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「ライブ配信業界は今、とてもおもしろい時期にさしかかっています」株式会社ライバー創業者 飯田祐基インタビュー

株式会社ライバーのファウンダー・取締役会長の飯田祐基に話をききました。

――2015年に株式会社テクサを立ち上げ、昨年の2018年には業界のさらなる高みを目指すべく社名を株式会社ライバーへと変更しました。今日までに至る、会社設立までの経緯を教えてください。

 テクサを起業する3年前、僕は大学生をしながらウェブ系の制作会社で生主(ニコニコ生放送でライブ配信をおこなっている配信者)を集めた生放送番組を制作していました。当時、ライブ配信者を起用した番組はまだ少なく、新しい試みだったのですが思いのほかPV数が伸びていて反響もすごくあったんです。そこで得た経験により “ライブ配信は仕事になるし大きな市場になる” と確信することができました。これは近い将来、大きなビジネスに化けるのではないかと無限の可能性を感じたんです。

しかし、当時はまだYouTubeはおろかライブ配信というワードさえ世に全く浸透していないのが現状。当たり前ですがその時はまだまだ仕事も少なく、手探りの中で前途多難なスタートでしたね。

今でこそプロ意識の高い配信者で溢れていますが、その当時は配信が仕事になるなんて考えを持っている人はいなかったんですよね。そのため、まわりの協力と理解を得ることも難しく時には腫れ物扱いされたりと苦労もありました。僕自身、元ニコ生主出身と言うこともあり肌で配信者の大変さを経験しているんですよね。だからこそ、そんな風に扱われるのがすごく悔しくて。まずは僕がこの業界を担い、整えることで、多くの配信者にとって居心地が良くなるような仕組みづくりをしようと決意したんです。配信者は集客ができる、そして生放送ならではの唯一無二のパフォーマンスができる、この強みはほかにはないエンターテインメントです。まずは、多くの人たちにその魅力を知ってもらおうと思いました。


 2015年に株式会社テクサを立ち上げ、業界を盛り上げるべく番組制作やイベントの開催など配信者が活躍できる場を積極的に広げていきました。徐々にライブ配信者という認知度は高まりつつありましたが、それでも配信だけでご飯を食べていけるのはほんの一握りでした。しかしちょうどその頃、業界にYouTubeメディアが出現したんです。動画とライブは違うのですが、このYouTubeのめまぐるしい発展が、ライブ配信者に注目が集まるきっかけとなったのです。もちろん同じ映像に関するインフルエンサーですが、内容は全く違います。ただ、同時に注目が高まってきたという実感があります。結果、さまざまな企業で動画や生配信の需要が高まり始め、多くの新規リスナーを獲得することに成功しました。今では配信するプラットホーム(配信サイト)も増え、スマートフォンさえあれば誰でも配信者になれる環境が整っています。
そこで僕は確信したんです。配信者およびリスナーとの相互作用で作るエンターテイメントメディアは、近い未来にテレビメディアと同じくらいの立ち位置になれると。弊社はライバー(ライブ配信者)という業界では、ナンバーワンであると自負しています。しかし、エンタメという大きな括りでは、まだまだもっと上を目指せる位置にあります。僕はライバーと言う新しいビジネスシーンを、老若男女の誰もが知っているようなメジャーなものにしていきたいと思っています。そういった決意表明を込めて、2018年に会社名をライバーへと変更し事業拡大に向けて会社を成長させている段階です。



――株式会社ライバーとはどんな会社ですか。まだこの業界を詳しく知らない読者に向けて、どんなことをしている会社なのか教えていただけますか。

 弊社はライブ配信を通じて新しいエンターテインメントを作り、最高の形で見る人たちの元へ提供する会社です。また、配信者の秘めたる魅力を引き出すこと、そして集客とパフォーマンスを高めることはもちろん、企業や世間からの信頼を得ることも僕たちの仕事です。ここ数年でライブ配信を仕事にしたい! というユーザーが一気に増えました。みなポテンシャルが高く、自分をプロデュースする力にとても長けています。そういった夢をきちんとした形で売り出すお手伝いをするのが僕らの役目です。ライバー(配信者)たちのまだ見ぬ新しい才能や可能性を発掘することは、この仕事の楽しみでもありますね。

――2009年から飯田会長自身が配信者としてこの業界に足を踏み入れ、配信界ではたくさんの変化がありました。これまでの変遷を見て、昨今の配信界をどう感じていますか?

 非常に良い波に乗っているなと感じています。生放送というメディア全体の敷居が下がり、誰もが非常に利用しやすくなりました。スマートフォンさえあれば、ボタン1つで配信をすることも見ることもできる。そして、今ではさまざまなプラットフォームが確立されているので、選択の幅が広がりましたよね。どの配信サイトも独自性を持ちながら配信者とリスナー、双方向性の関係が築き上げられているのもすごくいいと思います。僕自身、配信をしていたからこそ言えるのですが、ライブ配信って本当に楽しいんですよ。ライブ配信はテレビとは違い、見る人と放送する人、コメントやアクションでお互いに影響し合いながら番組を作ります。リアルタイムでこのようなコミュニケーションを楽しむことができるのはライブ配信の醍醐味です。今後、この魅力をより多くの人に知っていただくのが目標ですね。

――飯田会長が身を持って生放送の楽しさを体験されているからこそ、配信者とリスナーの気持ちに寄り添うことができるんでしょうね。当時、会長が配信しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

 僕が配信を始めたきっかけは「有名になりたい!」実はそれだけだったんです(笑)。ただ僕が思う有名とは、テレビの中にいる芸能人のようになりたいのではなく、自分がおもしろいと思うものを自分発信で有名になりたい、そう思ったんですよね。それが今ではビジネスになっているのである意味、今につながっているのかもしれません。当時の僕にとって配信は自分のためだけのものでした。それが今では、みんなに喜んでもらうためのものに変化しているから驚きですよね(笑)。


――今、株式会社ライバーは事業拡大に向けて積極的に新しい人材を募集しています。飯田会長がこの業界に必要だと思う人物像を教えてください。

 自ら能動的にこの業界を盛り上げたいと思っている人。そして配信と言うエンタメに対して高い志がある人ですね。ビジネスチャンスがたくさんある業界です。目まぐるしく変化し続ける場所でもあるので、そこにいち早く気付き自分がどう行動できるかが重要だと思います。また、誠実であることはもっとも重要な項目です。この仕事に関わると、あらゆる面で大きな数字を相手にすることになります。やはり心から信頼できる、ピュアな人がいてくれるとすごく安心しますね。我こそは! という熱意のある方はぜひ一緒にこの業界を盛り上げていきましょう!

――今後ライバーをどんな会社にしたいですか? 今後の展望を教えてください。

 今の目標は上場です! まずは会社を大きく成長させて、業界の景色を変えたいですね。より多くの人にライブ配信の魅力を認知していただくこと。そして「ライブ配信者」が憧れの職業として確立させることを目指しています。そのためには、やれることは全てやっておきたい、そう強く感じます。今の1分1秒を大切にして、今できる事を実直に着手していきます。
この仕事はすごく楽しいですよ。配信が好きなのはもちろん、その前に僕は人が大好きなんです。人間の手で作られた放送や制作物は何にも変えられない魅力があります。それをより多くの人に楽しんでいただき、笑顔になってもらうことがすごく嬉しいですね。

(了)

撮影:深水英一郎
インタビュー・編集:ライバーネット編集部

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