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ネットにつながるお薬開発!プロダクトデザインに挑戦した制作担当・川崎亜美香の想いと裏話!【minahadaエピソード①】

こんにちは! ミナカラでデザイン担当もしている川崎あみかです。

「ヘルスケアをもっと身近で感動的に」が理念のITベンチャーミナカラですが、今回なんとオリジナルブランドのお薬の開発をしました。

私はデザイン制作を中心にこのプロジェクトに参加。今回は制作プロセスの中で得た学びや想いをお伝えします!

キックオフは桜の咲く季節。ネットにつながる薬で新たな医療体験を作る!

2018年3月中旬頃、ミナカラで自社ブランドの薬を開発しよう!という話に。去年の忘年会で『来年は薬の開発もしよう!』と言っていたことが、まさか本当に実現していくとは。なんたるスピード感!

私たちが目指すのは、製品だけではなく、お薬を届けた後のアフターフォローまで含めて「ユーザーの医療体験全体をデザインする」こと。つまり、世の中に新しい医療体験を生み出しに行くのです。

コンセプトを固めよう!ブランド名はminahada!

ブランドの名前も自分たちで考えました。

「特にお薬を届けたいのはどんな人? 」という話から始まり、みんなの肌に寄り添うお薬のブランドとして、名称は【minahada(ミナハダ)】に決定。 主にミナカラのメインユーザーでもある女性に届けることを想定。このミーティング時のホワイトボードの一部がこちら。

minahadaブランドの第一弾はかゆみ・皮ふ炎・虫刺されに使用できるクリームの塗り薬です。

百聞は一見にしかず!まずは薬のできる様子を見学しよう

4月には製造販売元の工場に行きました。代表の喜納、エンジニア吉谷と一緒に富山へ。到着後は、寄り道してカフェで一息。満開の桜を眺めて「minahada完成を目指してやりきろうー!」と盛り上がり、いざ工場へ。

工場では製造ラインも見学。 薬の製造過程を目の当たりにして、厳しい品質管理の体制を実感。何より「ここで数ヶ月後には自分たちの薬ができるんだ!」とワクワク。

しかし!!!!

いざ打ち合わせが始まったら、さっきまで余裕でお茶をしていたゆったり感はどこへやら。 パッケージデザインはとてつもなくタイトスケジュールだと発覚。 「川崎さん、本当に大丈夫!?相当きついよ?」と周囲からも心配の声。

不安がないわけではなかったですが、その日の帰りの新幹線で、minahada開発に関わる方々に向けて送った私のメッセージがこちら。


スタートアップならではのスピード感ゆえ、尋常ではないタイトスケジュールなのは重々承知。その上で全力で120%以上やると決意表明しました。

いざ制作開始!出だしは順調

いよいよ制作開始。 まずは薬のチューブ、個装箱、添付文書(お薬の説明書)に取り掛かります。

実は私は薬剤師のバックボーンもあるので「薬剤師の私がまさか添付文書のデザインをする日がくるなんて、人生って面白いなあ」とも。

ずらっと並んでいるこちらはイメージを固めるのに作ったモックたち。

「女性の肌に寄り添うイメージでminahadaのロゴは繊細さ、軽さを表現しよう」

「ミナカラの想いもこもっているから、十字を踏襲したマークを入れよう」

「かゆみや炎症がおさまり、すっきりしたイメージになるようにメインカラーは緑に」

など、大まかなイメージを固めるところから始めました。

完成までの果てしない道のり...webとの違い!知らないことばかりのつまづき

大変なのはここから。「一見だいたい完成」と思えてから、必要条件を満たして完成しきるまでの道のりが本当に本当に険しかった…!

細かいことも含めて制作過程で私がつまづいたことを挙げてみますね。

①そもそもパッケージデザインの常識を知らなかった

例えば印刷について。

「色の指定のカラーチップを送ってください」と言われて「ん?それってなんでしたっけ?」と。データ指定ではモニターやプリンターごとに色味がずれてしまうので、イメージ通りの色を伝えるためにカラーチップで指定します。

webでは「#FFFFFF」などカラーコードで色の指定をするので、カラーチップ自体が新鮮。大慌てでカラーチップを買いに走りました。

一言で「緑」といっても青みの緑、黄味がかった緑、いろいろありますよね。どれが自分の頭に描いている緑に近いか、カラーチップを眺めて悩み、眺めては悩み。

②QRコードの難易度が高い!

minahadaはネットにつながる薬。QRコードを介してユーザーが薬剤師に相談できるなど、QRコードの存在はある意味パッケージの一番の肝。そこで箱やチューブの気づいてもらいやすい箇所にQRコードを配置することに。

