マネージャーは空気のような存在でよいと思う

売り手市場・採用難と言われる中、採用企業側が特に悩ますのが

エンジニア採用

です。

引く手あまたなエンジニアにとって、年収や福利厚生などのハード面は勿論のこと、「誰と働くか」や「どんなプロダクトを創るか」というソフト面も重要になってきます。

今回はそんなソフト面の重要性について、インテグリティ・ヘルスケア(以下、IH)の初期からエンジニアとして携わってきた島本さんに話を聞いてみた。

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名前:島本 大輔(しまもと だいすけ)
あだ名:シマさん
配属:プロダクト開発部 エンジニアグループ マネージャー
経歴:モルガン・スタンレー証券のヴァイスプレジデント、IT教育ベンチャーであるライフイズテック社のチーフエンジニアを経て、2016年11月にIHにジョイン。
以前のインタビュー記事:https://www.wantedly.com/companies/integrity-healthcare/employee_interviews/41468

◆エンジニアの欲求は段階的に変化する

ー島本さんは、大手の金融会社からスタートアップに転職して2社目、という経歴ですよね。大企業からスタートアップに転職をするエンジニアって、どんな心境なんでしょうか?

これは人それぞれかもしれませんが、エンジニアって、技術力の「成長欲求」から、自分が開発したプロダクトの「貢献欲求」に変わる瞬間ってのがあると思うんですよ。

▼IHに入社した約3年前を遠い目で思い出すシマさん

ーなるほど。新しい技術や開発言語を学んでスキルアップをしていきたい、ということだけではなくなると。

簡単に言うと「世の中のためになること」に自分の技術のリソースを投下したくなる。エンジニアって、営業や管理部門系の人以上に「●人月」のような工数計算をする世界にいるので、自分の工数が何に反映されているのかを意識することが多いんです。

私の場合は「世の中のためになること」で考えていたのが「教育」と「医療」でした。なので、1社目の大手金融機関で技術のバックボーンを積んで、2社目で教育系のスタートアップ、3社目で医療に携わるIHを選んでいます。

▼この話のくだりで、シマさんが想像よりも若い37歳ということを知る

◆創業期に入社するエンジニアは総合力が求められる

ースタートアップにジョインするエンジニア特有の難しさってどんなことがあるんでしょうか?

創業期のエンジニアは、プロダクト開発力は勿論ですが、CEOやCOOと議論してサービスを事業化していくビジネスディベロップメント力や、PCのセットアップや社内インフラ整備の仕事など、マルチに対応していく必要がある。なので、実は技術力がずば抜けているよりも、バランスよく色んなコトを70点~80点でスピーディーに対応出来る人の方が上手くいくと思うのです。

これに気付かずにスタートアップに入社してしまうと「何でこんな仕事もしなきゃならないんだ」とミスマッチを感じてしまう人は多いですね。

▼あの頃は、色んな仕事が振られてきましたよ(思い出し汗)

ー開発だけ関わっていればよい、というわけではないのですね。事業が拡大していって、エンジニアの人数が増えてきてからの難しさは、また変わってくるのですか?

拡大フェーズで大事になるのは、やはり高いレベルの技術力を持ったエンジニアを採用できるかどうか、だと思います。ここでは「自分より優秀な人を、思いきって採用できるかどうか」が大事だと思っています。

▼これは、人事としては聞き逃してはいけない話が来そうだぞ

◆サッカーの長谷部キャプテンから学べること

ー自分よりも優秀。。。人によっては、自分の存在がおびやかされてしまうんじゃないだろうかと、尻込みしてしまうことも多そうです。

もちろん、既存メンバーも新しい人に負けないようにスキルを上げていく必要はありますが、これだけ技術の幅も広がってきている中で、何をやらせても自分が1番になれるなんて無理です。なので、ある種の割り切りは必要。優秀なエンジニアを揃えて、チームとしてよいプロダクトを創れる体制を整備していく方が大事です。

サッカーに例えると、男子日本代表で長年キャプテンを務めた長谷部誠さんって、プレーの面でいうとドリブルもシュートもディフェンスもずば抜けて上手いというわけではなかったと思うんです。でも、そつなく全てこなせるし、チームのために汗をかくことや矢面に立つことを厭わない。だから、全員の精神的支柱であるキャプテンになれたと思うのです。

エンジニアに限らずですが、創業期のメンバーは「自分が一番じゃなくても、優秀な人たちを集めてまとめていければよいチームを創れる」という感覚は忘れちゃいけないなと思っています。

▼スマホでサッカーのゲームをやりたくなってきたシマさん

◆「空気」みたいなマネージャーでありたい

ー島本さんはIHでもマネジメント側にいる期間が長いと思うんですが、大事にしていることは何ですか?

僕はマネージャーって「空気」みたいな存在であるべきだ、と思っているんです。いなくても、組織として回っているし、上手くいっている状態が望ましい。

もちろん、何かトラブルがあったら対応するし、メンバーの生産性が最大化されるための調整もするし、必要であれば部署の雑務を率先して請け負う。目に見えた成果や評価はメンバーが受けてもらって、マネージャーはその様子を見て影から微笑む。そんな感じが理想だと思っています。

とはいえ、まだまだ自分も「空気」になれていないで「お節介」になってしまうことがあるので、精進していかなきゃでですけどね。

ー島本さん、ありがとうございました!

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