こんにちは!
ispecで採用広報を担当している小泉です。
ちょうど1年前、ispecの「ハーフ&ハーフ面談」についてお話しました。
この時はまだ人形町のビルの一室をオフィスにかまえていた頃で、少人数体制での運営。もちろん採用や人事制度も今のように整っておらず、CEO島野さん自身も率先して面談を行なっていました。
そこから1年。
ispecも成長を遂げ、今では採用担当が面談を担当するように…!
そこで今回は、wantedlyでの採用を強化しているispecの面談を担当するお二人に、
前と変わったことや、現在の面談の様子など聞いてみました🙂
この一年で「ハーフ&ハーフ面談」は進化を遂げていた!
(左)CTO 山田さん /(右)採用担当 山家さん 名付けて「⛰チームやまやま⛰」
ー 採用チームが強化され、1年前の採用から変わったことは?
山田:僕と山家のハーフ&ハーフになったよね。
山家:そうなんです。ただ、少し違うところもあります。以前は「前半の30分で会社の説明/後半30分は相手から質問を投げてもらう」という形式。
それが現在では、僕が最初の30分で会社の説明/山田さんが後半の30分で技術的な話をするようになりました。
山田:特別に質問の時間を設けるよりは、説明していく中で適宜に質問してもらったほうがコミュニケーションがとりやすいので。ここが一番変化したところです。
山家:あと、技術的な話って時間の区切りがないと1時間くらいはふつうに話していられるんです…。だから、会社の魅力を伝える貴重な時間をおざなりにしないためにもしっかりと区切り、後半で思いのままに技術的な話をしてもらうという意味もあります。
ー "面接官が横にズラっと並んで質疑応答していく"というイメージがある中、なぜispecではそのような面談形式を続けているのですか?
山家:これは僕らの思想の話なんですが、面接官がいて企業側が採用する(決定権を握っている)っていうのは、どうしても企業が上に立っているじゃないですか。僕らはそれを払拭したくて…。
そもそも採用というのは、こちらが提供できるものと相手が求めているものがマッチするかどうか、という話なのでお互いフラットであるべきだと思うんです。
山田:面談と言っても、至ってふつうの会話をしています。興味を持って面接に来てくれた方には、ispecをさらに魅力的に感じてほしくて。もちろんispecの条件にマッチする方がいればぜひ弊社を選んでもらいたいので、まずはispecの魅力をしっかり伝えることを第一にしています。それにはやっぱり、少人数でふつうに会話するほうが伝わりやすいよね。
ー つまり、企業である自分たちが"選ばれる側"というスタンス?
山家:まさにそういうことです。「こちらに採用の判断基準があって決定権を握っている」というよりは、あくまでも「お互いの条件がどれくらいマッチしているのか」を確認するための面談です。僕らはこういうものを提供しているので、もし条件が合っていればうちに来てください、というスタンス。あと面談の最後には必ず、『ispecよりも魅力的だと思った会社があればぜひそちらを選んでください』とお伝えしています。
山田:確かに毎回言っているね(笑)1年前と比べれば、こういった思想の部分もかなり固まってきたのかも。
山家:僕はひとことでまとめると「お互いに幸せになりたい」。これに尽きます。
山田:僕もそれは一緒です。面談する側も、される側も本質的には変わらないと思っています。それに、面談って実は自分たちの会社をアピールできる最高の場ではないでしょうか? そういった意味でも、僕らは常にフラットです。
ispecの面談ではどんなことを話すのか
ー 面談では具体的にどのような話をしているのか知りたいです。まず前半の30分、山家さんはどんな話をしていますか?
山家:まずispecがどういうことをしているのか、それをどこまで聞いている・知っているのか。これを最初にお聞きして、何も知らない状態であれば、
- ispecが受託開発会社であること
- エンジニアがどのくらい在籍しているのか
- 開発の内容はどういったものか
- 開発の具体的な進め方
などなど、前半では会社の説明をしていきます。
あとは就業規則や形態について。ispecは役員以外のエンジニアはフリーランスなので、雇用ではなく業務委託であることなどもここでお伝えしています。こういった話の中で気になった点があれば、その場で質問してもらっています。
ー 後半の30分はどのような話題に?
山田:後半は、僕から技術的な話をさせてもらっています。
例えば、
- 得意な技術
- 今までどういう言語を触ってきたか
- 今はどういう技術に興味があるのか
- どういったプロダクトが好きか
といったようなこと。
特にispecは開発受託会社なので、エンジニアとしてどういうプロダクトに貢献できるかという質問をします。その時に「こういう技術に興味ある」とか「こういう技術使うとユーザーの体験がリッチになる」と言ってもらえると、弊社でも今こういう技術を使っていて…といったように話を深めていくことができます。
技術的な話をする際には、前半のようにこちらからバーッと説明するよりは良い意味で"お互いの探り合い"を大切にしています。話をしながら、どういったところに「相手ができて」「弊社ができていないこと」の差があるのかを意識しているんです。
ー そこでお互いにマッチしているかどうか判断している?
山田:はい、技術的な部分に関しては基本的にこういった話の中で判断しています。あと、弊社の採用方針としては社内全体の技術力を少しでも広げていきたいところなので、そういった観点からもお互いに深堀りしていきます。
特にここ最近は、IT企業全体でエンジニアの採用基準も徐々に上がっているようです。もちろん弊社も、有力なエンジニアにはispecのことを気に入ってもらいたい。しかし僕らが自分たちの魅力を説明する力が無いと、せっかく素敵なエンジニアが面談に来てくれたとしても一緒に仕事をしたいと思えるほどの興味を持っていただけません。そこはこれからも試行錯誤しながら、採用チームと共に成長していきたいところです。
【 前編まとめ 】
ispecの現在の面談形式は…
■ 前半:会社の魅力をお伝えする!
■ 後半:技術的な部分がお互いマッチしているか確認!
✨お互いに良い関係であるために常にフラット✨
後編では、選考基準についてお伝えしていきます。お楽しみに!
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