弊社の中途入社社員と、中途採用担当が本気で転職について考える企画第一弾。
本日は大手企業から初めての転職でネクストビートに入社した高橋(写真:左)と、中途採用担当の木村(写真:右)との対談をお届けします。
月に約100名の面接を行う人事の木村がぶっちゃけ感じる「面接での違和感」・「面接で重視している意外なポイント」や、「新卒・中途の転職市場の違い」等もお話ししております。
【経歴】
高橋 翔(たかはし しょう)
早稲田大学卒業後、2018年4月新卒で大手IT企業へ入社。同企業出身ネクストビート社員紹介で2020年10月にネクストビートへ入社し、KIDSNA(キズナ)コネクトセールスを担当。お笑い芸人と会社員の二足の草鞋で活躍中。
木村 優樹(きむら ゆうき)
2016年4月新卒でユナイテッド株式会社へ入社。広告部署でメディアバイイングに従事。トレーディング事業部立ち上げを経験し、採用育成部へ異動。全職種新卒採用メインに、研修や文化醸成も担当。Tech人材育成のスタートアップを経て、ネクストビートへビジネス職中途採用担当として入社。
まずは高橋の転職の経緯から伺っていきましょう。
木村:転職を考え始めたきっかけを教えてもらえますか?
高橋:新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下で、前職が完全にテレワークになったのですが、そのタイミングで改めて「このままでいいのか?」とキャリアに関して見つめ直しました。
木村:具体的にはどういう部分に違和感を感じていたのでしょうか?
高橋:製造業のお客様の子会社の情報システム会社の方に、親会社に向けた提案を行う業務だったのですが、そもそも情報システム会社の方を通してしか営業ができず、お客様の顔が見えない点にもどかしさを感じていました。お客様の声を直接聞くこともできないため、何を価値提供できているのかもわかりにくくい中、テレワークになったことでよりその間接感が加速したように感じました。また役割としても、営業が提案しているというよりSEが提案している感じでした。営業はお客様の要望に応じSEをアサインするような調整役がメインで、正直、自分の介在価値を感じられませんでした。
木村:なるほど…前職においてキャリアパスはどんな感じになるのでしょうか?
高橋:30代後半くらいになると、プロジェクトリーダーになり、そのころにはSEに近い知識を蓄えることもできるのですが、かなり時間がかかることが見えており、その時間があれば他にできることがあると思いました。最近は年功序列の風潮も薄まってきているようですが、まだまだ残っている印象です。新卒の頃にはそのキャリアパスまでは想像できておらず、ネームバリュー等にも引っ張られて入社してしまったと反省しています。
互いに全てをさらけ出した上での納得の転職。
ネクストビートとの出会いは元同期。
木村:社員経由でネクストビートを知り、入社を決めてくれましたよね?
高橋:はい、前職の元同期がネクストビートで働いていて、相談にのってもらったのがきっかけです。転職エージェント経由でも見ていましたが、何をやっているのか・どんな環境なのか等の実情もすべて話してもらい、腹落ちできた上でネクストビートに意思決定できました。
木村:ネクストビートにはどんな点に魅力を感じてくれたのでしょうか?
高橋:ずっと探していた「自分の介在価値」を一番発揮できる場所だと感じました。
現在保育園のIT化を進め保育の業務軽減を図る、ICTシステムのセールスを担当しているのですが、お客様の声を直接聞きながらご提案ができる点や、さらにその提案内容が、そのまま社会貢献に繋がる点にとてもやりがいを感じそうだと思いました。
また実際に入社してみてからは、自分たちでサービスを作りながらお客様に届けられるという点で、自分の扱う商材への「愛」も強く感じます。開発部と営業部の距離感も近く、お客さんのニーズを元に、すぐに開発に活かせる点では、まさにプロダクトを開発と一緒に作っている感覚があります。
転職活動を通して変化したキャリア感、新卒と中途の違いとは?
木村:転職活動をしてみて、改めて意識するようになったポイントはありますか?
高橋:スピード感に関しては、転職活動の中で意識するようになりました。
今までは売ったことを感じるスピードも年単位と長かったのですが、自分自身の成長やお客様への価値貢献のためにスピード感も重要だと感じるようになりました。
木村:ちなみに転職活動中はエージェントからもお話しを聞かれていたと伺ったのですが、アドバイスされたことはありましたか?
