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MERY設立1周年。取締役が語るこの1年の葛藤とこれからの挑戦【MERY INTERVIEW #6】


株式会社MERYは8月8日に設立1周年を迎えました。サービス非公開から新会社設立を経て『MERY』をリリースしたこの1年とこれからの挑戦について、取締役 経営戦略本部長 兼 サービス戦略本部長の砥綿にインタビューしました。

ぜひご覧ください!

砥綿 義幸(Yoshiyuki Towata)

2006年 株式会社ディー・エヌ・エーに入社。広告事業、ソーシャルゲームプラットフォーム事業など当時急速に成長していた事業の責任者を経験。2016年8月に株式会社ペロリに出向。編集部門のマネジメントを担当。2016年12月のMERY非公開後、サービス再開に向けた検討をリードし、小学館と株式会社MERY設立に向けたプロセスを推進。2018年4月より取締役に就任し、経営戦略本部長 兼 サービス戦略本部長として、会社・事業の舵取りをしている。

サービス非公開後にあらためて「ユーザーのMERYに対する愛情」を強く感じた

ーまず、MERYに関わることになったきっかけと担当されてきたことを教えてください。

MERYに関わることになったきっかけは、2016年8月に株式会社ペロリへ出向になったことでした。当時のMERYは本当にカオスでしたね。私は主にタイアップ記事を作る編集部のマネジメントを任されたのですが、事業と組織の拡大スピードに食らいついていくのに精一杯でした。

タイアップ広告の受注が伸びて、毎月新しい人が入社して、営業も編集もフル稼働してやっているけど、その先の目標も急激に上がっていく、という。。今振り返っても「壊れる寸前」というスピード感だったと思います。

その状況の中、2016年12月にサービス非公開となりました。非公開化に伴い、様々な対応を求められるようになり、また新たなカオスを迎えることになったのですが、その時に実感したのは「ユーザーのMERYに対する愛情」でした。

「MERYはこんなにも人を前向きに、幸せにしていたのか」

恥ずかしながら、サービス稼働中にはついていくのに精一杯で、そのことを実感することすらできない状況でした。非公開後数ヶ月経っても、ほぼ毎日ユーザーからMERYの再起を望む声が届いていました。再起に向けた検討を進める中、体制も変わりましたが、ユーザーの声を聞く度に「もう1度MERYを届けたい」という気持ちが強くなっていきました。

そんな中、同じくMERYに可能性を感じていた小学館と再チャレンジの具体的な検討を進めることになり、昨年8月8日、株式会社MERYを設立するに至りました。


不安と恐怖と葛藤の1年を乗り越え、いまMERYは力強く成長している

―8月8日、株式会社MERY設立1周年でした。この1年はどんな1年でしたか?

不安と恐怖と葛藤の1年でした(笑)体制も、オペレーションも、システムも、オフィスも、本当に何もかもが変わって。みんな不安だらけでしたね。「うまくいくのかな」「またユーザーに愛されるサービスができるかな」って。正直、他の誰よりも私が不安を感じている自信がありました。「大丈夫。俺が一番不安だからみんな安心して!」みたいな変な気持ちが芽生えていました(笑)

会社設立から約3ヶ月半後の11月21日に新生MERYをリリースしたのですが、当初はリリースするのが精一杯の状況でした。記事の更新も十分にできず、システムにもクリティカルな不具合を抱えていて。事前の事業計画もオペレーションも、まぁ面白いくらいに思い通りにいかなかったですね(笑)

でもそこからメンバー全員で試行錯誤を繰り返して、サービス改善に当たってきました。MERYのメンバーはみんな、「ユーザーの期待を超えるサービスにしたい」「絶対に喜んでもらいたい」という気持ちが本当に強いです。真剣だからこそ、ぶつかることもたくさんありますし、「MERYが大切にすること」を何度も何度も話し合ってきました。

私たちは、私たちがサービスに情熱と愛情を注げば、それはきちんとユーザーに伝わること、そしてそれはサービスへの愛情としてユーザーが返してくれること、その愛情がサービスを成長させ、存続させてくれることを、これまでの経験を通じて知っています。

プロダクトの改善が進み、記事の公開本数が増え、今MERYは力強く成長しています。メンバーみんなが自信を持ってMERYを届けられていると思います。

非公開後、「もう1度MERYを届けたい」という気持ちをモチベーションにやってきましたが、今感じることは「やっぱりこの世界にMERYは必要なんだ」ということです。


採用で大切にしているのは、ビジョンへの共感と人柄

―MERYにJoinしてくれる仲間がどんどん増えています。どのような人を求めているのでしょうか?

