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代表・瀧が語るLOCUS創業秘話「キセキへの道」後編!!!

こんにちは。株式会社LOCUS・採用責任者の池端です。突発的にへんなフィードを挟んでしまいましたが、代表・瀧の創業秘話いよいよ後編!LOCUSはいかにして誕生したのか?!最後まで一気にドドン!!とご覧ください!!!


【結果を出したら新規事業】

就活では最終的にスタートアップが中心でしたが大手企業も含めて10社以上から内定をいただくことができました。その中で私が選んだのは【1】3年で新規事業を経験し独立できる風土【2】年功序列ではなく健全な競争原理が働いている【3】尊敬できる経営陣がいる、というファーストキャリアの軸に対し「営業で結果を出したら新規事業担当に」という具体的な条件を提示してくれた「(株)ビースタイル」という人材ベンチャーでした。

当時は同期8名を入れても従業員数が30名に満たない規模だったので営業人員は限られていましたが、入社早々に成果を残すことができました。学生時代もずっと営業をしていましたし、就活期間に構築した人事人脈が活きた部分も大きかったと思います。

何より経験のある先輩社員を抜くためには先輩が休んでいる間も働くしかないと思い、たとえ合コンに行ってもその足で会社に戻り深夜まで働いて、帰る時間がもったいないので会社のソファーで少しだけ寝て、朝一でネカフェに行ってシャワーだけ浴びてまた仕事という…。今ではブラックと言われるような働き方をしていたから短期間で成果を残せたのも事実ですが(笑)。

【守られた約束】

ビースタイルの三原会長(当時は社長)に心から感謝したいのは、本当に約束通り2ヶ月目ぐらいから「新規事業担当」にしてくれたことです。就職や転職において、入社前はこう言っていたのにいざ入ってみると話が違ったということって意外とよくあると思うんです。でも三原さんは違った。その期待とご恩に報いるためにも絶対に新規事業は成功させる!と息巻いていました。

いろんな事業プランを考えた中で選んだのは「動画を付加価値とした社内SNS事業」でした。2006年当時、スマホはまだ世に無くYouTubeが開始して1年に満たない頃。ようやくPCで動画がストレスなく閲覧できるぐらいの環境だったと思います。今では一部の企業が展開していますが、当時は社内SNS事業が注目されていて大手からベンチャーまで複数の企業が参入していたので「社内向け動画配信」という切り口は他社との差別化になるのではないかと考えていました。例えば、社内の情報を集めたニュース番組やトップ営業の商談を撮影した教育コンテンツなど、主にナレッジマネジメントやコミュニケーション活性化を軸とした活用を提案していきました。

ただ、私自身に動画制作の知識はなく、クリエイターさんの知り合いがいるわけでもありません。最初は動画制作の専門学校に通う地元の友人に手伝ってもらいつつ「mixi」の動画クリエイター関連のコミュニティにスレッドを立ててスカウトするなどしてクリエイターさんの開拓を行なっていきました。(今振り返るとレギュレーション上NGだったと思いますが…)

【無残な結果と一筋の光明】

しかし、社内SNSが注目されつつあったとはいえまだそれほど導入企業が多くなかったこともあり、営業は難航。新しいビジネスは「いつ仕掛けるか」のタイミングが非常に重要だということを身をもって感じました。何より事業部として描いていた戦略の甘さも大きかったと思います。

最終的にこの事業は大きな赤字を出してしまい、わずか1年足らずで撤退することに。一番に感じたのはとにかく「悔しい」ということ。そしてビースタイルの先輩方、およびその事業に協力してくださった方に対し「申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。ただ、得たものが何もなかったわけではありません。私がこの事業を通じて感じた手応え、それが「動画というツールが持つ可能性」でした。

【採用動画で始まった快進撃】

学生時代の就職支援団体でベンチャー経営者や採用担当者向けに営業活動を行なっていたのと、大手からベンチャーまで沢山の説明会に参加していたので、新卒採用市場において動画制作のニーズがある一定存在していることは知っていました。社長や社員が参加できない説明会で使用したい。全国各地で説明会を行なうにあたり情報を均一化したい。「でも、動画ってとにかく高いからなあ…」。それが一般的なイメージでした。

しかし、最初にトライした新規事業でフリーランスの動画クリエイターさんたちとお話する中で「動画=高い」というイメージの根本的な原因は、大手広告代理店をピラミッドの頂上にした旧態依然としたゼネコン型の業界構造にあると感じ、代理店を介さない直接取引による価格競争力と柔軟な対応力さえあれば、十分勝算があるのではないかと考えました。そこで私が次に立ち上げたのが「採用動画をメインとした制作事業」です。これが見事にはまりました。

【突然の終幕と「キセキ」の始まり】

初年度こそ機材や人件費における投資が多かったため赤字で終わったものの、大手を含む数十社のクライアントを獲得。大いに手応えを感じることができました。2年目も順調にクライアント数を伸ばし、業績は更に向上。そして3年目、採用だけでなく研修、プロモーションなどジャンルも少しずつ拡がり、このまま行けば黒字が達成できると確信していた矢先、リーマンショックが発生しました。

当初はそこまで自分たちに大きな影響を及ぼすとは思っていませんでしたが人材業界を直撃したダメージは甚大で、ビースタイルでは人員削減等はしないが本業である派遣事業に経営資源を集中するために「新規事業は撤退」という経営判断が下されました。そこまでに築き上げていたクライアント総数は200社以上、事業部メンバーは常駐クリエイターを含め10名以上。真っ先に考えたのは「どうすればこの人たちを守れるか」ということでした。

そこで、どこか資本力のある大手や顔馴染みの経営者に事業譲渡できないかと検討。実際に何社かは興味を持ってくださりましたが、自分の中で「本当にそれで良いのか?」と思う気持ちもありました。採用動画は人の人生を大きく変えるきっかけに成り得る社会的意義がある仕事であり、採用動画に限らず動画のコミュニケーションは今後成長していくであろうマーケット。頼りにしてくれるクライアントもいる。何より、大切な仲間も出来た。自分の人生を賭けるとしたらココじゃないのか…と。

最終的には【1】クライアントとクリエイターへの責任【2】旧態依然の業界構造を変えていく意義【3】テクノロジーの発達による動画マーケットの成長性、この3点に社会的意義やビジネスとしての可能性を強く感じたのが決断を後押しし、自己資金で事業のEBO(Employee Buy-Out)を行なうことを決断しました。

こうして2010年3月末付でビースタイルを卒業し、翌4月に株式会社LOCUSを設立。代表取締役として新たなスタートを切りました。これから間違いなく成長・拡大していくこのマーケットで、人の心に軌跡(locus)を残していけるような動画を、ビジネスを生んでいくために。【完】

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