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事業基盤作りにチャレンジした私が次に取り組むSDGsの推進。そして自身もワーママのロールモデルを目指す【CAOインタビュー】

「女性がどんなライフステージにいても、どのような環境におかれていても、本来の自分を取り戻して前を向ける、そんな場所を作りたい。」

そう考えるようになったのは、学生時代の就職活動で、自分が家庭も大切にしながら働いているイメージが全く持てなかったから。そう話すのはCAO(管理部管掌取締役)の梅本知世。

フリーランスとしての独立と3度の転職を経て、現在のデンタルアシストに辿り着きました。過去に描きながら一度は横においた自分の夢を、違った形で追いかけることができているとのこと。

今回は梅本に、事業を支える上で大切にしていることやデンタルアシストで働く魅力について語ってもらいました。

<目次>

■「この会社が世の中からなくならないで欲しい」経験のない業務にもチャレンジし続ける理由

■「ビジネスを支えるのは現場」業務基盤の徹底的な見直しへ

■「ワーママのロールモデルになる」そう考えるようになった産後の経験

■「働き方も大切に」事業成長だけにとどまらない魅力

「この会社が世の中からなくならないで欲しい」経験のない業務にもチャレンジし続ける理由

──まずはデンタルアシストに入社した経緯を教えてください。

2018年にデンタルアシストへ入社しますが、それまでに3度の転職とフリーランスとしての独立を経験しました。

新卒では株式会社ワークスアプリケーションズに入社。「新人に最大難易度の仕事を」という文化があり、1年目からインターンシップの企画運営責任者を任せてもらいました。学生に会社のことをよく知ってもらい、入社意欲を形成するまでが主な業務です。

当時、急成長していたITメガベンチャーであれば「起業する力を身に付けられる」と考えていました。ただ会社員の立場で仕事をしているだけだと、事業の作り方が全くわからなくて。

そこで思い切ってフリーランスとして独立します。24歳の時でした。

──どのような分野で独立したのですか?

学生時代にエステサロンで働いていた経験を活かし「美容アドバイザー」になりました。

ただ、すぐに「自分は経営者に向いていないのでは」と考え始めます。私の性格上、売り上げを上げること以上に、目の前の人に注力しすぎてしまう傾向があることがわかったんです。

そのうちに社長や事業家の方々とご縁をいただき、秘書業務を任される機会が増えていきました。そこで初めて「私は旗振り役ではなく、サポート役が向いているのでは」と気付きます。

世の中が求めるサービスを創出する才能豊かな経営者の一番の秘書として、その経営者がより大きな価値を世の中に生み出すサポートをしたいと思うようになりました。

その後は小さなコンサルティング会社に入社し、社長秘書やバックオフィス全般を経験。2011年からはエグゼクティブアシスタントとして約7年、株式会社ビービットに在籍します。

そこでは社長や副社長、執行役員など、最大5名の秘書業務を同時に任されていました。

秘書業務では特に「経営陣だけではなく、現場の意向も尊重して調整する」ことを意識していました。この時の経験が、現在の仕事にも活かされています。

──これらの経緯を経て、デンタルアシストと出会うわけですね。

「歯科矯正」というキーワードに惹かれ、2018年にデンタルアシストのCOO浦田に話を聞きに行きました。

もともと美容に関心があったので、そこから派生して「歯科矯正」にも興味を持っており、何か少しでも携われることがあればという温度感でした。しかし、具体的に事業内容を伺うと3つの点に強い魅力を感じることに。

  • 一顧客としてもやりたいと思える歯科矯正サービスである
  • コンビニより多いとされる歯科医院に新しいサービスの柱を提供できる
  • 労働環境が問題視される技工士業界で、女性でも働きやすい職場を提供でき


「この会社が世の中からなくならないで欲しい」
「自分でお役に立てることがあるならば、何でもやらせていただこう」

そう思い、創業間もないデンタルアシストへ入社を決めました。

「ビジネスを支えるのは現場」業務基盤の徹底的な見直しへ

──入社直後は、どんなお仕事を担当しましたか?