おかげさまで会社設立以降、公認ライターを含めて160名以上のメンバーがJoinしてくれています。

私たちは「インターネットを通じて世界を幸せな場所にする。」というビジョンを掲げています。MERYはユーザーがサービスを開く度に前向きな、幸せな気持ちになってもらいたい、という思いを持って運営しています。会社や組織はビジョンを達成するための手段ですので、まずはそこに共感できる仲間と働きたいと思っています。

採用にあたっては、現時点でのスキルや経験よりも、人柄を大切にしています。誠実さ、自分よりもチームを優先して動けるか、何かにのめり込む熱量があるか、などです。

面接では、基本的価値観(何を大切にしているのか、何は受け入れられないのか)を、その原体験からお聞きして、その方をできる限り深く理解するよう努めています。また、今後望む経験やキャリアもお聞きしています。

人生の大切な時間をMERYで過ごすのであれば、望む未来に繋いでいただきたい、入社後にミスマッチが起きるようなことは絶対に避けたいと思っています。だからこそ、面接は「お互い」に理解を深めることが大切だと思っていますので、私たちも決して飾らず、いいところも悪いところも全てさらけ出すようにしています。他社との比較はできませんが、かなりエモめの面接が多いのでは、と思っています(笑)


ようやくスタート地点に立ったところ。私たちにしかできないチャレンジを続けていく

―株式会社MERY、およびメディアとしての「MERY」の今後について教えてください。

MERYは、「一番欲しいもの、ことに出会える世界」を、感性とセンスによって創り出す、大きなチャレンジです。GoogleやSNSプラットフォームでは、ユーザーが本当に必要な情報に辿り着けていない現状があります。感情やふとした気づきは検索では探しづらい。「まだ知らないこととの出会い」の機会創出も難しい。SNSはプラットフォームで分断されている。これからもインターネットの情報は増加し、また物質的にも供給過多の状況は続きますので、「情報の選別」にユーザーが払うコストはますます大きくなっていくことは確実です。そこに大きなチャンスがあります。

「MERYを見れば全部ある」という世界を作りたいと思っていて、このチャレンジは他の誰にもできない、MERYにだけ与えられた機会だと思っています。

MERYは公認ライターが生み出したコンテンツを中心に、ユーザーとの間に大きな共感と信頼を生んでいます。これはMERYが持つコアな「強さ」だと思いますので、ここは引き続き大切に育てていきたいと思います。そのうえで今後プロダクトとしては、「コンテンツが集まる仕組み」と、コンテンツが「きちんとユーザーに届く仕組み」を強化していきたいと考えています。

組織としては、「デザイン」と「テクノロジー」を強化していきたい。デザインに関しては、MERYとユーザーの関係は、MERYの持つ感性とセンスに対する信頼が基礎になっています。そのためにもMERYの出すアウトプットの全てがセンスに溢れていて、MERYが大切にしている価値観や世界観が伝わるものでなければならないと思っています。

また、「一番欲しいもの、ことに出会う世界」を実現するためにテクノロジーで解決できることはたくさんあります。むやみに最新技術を追うことはしませんが、ユーザーを幸せにするためのテクノロジーの導入には果敢にチャレンジしていきたいと思っています。

収益については今後も広告に寄るところが大きいのですが、MERYは「デジタル領域におけるブランディング広告市場」を創っていきたいと思っています。先日、ユーザーに話を聞いた際に「SNSで見かける広告は絶対踏まないように戦ってます」と話していたのが印象的でした。メーカーやブランドが作り出す商品・サービスって、消費者の課題を解決するため、笑顔にするために作られたはずなのに、それを消費者に伝えようとしたら嫌われてしまって「戦い」になるって、どこかおかしいですよね。

MERYは、その商品やサービスがどのように消費者を豊かにするのか、笑顔にするのかを、ユーザーとMERYの信頼関係の中でしっかりと伝えて、その商品のファンを増やしていくようなコミュニケーションを実現していきたいと思っています。これが実現できるインターネットサービスも現時点でほとんどないのでは?と思っています。MERYだからこそできるチャレンジです。

会社ができてまだ1年、サービスリリースして9ヶ月。ようやくスタート地点に立ったところです。これからもうまくいかないことはたくさんあると思いますが、失敗を大いに楽しみながら、私たちにしかできないチャレンジを続けていきたいと思います。

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