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UI/UXができないサービスデザイナーが生きていくために必要なこと

サービス開発部の山口です。今年度はデバイスと絡めたサービスをどんどん出していくぞ!との気持ちを持って、Qrioでは先日デザイナー採用を開始しました。

デザイナー
モノとインターネットの力で生活をより便利にする製品を提案したいデザイナー!
私たちは「ユーザーにとっての体験価値」を出発点にして、商品やサービスを開発しています。 例えば「Qrio Lock」の場合、外出・帰宅するときにカギはどうあるべきか、どういう状態になるのがベストかなどを考えながら開発しました。 そこで出した一つの答えが、”カギが自由になる生活”。 その世界観はぜひサイトでご覧ください。https://qrio.me/smartlock/ ▼製品・サービス 《Qrio Roomon》不動産事業者向けクラウドキーボックス https://qrio.me/smartlock/roomon/ 『Qrio Lock』 https://qrio.me/smartlock/ 『Qrio ただいまキット』 https://qrio.me/tadaima-kit 《カギカン》法人向けサービス https://kagican.jp 『Qrio Smart Tag』 https://qrio.me/smarttag/ ▼受賞歴 2018年度「グッドデザイン賞」Qrio Lock、Qrioただいまキット 受賞 2016年度「グッドデザイン賞」Qrio Smart Tag 受賞 2015年度「グッドデザイン賞」Qrio Smart Lock 受賞
Qrio株式会社


サービス開発部は、ざっくり言えば「デザインの部署」です。なので、普通に考えるとグラフィックデザインができる人が所属する部署なのですが、何を隠そう私はUI/UXができません。

UI/UX、「アプリやWebサイトにおけるUIの見せ方や手触りを考えて、最終的にUIのデザインをアウトプットする役割」と言う期待値の人が多いのかなと思っています。Qrioではここにハードウェアが絡んでくるので、梱包箱やパンフレット、展示用のバナースタンドの見せ方を考えるようなシーンも出てきます。そんな中、日頃自分がやっていることは、事業企画者が実現したいアイデアを聞いて、再度解釈した上で改めてユーザーストーリー含めたサービス企画に落とすことです(そしてたまにjsも書く)。その上で、隣の席のデザイナーに「こういうことを実現したいんだけど頼む・・・!」と依頼しています。

これまでのキャリアの中で何となくUX界隈、HCD界隈のLTをしたりしていたので、(UIデザインはできないのに)UIの相談を受けることがちょくちょくあります。最終的なアウトプットは知人のUIデザイナーにお任せすることになるのですが、そういった場合も大体はいきなりワイヤーを書き始めるのではなく、そもそもこの事業は何で、どういう人が使って、どんな機能があるべきなの?といったひとりブレストから始めます。

最初の段階では「これからこんな事業をやるのでUI考えるの協力してね」という相談が来るので、依頼者の期待値としては、「いつワイヤーが上がってきて、デザインが仕上がるのか」と言うことが中心になると思います。でも、そんな中でいきなりユーザーストーリーを書き始めたり、サービスの完成イメージを元に必要な機能の洗い出しを行い、その上での課題整理を行ったりしているので、状況としては開始2週間くらいはワイヤーのワの字も書いていません。人によってはいいから早く着手してくれよ、と思われるかもしれません。

でも、

仮に自分にグラフィックスキルがあったとしても、UI/UXからだけやるのって、実はすごく難しいんじゃないか?

と思うのです。

IoTに関わるサービスは特になのですが、サービス全体として見たときに、アプリのUIはその中のほんの一部です。実際は、店頭やECサイトで見て、実際に購入した後に箱を開封して、セットアップしようとしてアプリを触る、その上で本体デバイスを日々使うことになるので、仮にサービスで実現したい状態と現実の間に課題があったとき、アプリのUIだけで解決できることは希です。ソフトウェアで解決するの?ハードウェアで解決するの?と言った議論も、事前に行っておかないと、発売後カンタンに直すことはできません。

そういった事情の議論なくUIを考え出してしまうと、局所最適なサービス検討はできているが、全体最適としては成立していない状態が生まれます。そういう意味では、「UIだけやる」と切り出して仕事をするとしたら、事前にディレクターがその辺りの懸念を全て露払いする、あるいは事業検討段階からデザイナーを巻き込む必要があると思うのです。

さらに言えば、自分が実際事業責任者だったとしたらどこまで考慮して、どんなサービスに落とし込むのか全体を見渡しに行って、それからまたUIに帰ってくるくらいのことをしておくと、後々こんな筈ではなかった、ということに遭遇する確率が減るように思えます。そういった情報なしにUIを考えるのは、とても難しいことではないかと。。。

自分自身も事業責任者のようなことをやらせて頂いたこともありますが、当事者になると日々余裕なく事業を推進していくこととなり、いくらか抜け漏れが出てしまうことも(自分は)よくありました。そんな中で、客観的にサービス全体を考えてみて「この辺って考慮した方が良いのでは?」と言う議論が事業責任者とできると、結果的に手戻りも少なくサービス全体の品質も向上できて、全体最適に合ったUI要素の洗い出し、落とし込みにつながりやすくなります。

すぐにUI考えてよー、と言われつつも、一旦自分がこのサービスを使うとしたらどんな風に使うだろう、どんな期待値を持つだろうと言う部分から始めた方が、最終的にも早く、いいサービスができるんじゃないかと思います。なので、UI/UXができないサービスデザイナーが生きていくために必要なことは

事業責任者を超えるくらい、どれだけ脳内でサービスについての妄想がはかどるか

と、個人的に思っています。(もちろん、その妄想、仮説が結果的にあっていたのかの定性・定量調査も大事です!)

長くなりましたが、Qrioでは日々サービスの妄想や調査にも付き合っていただけるデザイナーの方を積極的に募集しております。ご興味を持って頂けた方はぜひ、ポートフォリオ片手に話を聞きに来て下さいね!

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