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Oracleコンサルタントが語る、自動化の未来。これからの時代は「美意識」が必要!?

2018年10月24日、「"Oracle Autonomous Database Cloud"は我々に何をもたらすか?」というテーマで、Oracleコンサルタントを代表する4名(有滝、塩原、佐伯、渡辺)によるパネルディスカッションが行われました。ワインやジュース、軽食を片手に、和やかな雰囲気でイベントがスタート。

"Autonomous Database"とは?

有滝:"Autonomous Database"を直訳すると、「自主的に動くデータベース」です。簡単に言うと、「データベースの運用やチューニングなどを自動化する」というOracleのクラウドサービス。DBAがやっていたことをすべて製品がやる、というコンセプトですね。

重要な特徴としては、
・塩漬けになりがちなパッチ適用を自動で更新。
・データを非常に貴重なものとして扱っており、セキュリティを非常に重視している。
・自動メンテナンスによって、人的ミスをなくすことができる。
などが挙げられます。

システムの自動化はどのくらいのスピードでやってくるのだろうか?

有滝:さて本題に移りますが、「"Oracle Autonomous Database Cloud"は我々に何をもたらすか?」というテーマについて、いくつかのトピックに沿ってパネルディスカッションを進めていきたいと思います。
最初のトピックは「システムの自動化はどのくらいのスピードでやってくるのだろうか?」。これについてどう考えていますか?

塩原:30年前に「オープン系で動くデータベース」というコンセプトで出てきたのがOracle 6です。その頃は汎用機ばかりでしたが、現在は一部の基幹系システム以外はほとんどオープン系になりました。
ですからデータベースの自動化も、30年くらいかけて当たり前になっていくのではないかと思っています。ただ汎用機同様に、データベースの自動化を採用しないシステムも一部残ると思います。

佐伯:飛行機の自動運転は何十年も前から進んでいますが、それは一旦空に上がってしまえば安定しているからです。最近になって、ようやく車の自動運転が実用化され始めましたが、車の場合は飛行機と異なり、複雑な環境に適用する必要があったために自動化が遅くなったのです。
データベースも同様に、用途や機能によって、自動化が進む時期が異なると考えられます。Oracle Open World(*1)では、2025年がキーワードになっていますが、ミッションクリティカルなシステムは精密な検討が必要なので、自動化される時期は遅くなるでしょう。

*1 Oracle Open World:
Oracleが毎年10月にサンフランシスコで開催しているカンファレンス。Oracle製品の最新情報や業界動向について語られる一大イベントとなっています。



我々のキャリアはどうなっていくのか?

渡辺:ルーティン業務は必要なくなっていくでしょう。具体的には、ハードウェアの死活ランプの確認、CPUの閾値監視、バックアップの成否確認など。ただ「DBAの仕事がなくなる」とはちょっと言いすぎかなと。フェーズによって、今後も残る業務はあると思います。
例えば構築に関しては、クラウドによってかなり容易になったので、なくなっていく業務だと思います。またパラメータ設計についても、今後自動チューニングの精度が上がっていくにつれて縮小していくでしょう。しかし、方式設計などのアーキテクチャを検討する業務は、パターン化しにくいため今後も残っていくと考えられます。

佐伯:仕事がなくなる、というより、やる内容が変わるだろうと思っています。マルチクラウド(様々なクラウドサービスを組み合わせて最適な設計を考案する)などのアーキテクチャ系の仕事や、AIの仕事などは今後増えていくでしょう。

参加者の意見も交え、議論が盛り上がります

有滝:「自動化時代に、我々はどう生きるか?」という議論について、みなさんはどうお考えですか?

参加者A:お客様ときちんとコミュニケーションを取れる力が必要だと思っています。そこは結局人と人なので、説明する技術や、裏付けとなる技術的なバックボーンを磨く必要があると感じました。

参加者B:私は現在メーカーで働いています。自動化によってルーティン業務が削減されたら、遊びや芸術性を含んだ作業に時間を使うようになるのではないかと思っています。
現在は効率性を求める仕事に着目されがちですが、仕事の価値観が変わっていってほしいですね。

渡辺:芸術性って意外と重要ですよね。余裕を持って、仕事を楽しむ。楽しんで作るシステムをやりたいです。

佐伯:「コンサルにこそ『美意識』が必要だ」という記事もありましたが、今後「遊び」の要素が必要になってくるのではないでしょうか。


おわりに

今回の勉強会を通して感じたのは、今後の世界は「変化」が一つのキーワードになっているということ。「AIや機械学習の登場によって、私たちの仕事が大きく変わる」とは言われてきましたが、その波がデータベースにも及んできたのだと実感しました。

日本オラクルには、データベースをはじめ、データ・アナリティクスクラウドアーキテクトなど、機械化されにくい高度な分野で活躍しているメンバー達が多く在籍しています。またOracle Cloudの基盤も第一世代から第二世代へと刷新が進んでおり、さらにセキュアで高速なクラウドサービスを提供できるようになっています。
自分で最先端の仕事を作っていけるところが、日本オラクルで働く面白みの一つかもしれません。

こちらの記事では、社内の雰囲気をインタビュー形式で紹介しています。あわせてご覧ください。

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