株式会社 京屋染物店
Follow
Highlighted posts
All posts
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
本当の仲間と力を合わせる。
京屋染物店・専務取締役の蜂谷淳平です。先日の求人向けの会社見学会には、26名を超える多くの方にお越し頂きありがとうございます。京屋染物店の仕事に対する魅力や将来性に多くの方に期待していただいている現れだと感じています。本当にありがとうございます。京屋染物店では、近年採用にとても力を入れています。それは多くの人手が欲しいからではなく、私たちの仕事を通して『和の追求』を本気で目指す仲間を迎え、共により良い人生を作っていきたいという想いからです。エントリーいただいた方々と私も何度も面談を重ねてきました。そこで質問するのが『あなたの人生の目的は何か?』ということ。そして『京屋染物店を活用して、ど...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
”初”会社見学会を開催しました!
どうも!染色部寺嶋です。一月二十六日、京屋染物店で会社見学会を開催しました。初めての試みという事でやや不安でしたが、遠方からお越しいただいた方や、参加者同士で仲良くお話していたりと多くの参加者が集まり大変盛況していたように思います。見学会の内容としては朝礼を見ていただいた後に、京屋染物店の今までのあゆみや概要等をお伝えさせていただきました。その後、参加者は希望している部署へと移動し、普段の業務の様子を見学した後に質問コーナーへ。私が所属する染色部では「な、なんでも答えます!(汗)」と皆様にお伝えしたところ本当に様々な質問が飛び交いました。今回の見学会で意識した事は参加者の皆様との”距離感...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
仕事が楽しいと思えること
京屋染物店〈en・nichi〉の企画広報営業担当の庄子です。〈en・nichi〉とは、京屋染物店が創業100周年を迎え、新しく始まったラインです。 京屋のメンバーが一つひとつ丁寧に作った〈en・nichi〉の道具たちを広め、より多くのみなさまに価値を提供するのが私の仕事です。とはいえ、わたしはブランドの立ち上げや企画広報をやったことがありません。でも、なんかとても楽しそうだと思い、担当になってみました。普段の業務に加えて、展示会やポップアップ、グッドデザイン賞などの申込み等々いままで経験したことの無いことだらけで、日々バタバタしがちですが、協力してくださる方々に支えてもらいながら、少しず...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
根っこにあるもの
デザイン担当の三浦です。現在の京屋で使われる染色型は、データにて製作して、シート出力、スクリーンに貼り付けたものを使用していますが、画像の茶色い紙は、京屋に残る先代たちが使っていたであろう染色型です。📷柿渋で貼り合わせた和紙に紗を張ったものを、職人の手彫りでつくられたものです。昔はどこの染物屋さんでも使われ、今もきっと大切に保管いると思います。現在でも使用している染物屋さんや作家さんもいらっしゃると思います。一枚一枚手彫りであることで、柄に生じる微妙なかたちの異なりが、染め上がった際に、染料のにじみと合わさり、ぬくもりとなって魅力ある柄になります。染物の味わいの一つでもあり、カッコいい!...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
紡いだ先に
こんにちは。縫製部、梶原です。縫製というものを仕事にして約40年が経とうとしています。そんな私は6年前、京屋染物店に入りました。それまでの毎日の仕事といえば、とにかく一枚、一着でも多く、ひたすら数をあげる、まさに時間との勝負でした。そんな毎日ですから、その先にある''お客様のことを考える''その意識もいつの間にか薄れていたような気がします。当然、京屋もそうだろうな、そう思っていましたが、違いました。''お客様が一番'' ''お客様の喜ぶ顔が見たい''その思いを第一に仕事をする、そんな会社でした。その違いに驚き、戸惑う事もありました。ですがそれ以上に、実際に見学にお越し頂いたお客様との触れ...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
今年一年本当にありがとうございます!
