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建築業界、この先どうなる!?~構造認識で建築需要を読む~

今後の社会はどうなるのか、いまほど求められている時はありません。


新型コロナウイルスは、私たちの生活を一変させました。この一年、建築プロジェクトも先送りや凍結が相次ぎました。来年度にかけて着工床の急落は間違いありません。しかし、予測しようとしているのはその先です。

営業戦略には短期と中期と長期の視点が必要といわれます。重要なのは大局を示す長期。どの市場に切り込んでいくのか。長期的な見通しがなければ、組織を動かすことはできません。その流れをつかむには過去の変動を構造的につかむことが不可欠です。

建築の着工床が重要な基礎データになります。しかし、それは結果でしかありません。これを読み解くには、需要を発生させている原因構造をつかむ必要があります。その射程は少なくとも戦後70年間のスパンが必要です。


さらに、その大局の変化を見極めるためには、過去200年、さらに最長3000年に及ぶ人類史の構造的な理解が不可欠になると思われます。

今回、私たちはそこにチャレンジします。それが必要な局面であると感じているからです。

分析には以下の3つの視点が必要だと考えています。

1)建築需要はゼロにはならない。その限界点としての「基礎需要」はどの水準なのか。

2)そこで残っていく用途・機能はどういう構成になるのか。

3)今後の社会期待の変化によって顕在化してくる新しい建築需要は何なのか。


さらに、社会・経済の構造が大きく転換しようとしているいま、人口移動や発注構造の変化は起こるのか。建設データからは分からない、社会変化の状況認識も加えながら、大胆な予測も加えていきたいと考えています。

現在、追求途上ではありますが、一次データを以下にまとめています。

これを見るだけでも、さまざまな状況が分かってきています。


時代区分は戦後20年、そこからバブル経済のピークまでの20年間、そしてバブル崩壊以降現在までの30年に大きく区分されます。それぞれの建築需要の意味するところの解明を端緒にして、そこから今後数十年の建築需要を大胆に予測します。

また、人口の要素は着工床とあまり関係が無いように見えていましたが、指数でみるとかなり連動していることがわかってきます。とくに、年齢層を変えていくとそれが鮮明になるところが興味深い点です。


ブログでの発信は、少なくとも3回を予定しています。初回は、追求の背景にある問題意識を示しました。

現段階でまとめたデータを提示しておくので、読者の方々は、ぜひさまざまな視点から分析してみてください!

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