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仕事は“人対人”の勝負。識学の魅力を提案する人の魅力が大切

【株式会社識学 取締役 副社長 梶山啓介】
2015年の創業からわずか4年で東証マザーズ上場を果たした株式会社識学は、いま最も勢いに乗っている企業のひとつだ。その創業メンバーの一人であり、取締役兼講師として活動する梶山啓介は、事業拡大の流れとともに人材拡充の必要性を実感している。何より求めているのは、ひとつのことに夢中になれる特大のエネルギーを秘めた人材だ。

識学の創業者である安藤広大との出会いが、人生を変えた

私は新卒で外資系の銀行に入行したのですが、8カ月で辞職して、25歳の時に起業しました。識学と出会ったのは起業して5年目くらいのこと。識学の創業者である安藤が、当時のクライアントであった企業で顧問を務めることになったのです。まずは共同経営者だった人間が安藤と知り合い、「面白い人がいるぞ」ということで会食することになりました。
当時の私は、自分自身が置かれた状況に限界を感じていました。安藤にそれを相談したところ、1カ月前に識学を学び始めていた彼に薦められる形で私自身も識学を学び始め、その後、私が経営していた会社で識学の営業代理業務を担当させてもらうことになりました。
つまり兄弟子である安藤を売り込む営業をしていたのですが、それをきっかけとして、安藤が識学を会社として立ち上げるタイミングで私も創業メンバーとして加わることになりました。

(創業時の決起集会の写真)

当時の私が考えていたのは、自分自身が、最終的に何をやりたいのかということです。その答えとして頭に浮かんだのが、「人に何かを教えること」でした。
私はずっと営業マンとしてのキャリアを築いてきたのですが、常に最前線で突っ走るタイプだったので、「組織のトップに立つキャラクターじゃない」と言われていたんです。でも、だからこそ組織論に対するポリシーのようなものがなかった。識学が頭の中にスッと入ってきたのはそのためです。学びながら、探していた「人に何かを教えること」についても「これだ」と発見した気がしました。

結果を出し続けることで、識学の魅力を広めることができた

私自身が感じた識学の最大の魅力は、自分が使って効果があるというより、あらゆる組織にとってとても有用であるという“売る側”としての意識にありました。当時の私はこう思いました。これはすごいものを見つけた。これを求めている人や会社は世の中にたくさんあるに違いない。しかも、むしろ怪しいほどほとんど世に出ていないぞ、と(笑)。
当時は識学にハマった私のことを疑いの目で見る人もいました。そんな中で大きなモチベーションとなったのは、とにかく結果を残すことです。組織を有機的に動かすための識学が理論的に正しいということを、誰が見てもわかる結果として出す必要がありました。もちろん、それほど長い時間をかけることなく結果が出たので、私自身は「やはり」と感じました。
そこから現在に至るまではあっという間でした。上場企業、有名ベンチャー企業、スポーツチーム等、導入社数は1000社を超え、2019年1月には東証マザーズ上場を果たしました。

求める人材は、どこまでも夢中になれる人

2015年に創業して、識学は5年目に突入しました。現時点での我々が求める人材像ははっきりしています。ひとことで言うなら、ひとつのことにどこまでも夢中になれる人。言い方を換えれば、他人から見て少し“変わった人”に見える人です(笑)。ものごとを追求し、行動し、学びながらどんどん前に進める人。そういうエネルギーのある人を積極的に採用しています。
ただし、そういう“少し変わった人”ばかりでは組織は成り立ちません。そういう意味においては、いろいろな役割に適応する人材を求めているので、バラエティに富んだ人とお会いできることをいつも楽しみにしています。
ちなみに私自身が最終面接を担当しているのですが、やはり注目しているのは「自分の言葉で話せるかどうか」です。私たちの仕事は“人対人”の勝負ですから、識学の魅力はもちろん、それを提案する人の魅力こそがとても大切な要素であると考えています。
もちろん、識学に対する一定量の知識や興味が求められることは間違いありません。ただし、それについては実際にお会いして言葉を交わせばすぐに伝わってくるので、あえて強く打ち出すことはしていません。

識学は企業として“次のフェーズ”に突入する

当社の今後についてですが、やはり識学を販売する営業マンが識学をより深く理解するためには、識学を実践する経営者としての経験を積むことも必要だと考えています。幸いにも私にはその経験がありますが、すべての社員がそういう経験を積んできたわけではありません。それは当社における社員育成の課題であると考えています。
事業面においては、組織論における実績をこれからも地道に増やしていくことが当面の目標です。そうして事業拡大を続けていけば、間違いなく人材の不足に直面することになるでしょう。東証マザーズ上場をひとつのきっかけとして、会社は次のフェーズを目指すサイクルに突入しています。
それから、私個人としては識学を海外にも広めたい。20代の頃に掲げた「人に何かを教える」という目標はもちろん今でも持ち続けていて、「40代で識学を海外に」はそれを実現するために必要なステップであると考えています。

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