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「イードを、日本を代表するメディア企業にする」-メディア作りに人生を捧げる、メディア事業本部本部長の決意


2007年4月に新卒で入社。ゲームメディア「インサイド」で編集長を務め、入社5年目からはアニメメディア「アニメ!アニメ!」のマネージャーも兼務。入社10年目で社長室へ異動になり一度メディア事業を離れるが、入社11年目でメディア事業本部本部長へ就任。現在は株式会社イードの執行役員も務める。

―本日はよろしくお願いいたします。土本さんは新卒で入社直後から編集長をされていますよね。かなり異色な経歴だと思いますが、まずはそのあたりの経緯を伺えますか?

子どものころからインターネットで色々なウェブサイトやサービスを作って遊んでいたんですが、その流れで自然と、情報を集めて発信するという、今のニュースメディア的なことをゲームの領域でやるようになりました。それがイードで運営しているゲームメディアインサイド」の前身です。立ち上げたのは2000年8月なので、実はイードと同い年で、今年(2020年)で20周年になりますね。

ー「インサイド」はご自身で立ち上げられたのですね。2000年ということは…え、土本さん16歳ですよね?そこもにわかには信じがたいですが、個人で運営されていたメディアが、イードという企業に入るまでには、何があったんでしょうか?

転換点となったのは、自身の就職活動でした。当時は競合もあまりいなかったこともあり、気づけばサイトもそれなりの規模に成長して、ゲームメーカーとも会話ができるようになっていました。チャットや掲示板などで、手伝いたい、という人に加わってもらってい、最後は10人くらいのチームでした。今は全く違う業界で仕事をしている人が多いですが、任天堂やグーグルにいたり、その道のプロとして業界で知られるコンサルタントになっていたり、優秀な人が集まっていたんだなあ、と今更にして思います。なので、就職活動自体は無難に終わらせていたものの、それを蹴ってサイトを本格的に運営して事業化するという選択肢は何度も頭を過ぎりました。それでも「夢か現実か」という有りがちな悩みで言えば、そりゃ現実だろうという風に納得していたので、サイトは手放そうと考えていました。でもある時に「インターネットのサイトは売れる」という記事を目にして、頑張ってきたサイトなので、誰かに引き継ぐのはアリだと感じ、何社かと話をしました。

ー一人の高校生が立ち上げたサイトに賛同者が集まり、それほどの規模にまで成長させたとなると、相当に思い入れがあったでしょうね。それでも当初は、サイトだけ売ろうと考えていたんですね。

そうです。ただ、交渉した人たちみんなが口を揃えて言うのは「きみがやるなら」ということでした。交渉は紆余曲折あって、最後の最後まで4月から何をするのか決まらなかったのですが、偶然が重なり、IRI-CTという会社にお世話になることになりました。これがイードの前身会社です。IRI-CTは、社長の熱心さ(山口まで会いに来たのは宮川さんだけした。それも2度も。)と、既にメディアを複数運営していて、経験が深いというのは大きなポイントだったように思います。メディアの規模は個人でもある程度作ることができましたが、それをビジネスに変えるという観点では全く出来ていませんでしたので、そこは是非学びたいと考えていましたし、その選択は間違ってなかったように思います。

ー多くの人たちに背中を押されて、ビジネスとしてのメディア業界に入ってこられたんですね。ところで、学生にして事業化を考えるほどの大きなメディアを作るって相当なエネルギーですよね。メディア作りへのそれほどの熱意は、どういうきっかけで生まれたんですか?

自分の中では2つの流れが結びついて、今のメディアの仕事に繋がっていると感じています。1つはメディアそのものへの興味です。もともとオタク気質で、興味関心のある事について、深く掘り下げて知りたい、のめり込んで熱中する、というタイミングがこれまで何度かありました。人生の最初の方での熱中はゲームで、小学校か中学校の頃に、ゲーム雑誌を片っ端から買って、読んで、それだけでは飽き足らず、自分が納得いくように中身を再編集して小冊子にまとめる、ということを1年くらいやっていました。それが自分としての最初のメディア作りだったと思います。

ーうあああ、自分が納得いく内容につなぎなおしたりする気持ちむちゃくちゃわかります…。そうか、「好き」をアウトプットするって、メディアの概念と重なるんですね。では、あと1つは何でしょう?