COOの浦田からは「まずはシステムまわりの仕事をやってほしい」といわれました。

システムの設計は経験のない分野だったので、正直不安もあったのですが、私以外は歯科技工士しかいない状況です。「これは自分がやるしかない」そう覚悟を決めて引き受けました。

まずは発注システムの整備から始まりました。発注の流れを把握しようと思ったのですが、業務フローというものが存在しなかったんです。

そのため技工所の業務整理・フロー構築から着手し、要件定義や開発実務を担っていたベトナムの開発チームのマネジメント、クリニック様への導入説明やフォローまでを入社3ヶ月でやり遂げました。

それが終わると今度は「製造まわり」の基盤構築です。Salesforceを導入し、また要件定義からスタート。このような各基盤作りや業務改善を繰り返してきました。

当時は自分が作ったものが今後の事業を支えていけるのか不安でしたが、現場の技工士や事務、クリニックの衛生士の方々、関係企業のみなさんも協働してくださって、ありがたい環境で仕事をさせていただけたと思います。

また何より、未経験の仕事を任せてくれた浦田にもとても感謝しています。

事業の拡大や管理に責任を持つCOOの浦田はシンガポール在住だったこともあり、日本国内で日々動いている業務に関して、その場の対応が必要なものは全て私が巻き取るように心がけていました。

これは秘書時代から変わらないスタンスですが、その頃よりさらに建設的な改善策を出せるように「目の前で起こる課題の本質は何か」を常に考え、行動するようになりました。

大きな問題が起きた時は、夜な夜な浦田と会議することも。振り返れば、本当に二人で協力してやってきたなと実感しますね。

──大変だと感じたことはありましたか?

スタートアップの経営者はアイデアマンで、色々なチャレンジをする傾向があると感じています。デンタルアシストも例外ではありません。

経営層はどんどん変えていきたい、だけど現場では混乱が生じる。そういったことが日常的に起こるんです。

商流を新しく作り、それらをより太くすることを考えるのは経営の仕事ですが「ビジネスを支えている現場」の存在を忘れてしまうと、その歪みが最終的にお客様へ影響を与えてしまいます。

だからこそ経営層から何か要望があった場合、現場のメンバーにそのまま伝えることはせず、伝えるタイミング、伝え方にはとても気を遣っていました。

「経営者と現場の間に立ち、全ての業務がスムーズに回ることに命をかける」

仕事をする上で私が大切にしていることです。

「ワーママのロールモデルになる」そう考えるようになった産後の経験

──現在はどんな業務をしていますか?

2021年の1月に産休・育休から復帰したタイミングで、CAOに就任しました。

業務は人事・採用・労務・総務・法務・情報システムが中心で、SDGs(※)の推進も大きなミッションです。

(※)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。

──育休明けから役員就任、SDGs推進とプレッシャーはありませんでしたか?

正直、最初は自分に務まるか不安の方が大きかったです。

ところが代表の松本から「日本中の優秀な女性が、出産・育児を経てもこの会社で働きたいと思うような会社にして欲しい。またSDGsの推進も全力でお願いしたい」といわれました。

それを聞いて「大学時代にやりたいと思っていたことができるかもしれない。SDGsはその推進に大きな後ろ盾になる。今、私が逃げてしまったら、家庭のためにキャリアを諦める女性像が、子どもたちや職場の当たり前になってしまう」そう感じました。

実は、出産や産後の経験は私にとっては「できない」ことが多すぎました。一方「できない」状況に立ち向かわなければいけない経験をしたからこそ、意思決定をする側に回りたいと思ったんです。

デンタルアシストの社員は半分以上が女性です。また、矯正市場も女性のお客様が多いため、女性に支えられている会社として「女性の活躍支援」には一種の責任感や使命感を持っています。

「自分一人の行動が社会に影響を与える」

女性の活躍支援をするのであれば、まずは自分が、自身の感情に嘘をつかずに仕事と家庭の両立をできていないとダメですよね。社内制度を作る時にも「弱い」「できない」そんな人の状況にも寄り添い、真摯に取り組みたいと考えています。

「働き方も大切に」事業成長だけにとどまらない魅力


──最後にデンタルアシストで働く魅力を教えてください。

明日や一年後が「良い意味で想像できない」ことが一番の魅力だと思います。

歯科矯正業界に主軸をおいて事業展開をしてきた弊社ですが、今後はヘルスケア業界に事業領域を広めていくことになりました。

私が入社した頃は、会社が潰れる可能性も覚悟していましたが、今では年商数十億になるまでに成長しました。

本当は世の中に必要とされているのに、様々な理由でサービス化できていないものを事業化していく、そこに松本の情熱があります。

今もこうして会社が成長し続けていることは、消費者から認められている証です。

世の中に貢献できて、女性の働き方などにも経営者の目線が届くレアな会社。これがデンタルアシストの魅力だと思います。

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当社の女性比率は50%。女性でも働きやすく、活躍できる環境が整っています。

その環境があるのは、まさに今回ご紹介した梅本の存在なくしては成しえなかったことでしょう。

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