働いていました。家族が解散してしまう感覚を再び味わう可能性があるのがこわかったんです。2回あることは3回あると思ってしまってて、どこか自己嫌悪になっていたんですよね。
それでフリーランスになることを決めたわけですが、フリーランスになる時もなった後も「私にできることがあれば言ってください」と周りの人に声をかけ続けていたところ、2019年の3月頃に小尾さんから「トリビューで働いてくれる良い人、誰かいないですか?」と連絡をもらったんです。
その時に、私の友人を小尾さんに紹介しただけではなくて「っていうか、私いまヒマですよ」的なことも伝えてしまって、その日のうちにオフィスに行って仕事を始めました。

ーーとなると、「小尾さんに誘われた」というのは検討材料として大きかったのでしょうか。

小尾さんも私と同じように、過去に何度かサービスをクローズさせた経験がある人なので、その痛みを分かっている小尾さんがなぜトリビューにジョインしたんだろうと考えた時に、「ここなら勝てる」と思ったんですよね。
CEOの毛さんの人柄もそうだし、事業内容もそうだし、勝ちにこだわりが強い小尾さんの姿勢を見ていたら憧れのようなものも感じるようになって、「もう一度チームでやってみよう」という気になったんです。

ーートリビューでは美容医療・美容整形に関する事業を展開していますが、その分野についてはもともと知識はありましたか?

それが、全然わからなかったんですよね。でも思い出してみると意外と身近なところに美容整形経験者が多いことに気付きましたし、トリビューにジョインしてからは自分自身も美容整形をやりたいと思うようになりました。
手段はなんであれ、それによってきれいになることができるなら、とても素敵なことだと思うんです。でもまだまだ日本だと美容整形に対してネガティブなイメージを持たれることも多いと思うので、そのイメージを少しでも明るい方へ持っていきたいと思っています。
たとえば美容整形の先進国である韓国だと、軽い施術であれば美容室に行くのと同じくらいの感覚で美容クリニックに行く人も多いのですが、この日本と韓国の美容整形に対するイメージの差を、トリビューというサービスを通じてなくしていきたいです。

「世の中を生きやすくしたい人たち」が偶然集まった

ーートリビューにはどのようなメンバーが集まっている印象がありますか?

一言で表現するなら「自由」ですね。個がはっきりしていて、各々の個性の強さが伝わってきます。あと会社全体で見ると、先日の合宿の記事でも触れられていましたが、「人の良いところを見ようとする文化」「良いところをさらに伸ばす文化」というポジティブな雰囲気はとても良いのではないかと思います。気を遣い合うような変な上下関係も無いので仕事がやりやすいです。

ーーたしかにトリビューは、社員も業務委託もアルバイトもインターンも、みんなの意見を取り入れるフラットな組織である印象が強いです。

そうなんですよね。年齢も性別も立場も関係なく意見を言い合える雰囲気ができているというか、本当に良い意味でフラットな組織だなと。会社に関する情報は全員に開示されるし、契約形態に関わらず業務にコミットさせてくれるから、自然と全員に帰属意識が生まれているような気がしています。みんな「トリビュー」を一緒につくっているメンバーなんですよね。

ーーその他に、トリビューという会社の特徴は何かありますか?

事業の特性もあるのかもしれませんが、たぶんこの会社って社会的なマイノリティが集まってると思うんですよね。「今まで生きづらかった」みたいな人がたまたま集まってるような気がします。
だからこそ、自分らしく生きるために自分を応援したいし、同じように周りの人のことも応援したい人が多いんじゃないかなと。全員に共通している想いは「世の中を生きやすくしたい」ということだと思います。
トリビューには「許容しあう文化」が確実に形成されてきていますが、これは誰かが作ろうとしたものではなくて自然発生的に生まれた文化です。この文化はこれからも大切にしたいです。

ーーそのような文化が徐々に形成されつつあるトリビューですが、原田さんとしてはどのような人材と「これからのトリビュー」を形にしていきたいですか?

私は「社会貢献したい」「仲間の役に立ちたい」という意識を持った、ある程度大きな視野と高い視座で物事を考えている人と一緒に働きたいです。
私は昔ヤンキーでしたが、今は武士のような生き方をしていると思っていて、戦いを挑まれたら国(=トリビュー)を少しでも良くするためにとことん戦いたいですし、自ら戦いに挑みたいんですよね。なので、私と同じ武士のような意識で仕事に取り組む人は個人的に好きですし、一緒に働きたいと思っています。

ーーさいごに、今後トリビューでどのような仕事をしていきたいですか?

私は仕事に対して武士のようなスタンスで取り組んでいますが、具体的に「こんな仕事がしたい」というのがもともと無いんです。今まで、その時の状況に応じて「私それやりますよ」と手を挙げてきたので、トリビューでもそのような小回りの効く働きができればと考えています。
ただ、人とコミュニケーションを取ることに対してストレスが無い点は私の強みだと思うので、たとえばCEOの毛さんの想いや考えを、営業や広報などの活動を通じて社内外に正しく伝えていくような仕事は続けていきたいです。
私にとって「スタートアップ」は”生き方”だと思っていて、妥協するのは嫌いですし、一生現役で戦い続けていきたいです。

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