その一方で、全体はすっきりしたデザインに仕上げたい。そのバランスに悩みました。

また、チューブのQRコード印刷も手探り。「曲面の場合、QRコードが大きすぎると読み込みにくい。小さい方がいい」と業者さんからアドバイスをもらい、印刷サイズやレイアウトを探るために、QRコードを二ヶ所に試し刷りしたり。

③概念がwebとは違うところも!

webの場合、色やサイズは後から変えることも可能。 一方、パッケージは印刷内容を一度確定したら気軽に変えられないので、校了時は緊張しました。

また、版の数に制限があるので「色は何種類以下に抑えないと。」と工夫が必要なのもwebとの違い。

ミナカラの十字のロゴはサイズに気を遣いました。 ミナカラロゴは色がたくさんあるので、サイズが小さすぎると版がずれた場合、印刷がぼやける可能性があるとか…! ここも微調整。


④お薬ならではの制約も

お薬ならではの記載の制約もありました。「第②類医薬品」の使用色は黒か白抜きのみ。セルフメディケーション税制のマークは配置場所に制限あり、などなど。

美大の課題でもパッケージデザインを作ったことはありましたが、やはり実務となると違います。制約も乗り越えて情報デザインしないと、と難しさを痛感。 目指す仕上がり感と入れるべき情報。ジレンマの連続でした。

イラレのデータはもちろん、時には手書きのメモも、何度も何度もデータのやりとりを行いました。

配送用の箱まで作ろう!届く瞬間も感動的に

実は5月からはダンボールの配送箱も企画。 せっかくならお薬が届いた瞬間もユーザーに感動してもらいたい!と、配送箱も自分たちで作ることに。

さっそく名古屋のダンボール工場を見学させていただきました。

ダンボールって可能性に満ち溢れていて感動!こちらは加工の様子を見学する代表喜納。


打ち合わせで

・受け取るときの負担が軽くなるように、ポストに入る幅の箱にしたい

・薬剤師の名刺もきれいにおさめたい

など希望を伝え、試作品のやりとりを重ねました。

手書きのメモを送ったり、「0.5mmここの厚みを削ってください」 「前回A案と伝えましたが、やっぱりB案に。。」 と、細かいお願いもしながら、配送箱も完成!

そしてメッセージカードや、配送箱の蓋をとめるテープも並行して作りました。

こうして制作が一旦完了!

そんなこんなで、一時期私のオフィスの席はカラーチップ、紙モック、ダンボール箱などプロダクトに溢れていました(笑)

ついにminahadaが私たちの手元に届く!

出来上がったminahadaがどーんとオフィスに届いたのは7月3日。

「やったー!お疲れー!」と両手を挙げて喜びを分かち合う画を想像していたのですが、実際は、そんなことは全くなく(笑)どちらかというと、ほっとしたと同時に「まだスタートライン」という意識の方が大きかったのかも。

この前後にもいろんな出来事がありました。

製造日に工場へ伺ったり、製品写真の撮影をしたり。 ランディングページやアフターフォロー用のページの実装開始、などなど。

これらについては、また別の記事で改めてお伝えしたいと思います !

それではいよいよ、minahadaをご紹介!

こんなプロセスを経て完成したminahadaがこちらです!!

配送箱に入ったイメージ。こんな風にユーザーの元にお薬を届けます。

挑戦の幅の広さがミナカラの魅力

さて、今回はパッケージなどの制作プロセスを中心にお伝えしました。

「ネットにつながる薬の開発をやろう!」と意思決定し、製品完成まで3,4ヶ月。振り返ってみるとジェットコースターのような数ヶ月。自分の中で何かと常に戦っているような日々でした(笑)

限界まで細部にもこだわりたい。ユーザーに届けるメッセージまで心を込めたい。受け取ったとき幸せになってもらえる体験をデザインしたい。その想いは、ぶれないようにしていました。

ユーザーの医療体験を感動的にしていくために、webもプロダクトも縦横無尽にチャレンジできるのはミナカラの面白さです。 プロダクト開発領域をぼーんと任せてもらい、裁量の大きさも実感しました。

まだまだスタート地点。これからがminahadaの本番

最後になりますが、このプロジェクトは社内も社外も含めてたくさんの人に支えられていると実感しています。だからこそミナカラとしてminahadaのプロジェクトを成果につなげて期待に応えたいとも感じます。

minahadaは製品ができてからがいよいよ本番!

どうしたらユーザーひとりひとりに感動な医療体験を届けられるか、この先もミナカラのチームみんなで意識していきたいと思います!

いかがでしたか?もし「ミナカラに興味をもった!」「川崎あみかに話を聞いてみたい!」と思う方がいたらいつでもお気軽に遊びにいらしてください。

合わせてこちらもご覧ください!

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