高橋:とりあえず数多く受けた方がいいというアドバイスはもらいました。新卒に比べてエントリーシートも通りにくく、10個出して1個受かる位の感覚でいた方がいいと思うと言われました。また今までの経験、幼少期の経験等はかためた方がいいよと言われたので自己分析は改めて行いました。
木村:提案された求人に関してはどうでしたか?
高橋:社員とも会っていない状況だったので、情報がもっとあれば嬉しかったなとは思いました。友人経由の方が情報が多いのは当たり前かもしれませんが、OB訪問や、若手社員との会話等を通し直接情報収集したいと正直思ってしまいました。
木村:新卒と中途の就活の違いを感じる部分はありましたか?
高橋:ありがちですが、スキルとして何ができるのか?というのは重視されている感じがしましたね。。。
月に約100名の面接を行う人事が感じる、もったいないポイント
意外と見ているのはスキルだけではない?
木村:面接を日々行っている中で感じることがあって、アピールして欲しいポイントは意外とスキルだけじゃないです。会社によるかもしれないですが、ネクストビートのビジネス職において20代のうちはどちらかというとポテンシャル面を重視しています。仕事への価値観(考え方)と、その人が根本的に持つ性質的な部分では素直さ、前向きさ、謙虚さは特にカルチャーマッチの観点で大事なので確認しています。自分ができることとできないことを明確に言える、強みと弱みを客観視して自己評価できている人は将来性を感じるので個人的には応援したいと思う方ですし、カルチャーにもマッチすると思っています。
これまでの経験を活かしてもらうために、配属先・職種の参考に過去の職務内容も伺いますが、その想定事業以外の場所に所属いただくことになった際も中長期で活躍いただけるかも大事だと思っています。ベンチャー企業なので、日々状況が目まぐるしく変化する中で同じように変化に適応してカオスを楽しんでいってもらえたらという想いを持ちながら採用活動しています。
高橋:気が付いていませんでした。ここで答え合わせできました(笑)
今後は芸人とベンチャー社員の二束の草鞋で頑張っていきたい
介在価値を最大限発揮し、営業としてスキルアップを
木村:ちなみに芸人をやり始めたきっかけは?
高橋:元々お笑いが好きだったんですが、大学のサークルの延長で・・・照
木村:どうしてやる側?だったんですか?
高橋:一回だけやってみようとなってやってみたら意外とうけて、その快感が忘れられなかったんですよね。自分がやったことに対して直接リアクションが来ることが嬉しかったんです。それが僕がベンチャーという環境にあっている点かもしれませんね。
高橋(左)のコンビ「サーフボードストレッチ」のお決まりのポーズを人事の木村(右)も一緒に(笑)
自分のWillを当てはめ、成果で自分の道を掴んで欲しい
最後に、この記事を読んでくれている皆さんにメッセージを
木村:面接をする中で、表面的な情報に捉われすぎている人が一定いるように感じます。ネームブランド、条件、環境、社員のバックグラウンド等より、今のVUCA時代や日本経済の背景も踏まえて仕事における本質的な価値を自分自身はどこに置くのか見出してもらえたら嬉しいです。
高橋:確かに自分は新卒の時にそれに引っ張られましたが、中途は社会人経験もあるので、その経験を元に自分で判断して欲しいですね。
木村:ですね。持論ですが、仕事は自分のWillに対して行動を起こすことでCanが増えていき、社内外で誰かに価値を還元できる力を身に着けていくことで、会社や社会からの期待を得られ裁量を広げ楽しくなっていくものであると考えています。ありたい自分って今のままでなれたっけ?と自問自答してみて、もやもやを感じている部分があるのであれば、自分の可能性が広がる場所に出会えるよう一歩踏み出して欲しいです。
高橋:確かに僕も、信頼できる友達と会話したことがきっかけでネクストビートに出会いました。是非まずは何かしら動いてほしいですね。
木村:そうですね。自分のWillを最終的に叶えられるように、会社や社会へ価値還元をしながら機会を自ら掴みにいき、オーナーシップを持って主体で考え動いてほしいと思います。もしご縁あって入社いただいた方には仕事を楽しんで欲しいですし、一緒に会社を大きくしていきたいです。
そんな気概でベンチャーを選択してくれたら嬉しいです。
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