もう1つはプログラミングです。プログラムを書くことで、自分の作りたいものがデジタルの世界で作れるというのを、これも小学校の頃に体験し、すぐに熱中しました。PCのアプリケーションやゲーム作りを楽しむことから始まり、インターネットを介して配信されるウェブサイトやサービス作りへと移っていきました。PCの頃は閉じた世界で自分や周りの人を楽します喜びだったのが、インターネットによって外の世界とつながることで、広くユーザーに届けられるようになり…、それは即ち、メディア作りでした

ー小学生からプログラムを…それは高校生でサイトを立ち上げるのも納得です。自分の手を動かして何かを作り出すことを楽しいと思えると、人は強いですね。そうしてメディアの世界へ足を踏み入れられたわけですが、メディア作りの魅力ってどういうところですか?

特にメディアという仕事が面白いなと思うのは、自分自身だけではなくて、メディアも成長する、という点かなと思います。一個人として成長することで、出来ることが増えたり、精度が上がったりする。一方で、メディアが大きくなることによっても、出来る仕事の幅が広がる、付き合える人が広がる、同じ仕事でも影響力が増していく。そうやって自分自身の成長、メディアの成長が良い形で影響し合いながら広がっていくというのが面白いですね。

ーメディアそのものも、生き物のように変化していくものなんですね。ではもう少し話を絞って、イードのメディアについて伺います。イードが擁する約60(※)というメディア全体のブランドコンセプトとして「MoveDeeer」という言葉を掲げていますが、これにはどのような想いが込められていますか?

(※2019年11月現在)

イードが運営しているのは、ゲームだけではなく、教育、あるいは映画など様々な領域の専門メディアですので、イードが存在することによって、その領域が面白くなり、読者としても面白さを知るきっかけになる、というような関係を築きたいと思っています。なので、「MoveDeeper」という言葉には、作り手に対しては、大きな熱量で深く深くそのジャンルを追求して、楽しさを発掘して提示していこう、という思い、読み手には、イードのメディアに触れることによって、そのジャンルに対する興味関心をもっと深くしてもらいたい、あわよくば人生を突き動かされるほどの体験をしてほしい、という思いが込められています。

ー作り手の熱量が読み手に届き、双方の「好き」が共鳴する…、わくわくする世界観ですね。そのような専門メディアの集合体であるイードメディアが、目指しているミッションがあるんですよね?

「MoveDeeper」というコンセプトでメディア作りに取り組み、それをあらゆるジャンル、あらゆる読者に広げることによって、「日本を代表するメディア企業になる」というミッションを掲げています。よく「若者の○○離れ」と言われますが、その背景には“趣向の多様化”があると思っています。それもあって、現代は今までの業界やジャンルで括れない領域がどんどん生まれていっている時代です。イードとしては、そういう多様化する読者の世界観にあった、100や200といった数の濃く深い専門メディアを立ち上げて、新しい領域を開拓していきたいと思っています。さらにプラットフォームの力でそれらの膨大なメディア群を、収益性をもって運営する。目指すのは、1つ1つは限りあるユーザー数でも、束になれば日本中のユーザーに楽しまれている、というような企業体です。

ーイードは、一つの巨大なメディアを作る場所ではなく、狭く深く濃いメディアたちが集う場所なんですね。ミッションを達成するための行動指針もあると聞きましたが。

“6つのMove”として「to Beyond」「by Passion」「with Ownership」「as Professional」「be Honest」「for Team」という行動指針を提示しています。顕在化した需要を満たしていれば成長できた過去と異なり、現在は潜在的な需要や課題を見つけ出して事業を作っていく必要がある世界になっています。その状況下では、自分の決められた仕事をこなすだけでは戦えません。個々人が、専門家としての自負と大きな裁量を持って縦横無尽に業界を走り回り、常に世界を注視し、潜在的な需要や課題を見つけ出して、新しいチャンスを掴んでいく必要があります。そして何かが見つかったときには、各領域の専門家が集うチームとして力を合わせる、というあり方を示しているつもりです。

