Animal-AI Olympics(AAO)とは?
英ケンブリッジ大学のAI研究所「Leverhulme CFI」が中心となって企画された世界的なコンペティションです。
AIは、囲碁や画像認識など、単一タスクにおいては人間を超える能力を発揮してきました。しかし、ある特定のタスクに優れたAIを別のタスクに適用すると、ほとんど役立たずになってしまいます。
AAOでは、1つのAIエージェントに、動物の知能テストなどで使われる100種類のテストに取り組ませて競い合います。つまり、ある特定の知能ではなく、AIを日常で広く利用するために必要となる常識的判断、すなわち「汎用人口知能」の可能性への挑戦がAAOです。
全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(WBAI)が「WBA賞」を設立。
AAOは、 いくつかのカテゴリーのタスクに対する賞を設け、受賞者には総額$32,000の賞金を提供、バンクーバーで開催される「NeurIPS 2019」内で表彰するそうです。
AAOを後援しているWBAIは、部門賞として「WBA賞」を設立。 脳を参考にすることでもっとも生物学的妥当性を高めたモデルを提出したチームに授与されます。賞金は、$4,000!
8月21日に、キックオフミートアップを開催。チームビルディングとディスカッションを行いました。
クーガーのCEO 石井 敦によるオープニングトーク。
WBAI理事の荒川 直哉さんから、AAOの概要説明。
WBAI代表の山川 宏さんから、WBA賞が評価するポイントの説明。
すでにAAOにエントリーしているチームを代表して、デジタルハリウッド大学院の矢野目 佳太さんから、AAOに挑戦する上での難しさやポイントをご紹介いただきました。
チームビルディングタイム。チームを作ってみたい!という方がたくさん手をあげてくれました。
チームディスカッション、開始!皆さん、ケータリングのドリンクや料理に見向きもせず、非常に熱心に議論されていました。
最後は、チームごとにディスカッション内容を発表。
長丁場でしたが、皆さん会場の退出時間ぎりぎりまで、熱心に話をされていました。
お越しくださった皆さま、ご来場ありがとうございました!