京屋染物店、専務取締役の蜂谷淳平です。大晦日の今日はとっても幸せな気持ちです。家の掃除をしたり、家族でお年越しの準備をしたりとバタバタしながらも家族との掛け替えの無い時間を噛み締めています。今年一年決して平坦な道のりではありませんでしたが、こうして家族との時間を笑顔で過ごすことができるのもの、お客様や協力会社の方々や経営仲間はじめ、応援してくれる多くの方々のお陰です。本当に感謝の一年です。私たちは仕事の為に仕事をしているのではなく、大切な人の笑顔の為に仕事をしているんだと大晦日を迎え改めて仕事の意義を見つめています。来年2020年は東京オリンピックが開催され、何かと日本が注目を集める年と...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
仕事納め
師走とは・・・師匠である僧侶が、お経をあげるために東西を馳せる月というのが由来だそうで。今年の12月は、京屋のメンバー全員で馳せた月だったなぁと感じています。全員が責任を全うし、仲間が繋いだバトンを最後まで繋いだという達成感があります。今年一年を振り返って2019年を振り返ると色々なことに挑戦し、達成してきたなぁと感じます。・世界進出「フランス、パリに営業拠点開設」・世界最高峰の繊維製品安全証明「エコテックス®️スタンダード100 クラス1」取得・アウトドア用品のトップメーカー「スノーピーク」とのコラボ商品販売開始・地元の祭りへの貢献「郷土芸能祭」を運営・手塚プロダクション「アトム」との...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
貫き通したその先に
染色部の寺嶋です。京屋染物店では現在求人の募集をしています。求人と聞くと初めて京屋に足を運んだ時の事を思い出します。私がどういう思いで京屋にやってきたか、また求人に対して私なりの考えや思う事をつらつらと書き記したいと思います。私が京屋染物店で働こうと決めた理由は様々ありますが、要約するとすごくシンプルです。染物が好きただそれだけです。📷しかし、当然不安もありました。”金銭的な不安”、”地方の仕事に対しての不安”、”染物という仕事の将来性の不安”たくさんの不安がありましたが、染物が好きというシンプルな一本の柱が自分でもびっくりするくらいしっかりとしていて様々な不安に怖気付く事はなく、気が付...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
知ること
デザイン担当の三浦と申します。これから少しずつ、デザインのあれやこれやをつぶやいていけたらと思います。さて、デザインをしていて、お客様や同じデザイナーさんからもよく受ける質問があります。それは「染めのデザインは、他のデザインと何が違うのか」ということ。答えは簡単で、一番の違いは、「最終ゴールが、染料で布に転写されて始めて完成するもの」ということです。実にそのまんまですが、これが根本にあります。染料を型に流して生地を染め上げるため、液体ゆえに生じる「滲み」を意識したデザインにしなければならず、柄は、最終的に染めに耐えうる大きさと細かさにする必要があります。また、色が入る「差し込み」の部分と...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
触れる
染色部小澤です。京屋染物店がWANTEDLYにて求人募集を開始して早数ヶ月。ご応募頂いた皆さま、実際に足を運んで頂いた皆さま、ありがとうございます。これから就職を考えている方はもちろん、"染物"という業界も相まってか、異業種からの転職でご検討の方も多くいらっしゃいました。かくいう私小澤も、異業種(精密部品加工機器、マシンオペーレーター)から全く0からの転職、挑戦。今日はそんな私が、京屋染物店に入社して感じた事などを、自分なりの観点で綴り、少しでも検討材料にして頂けたら幸いです。"距離感"前職と入社後、一番の変化に感じたのはこのワード、"距離感"人、ものetc...全てにおいて、京屋染物店...
株式会社 京屋染物店
about 1 year ago
責任
私が尊敬している方からこんな質問を頂いたことがあります。「責任」と聞いて、あなたはどんな印象、イメージを持ちますか?今回は、その質問で気付かされたこと。また、社員から学んだことをお伝えします。「責任」の解釈で、行動は変わる「責任」と聞くと、重い、窮屈、縛り、プレッシャー、ストレス、息苦しい、などなど、あまり良い印象がない言葉が出てきます。私も以前はそうでした。つい先日、毎日行う朝礼で、私も社員に質問してみました。「責任」と聞いて、あなたはどんな印象、イメージを持ちますか?しばらく、みんな黙って考えていました。沈黙の中、最初に発言したのは入社1年半の女性社員。私は、彼女の発言に感動してしま...
株式会社 京屋染物店
over 1 year ago
感謝と決意
各地の神社やお寺を参拝させていただく理由今年に入ってから、毎朝「神社」「お寺」に参拝させていただいています。東北六県(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)はもちろん、日本全国各地に行かせていただいた時も、その土地の神社やお寺に必ずご挨拶にいきます。早朝の神社やお寺の空気が大好きです。自分自身の在り方を改めて見直せるいい時間を過ごせている気がします。また、日本の文化や精神の根幹を少しでも感じることができるのも魅力です。朝早起きして、散歩(時々ジョギング)をしながら、今日一日のイメージを膨らませ、やるべきことにフォーカスしていく。神社やお寺についたら、心静かに手を合わせ、頭を下げ、「今あるこ...
株式会社 京屋染物店
over 1 year ago
枠は苦?
染色部小澤です。本日は休日を利用して、"祈りの玩具-郷土玩具と信仰-"という展示会に行ってきました。染物屋ー郷土玩具一見すると、関わりに"?"がつきそうなものですが、実はとても深い関わりがあるのです。全国各地に伝わる郷土玩具。そのモノの成り立ちには、各地の産物を活かした技術はもちろん、先人達の想い、信仰、また、粋な遊び心も込められています。例えば、大阪のとある地方に伝わる"初辰(はったつ)さんの招き猫"という玩具。初辰とは、毎月最初の辰の日のことで、この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されているそうです。一回の参拝で一体の玩具。そして4年を一区切りとし、48回参...