ー「梁山泊」を会社のコンセプトとして掲げるイードで働くうえで、専門家としての自負を持つことは重要なカギになるですね。このようなコンセプトやミッションは、みなが集まるようなミーティングなどでも繰り返し伝えていますよね?それには何か意図があるのでしょうか?

コンセプトやミッションは、事業の原点であり、何かあった時に立ち返るような存在であって欲しいと思っています。普段は各メンバーが好奇心や興味関心の赴くままに事業を考え、推進していきながら、ちょっと行き詰まったな、どうしたらいいんだろう? という場面に遭遇したときに、思い出してもらえるようなものになればいいなと。そのためにも、普段から折に触れて、最初のメッセージとして伝えるようにしています。

ーとがったメディアや人があつまるイードだからこそ、メンバーを一つにまとめるためのキーフレーズなんですね。そのイードメディアの一員として働くうえで、特に新卒に心がけてほしいことなどはありますか?

とにかくアウトプットをしていくこと。それ以外に世の中を動かす方法はないので。そのためにも様々な事に好奇心をもって触れてインプットをしながら、自分なりの見方を築いていく。その繰り返しでアウトプットの精度を磨いていく。自分なりの仮説を持って、手を挙げて、行動して、結果を受け止める。この回数が経験であり成長だと思うので、仕事は与えられるものではなく、作るものだという気概を持って仕事をしてもらえればと思います。

ー“自分なりの”仮説っていうのがアウトプットのポイントかもしれませんね。既存の解を求めるのではなく、自分の道は自分で作るというか。ところで、土本さんが新卒に近い年齢の時って何されてましたか?例えば10年前とか、今と比べて変わりましたか?

よく働いて、よく飲む、というのは変わってないですね(笑)体力の上限値は下がってそうなのが悲しいところですが…。あとは、良いメンバーで、良いチームを作るということは、自分の手を動かしてメディアを運営していた頃も、全体を見ている今も変わらないですね。現在は特に担当メディアは持ってませんので、沢山のメディアを運営している中で、自分がどういう動きをすれば、全体として最大限の成果を上げられるか、というのは意識するようになりました。

ー「よく働いて、よく飲む」は、まさに土本さんという感じがします(笑)そんな土本さんにとって、「働く」ってどういうことでしょうか?

自分のやりたいことを、世の中に受け入れられる形で打ち出していく、それに共感してもらえる人からお金をいただく、というのが自分なりの仕事に対する考え方です。自分の仕事の原点が、やりたかったメディアを続けるために、ビジネスとして成立させるにはどうしたらいいか、というところにあったので、その影響だと思いますが。

ー好きなことを仕事にするためには、世の中に受け入れてもらう必要があって、受け入れてもらうためには共感を得る必要がある。そして共感を得るためには、やはり相手に伝えるためにアウトプットすることが重要。「好きなことを仕事にする」ための本質という感じがします。では最後に、土本さんの夢を教えてください。

イードを、日本を代表するメディア企業にする、という目標を掲げて、個人的な活動はしないと決めています。もっと沢山の素晴らしいメンバーが集まる場にして、もっと沢山のメディア作りに挑戦して、もっと沢山の人を「MoveDeeper」していく、そのために全力を尽くしたいと思います。

ーありがとうございます!

60ものメディアをけん引するトップとして、個人的な活動はしないという言葉が印象的でした。土本さんの下で、イードメディアがどのような成長を遂げるのか、楽しみです。

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「イードを、日本を代表するメディア企業にする」-メディア作りに人生を捧げる、メディア事業本部本部長の決意
Yuki Ueno
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