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「時には、一歩引いてみる」完璧主義だった僕が、モノづくりへの思いを改めた理由。

ニジボックスには面白い経歴を持っている人や、自分だけの哲学やスタイルを持っている人など、個性あふれるメンバーがいっぱい。そんなメンバーの人としての魅力、ITのモノづくりへの信念などにフォーカスした、このインタビュー企画!第2回目は、デザイナー兼マネジャーである神田さんです。

普段はリクルートグループの二つの部署に常駐して、大規模案件のUIデザイン・ADの業務をしながら、マネジャーとしてメンバーのマネジメント業務も行う神田さん。もともとアーティスト気質で完璧主義だった神田さんが、あるできごとをきっかけに改めることになったモノづくりへの信念とは…?最後には、神田さんが一緒に働きたい人の理想像の紹介も。ぜひ、最後までお楽しみください!

背景師から、デザイナーへ。事業方針とともに変わっていった働き方

——まずは、神田さんがニジボックスに入社するまでの経緯を教えてください。

大学は美術系の大学で、専攻は情報デザイン学科でした。その中でも、今のようなデザインの仕事に直結することを学べるコースと、アート寄りのコースがあって。僕は当時、後者のアート寄りのコースに在籍していて、今とは全く違う路線の作品をつくっていました。銀座のギャラリーで、展示をすることもありましたね。卒業後は、現代アート作家の工房で1年間働いてから、再び同じ大学の大学院へ。イラストレーションを学びながら、何かアルバイトをしなくちゃなあと思うようになって、2012年にニジボックスに入りました。

——アルバイトとして入社した当時のニジボックスは、ソーシャルゲームの開発案件が多かった時期ですね。神田さんは、どんな仕事をしていたんでしょうか?

入社当初は背景師として、ソーシャルゲームアプリのUIに使うイラストを描く仕事がメインでした。でも、最初はどうしても自分の得意とするリアルなイラストしか描けなくて…。女性向けのゲームアプリなのに、まがまがしくて男くさいイラストを描いて、上長に怒られたこともありました(笑)。当時はイラストの描きわけとか、全然わからなかったんです。デザイン業務も時々任せられていたんですけど、今なら1時間くらいでつくれるような簡単なバナーを制作するのに1日かかっても終わらないことがしょっちゅうあって、よく怒られていました。

——神田さんに、そんな時代があったとは。その後、ニジボックスの事業方針の変更とともにWebデザイナーに転向し、リクルートグループの案件に携わるようになったということですね。

そうですね。今はリクルートプループの二つの部署に常駐して、UIデザインやAD業務をしながら、15人くらいのメンバーのマネジメント業務も担当しています。入社当初は「背景師としてこれからやっていくぞ!」と思っていたので、「イラストはもう描かなくていいから、デザイナーに転向してみない?」と言われた時は、突然のことでびっくりしました。マネジメント業務を任せられることになった時も、突然のことでしたね(笑)。でも、今振り返れば、事業方針の変更とともに次々と新しいチャンスを与えてもらって、働き方とともに自分の思考も変わっていったなあと。どれも最初は自分から望んだことではなかったんですけど、今考えてみれば全部自分のためになる選択肢を与えてもらっていたなと思います。

チームを去っていったメンバーの一言が、僕の間違いを気づかせてくれた

——とはいえ、突然マネジャーになることに多少の抵抗はあったのではないでしょうか?マネジメントをするようになった当初、大変だったことはありますか?

ずっとプレイヤーとして働いてきたので、マネジャーになったからといって、すぐにはメンバーに目線を合わせることができなくて、うまくいきませんでした。「あの人にはついていけない」と言われてしまったり、結果的にメンバーの労働時間が増えてしまったり。自分が完璧主義な性格だったのでメンバーにも追求しすぎてしまい、彼らに負荷をかけていたんです。でも、僕にはその自覚が全然なくて。一番印象に残っているできごとは、僕の元でチームリーダーとして働いていたメンバーの子に「神田さんが上にいると、自分はこれ以上成長できないんです」と言われたこと。彼にそれを言われた時に、「ああ、僕のやり方は間違っていたんだな」と初めて気づいたんです。

——やり方が間違っていたというのは、どういうことでしょうか?

ある大規模なプロジェクトがあって、クライアントさんからは「今回はコストをかけられないので、神田さんに担当してほしい」と言われて、僕が担当することになったんです。でも、今考えればクライアントさんの意見を押し切ってでも、僕ではなくて彼に任せて、僕はフォローにまわるべきだった。多分、優秀なマネジャーならそうしていたと思うんですが、当時の僕はそうなれなかった。今思うと、あの時の僕は上司として至らなかったなと思います。

——彼の言葉が、神田さんのマネジャーとしての働き方を改めるきっかけになったと。その時の体験を経て、実際にモノづくりや仕事に対する考え方は変わりましたか?

前までは「プロとして誇りを持て」という考え方が、自分の中でのモチベーションになっていました。もちろん今もデザイナーとして、プロとして誇りを持つことは大切だと思っていますが、時にはプチ妥協することも大事だなと思うようになってきたんです。みんな「良いモノをつくりたい」という思いは一緒なので、彼らと協働していくには僕個人のこだわりの強さやプロとしての誇りだけじゃなくて、一歩引いてみることも時には大事なんだなと、思うようになりました。

苦手なことや弱い部分があっても良い。そこをお互いに、補えるかどうか

——「一歩引いてみることも大事」。とっても深い、身にしみる言葉です。それでは最後に、神田さんが一緒に働きたいと思う人物像について教えてください。

誰かと一緒に何かをつくりあげることに、喜びを感じられる人と一緒に仕事をしたいですね。自分一人が良ければいいというわけではなくて、周りのメンバーのことを思いやれる人。ニジボックスは、そういう人を大切にしている会社なので。苦手なことや不得意なことがあったって、良いと思うんです。そこを補ってくれるメンバーがニジボックスにはたくさんいるので、お互いに補い合って良い仕事をしていけたら嬉しいですね。

(聞き手・執筆:金子摩耶 撮影:伊藤徹也)

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