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【正しさと患者視点を貫く。】PCR検査ラボの新設で、一人でも多くの命を救う

「医療という希望を創る。」をミッションとして掲げている私たちCUCは、ミッション実現のために社員が共通して持つべき行動指針として7つのスピリット※を大切にしています。実際、CUCの社員は、日々の仕事の中で、どのようにスピリットを体現しているのでしょうか。今回ご紹介するスピリットは、「正しさと患者視点を貫く。」。現在、チャレンジ・コロナプロジェクトで活躍している中川忠雄さんのエピソードを通してご紹介します。

※2021年4月に企業理念の再策定を行いました。
現在、社内では「7SPIRITS」は新しい表現に変更されています。

●今回ご紹介するSPIRIT
「正しさと患者視点を貫く。」

●社員プロフィール
中川 忠雄
大手航空会社で約20年間勤務後、病院経営コンサルティング企業にて数々の病院の経営改善、訪問看護ステーションの立ち上げを経験。2018年3月CUCに中途入社し、リスクマネジメントチームに配属。現在は、医療現場での新型コロナウィルス対策を行うチャレンジコロナプロジェクトでPCR検査ラボの立ち上げ支援を行う等、プロジェクトを牽引している。



「安全にPCR検査ができる病院がない」第一波の感染拡大で感じた危機感

____ 現在の中川さんのお仕事内容を教えてください。

現在は、「チャレンジコロナプロジェクト」という新型コロナウイルスの感染対策に特化したプロジェクトで、支援先医療法人における新型コロナウイルス対策のサポートや、協働したPCR検査ラボの開設・運用支援を行っています。

___ 2020年夏、新型コロナウイルスが感染拡大する中で、PCR検査の立ち上げ支援を担当されたと伺いました。なぜそのプロジェクトが始動したのでしょうか?

そもそもの発端は、2020年の4月です。新型コロナウイルス感染拡大の第一波が広がる中で、PCR検査を受けたくても受け入れられない状況が続いてたことでした。

今後訪れる第二波、第三波に備えて、必要な時にいつでもPCR検査を受けられる状態をつくることが支援先のスタッフの安心につながり、その先にいる患者さんのためになる。そう痛感し、すぐにPCR検査開設支援に向けて動き出したいと代表に提案しました。

「すぐに実行を」と即答いただき、その日から行政や支援先の病院をはじめ、様々な協力先を掛け回り、開設に向けての支援に動き出しました。地道な交渉を重ねて、2020年8月には1日250件の大規模検査が可能なPCR検査場の開設に至りました。

検査体制構築の揺るがない信念の背景にある、東日本大震災時の経験

___ 前例がなく、ノウハウもない中でPCR検査開設支援の過程で、色んなハードルがあったのでは?

ハードルは本当にたくさんありましたね。検査による感染拡大のリスクがある中で、理解や協力を得ていくために、乗り越えるべき問題ばかりでした。

毎日関係各所を飛び回って、何度も粘り強く交渉して議論を重ねました。その結果、最初は反対していた方々も理解や協力を少しずつ得ていきました。

とにかく医療現場で働く支援先病院のスタッフや地域の人々のために、安心・安全の検査環境を絶対につくるんだ、という軸のもとに走り抜いた数ヶ月でした。

___ 数々の困難があった中で、なぜそこまで行動ができたのか、中川さんのモチベーションの源を教えてください。

前職では宮城県の石巻で病院の運営支援コンサルティングをしていたのですが、東日本大震災で支援先の病院が津波で流されてしまった経験があるんです。

全財産を失った患者さん、患者さんを救うために車を走らせてそのまま亡くなったスタッフや、水の音を聞くだけで泣いてしまう人もいました。自分自身、あれほど無力感を感じた経験はありません。

あの日から、一人でも多くの人の命を救うことを自身の切実な使命として医療に関わり続けています。当時、震災と津波で人生の窮地に立つ彼らを叱咤激励しながら、行政に交渉を重ねて必要な補助金を獲得し、訪問看護を地域に広めました。その経験が今に続くモチベーションの源泉になっています。

このコロナ渦で、第一波で救えなかった命を第二波では一人でも多く救うこと。PCR検査体制の構築は、どんなにハードルがあっても絶対に諦められない責務でした。

まだ続く新型コロナウイルスとの闘いに、今までの知見の集大成で挑む

____ 強い信念のもと立ち上げたPCR検査場のその後の運営支援状況はどうですか?

保健所との連携で依頼された患者さんの検査を中心に、毎日フル稼働している状況です。

開設した当初は、患者さんに検査場まで足を運んでいただくスタイルの検査のみ実施していましたが、地域のニーズを受け、取り組みの幅が広がっています。

例えば、通院が困難な患者さんの自宅や介護施設を訪れてPCR検査を行う訪問PCR検査。また、今回で得た経験を、企業向けの集団PCR検査や、行政向け検査サービスと行った新たな事業にも活かすことができています。

支援先の医療機関の安全を守るためにはじめた取り組みが、より広い地域、社会に波及していくことで、多くの人の安全・安心につながれば本望です。

___ 中川さんがこれからチャレンジしたいテーマについて、教えてください。

今回のPCR検査体制の構築支援を通じて、これから解決すべき課題が少しずつ見えてきました。まずはそこに注力したいですね。

例えば、今全力で取り組んでいることでとても重要な視点が、陽性患者さんの受け入れについてです。感染力を失った患者さんを受け入れる、「下り搬送」のほか、東海地区でも軽症のコロナ患者さんを受け入れる検討をはじめています。

そして今、医療現場で働くスタッフの職場満足度を高めていく必要を強く感じています。今回の新型コロナウイルスの件もそうですが、日頃から身を削って命と懸命に立ち向かう医療の現場では、精神的に疲弊しているスタッフがとても多い。その課題に対して、現場のマネジメントや、職場のコミュニケーションで改善できる部分も多いはずです。

医療現場の改善点を洗い出して、働きやすい環境作りにつなげることで、スタッフが長期的に気持ちよく働ける環境をつくること。これから取り組みたいテーマです。

まだまだコロナとの闘いは続きますが、明けない夜はないと信じて、頑張っていきたいと思います。

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