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CARROT代表の栗原が考える“音声LIVE配信”の今と未来

CARROT株式会社は、2020年8月7日に登記したばかりの新会社です。「ポケコロ」等スマートフォン向けアバターサービスを提供するココネ株式会社からスピンアウトし、音声配信サービス『#私を布教して』を拡大・成長させるために走り出しました。

今回は、音声ライブ配信市場の未来と『#私を布教して』事業の今後の成長について、CARROT代表取締役社長の栗原に話を聞きました!

バーチャルコミュニティへの興味は自身の原体験から

――まず最初に、栗原さんのキャリアを教えてください。

新卒で就職してから今に至るまで、一貫して「インターネットで繋がる人と人との縁」に興味関心を向けながらキャリアを積んできました。

元々バーチャルコミュニティに興味があったんです。高校生の頃は田舎で暮らしていたんですが、掲示板経由で他の都道府県の友達が出来たり、知り合った人に教えてもらって高校生アフィリエイターを始めたり……自分の原体験もあって「インターネットで繋がる輪」に惹かれていたんですよ。

ココネに入社を決めた2014年当初、バーチャルコミュニティのビジネス手法は主に3つでした。広告マネタイズ、マッチングアプリ、そしてアバターです。前職で広告マネタイズを担当していて、別のことがやりたくなったこと、これからの時代は仮想空間市場が大きくなると思ったことから、アバターに軸足を据えたいと思ってココネにジョインしました。

「ポケコロ」のプランナーから始まり、2018年からは「ポケコロ」の事業長を1年間担当しました。その後マーケティング部長に転身して全プロダクトのマーケティングを回していたんですが、あんまり性に合わなくて。バーチャルコミュニティ領域では、「投げ銭」を主体とした新しいビジネス手法が広がっている背景もあり、30代のキャリアを考えるなら自分で事業をやるほうが楽しいなと思い始めていた折、ココネの事業戦略と相まって『#私を布教して』事業を任されることになりました。

経済規模は3年で3~4倍に。配信市場はまだまだ好調

――『#私を布教して』がココネからスピンオフしたのはなぜですか?

戦い方、採用面、組織面が理由ですね。

いま市場で強くなっているライブ配信系サービスは巨額の資金調達をしているんです。事業構造がメディアサービスやSNSに近しいので、赤字のまま成長させる戦略をとる会社が多いといった実状があります。そのため外部の賛同してくれる投資パートナーを見つけて、最終的に勝ちにいく戦い方に舵を切りたかった、というのが1つ目の理由です。今はまだプロダクトマーケットフィット(PMF)を模索している段階ですが、勝ち筋が見付かれば資金調達しアクセルを踏み込んでいこうと考えています。

2つ目の理由は「専門性の強化」です。ココネではCCPというジャンルのアバターアプリを複数展開していますが、いずれも同じ領域のビジネスなのでサービス間のシナジーを生むため強くなります。

一方で『#私を布教して』に関しては、上記とは別ジャンルになるため、完全に切り離して専門性を出した方が事業は強くなるという戦略です。

3つ目の理由は、既に財務基盤も安定しているココネからあえて独立することで、メンバー全員が背水の陣でサービスに取り組めるのではないかといった考えです。現在はまだ少人数でサービスを進めているため、事業に対する関わり方が強くなり、成果を出せればドカンと大きな見返りがあります。

そういった「頑張りが反映される組織構造」にするべく独立しました。

――音声配信サービスの市場について、現状を教えてください。

関連があるのでソーシャルゲーム市場の話からしますと、2018年頃からお金もユーザーも少し停滞気味です。ソーシャルゲームに使われていた「時間」「お金」は動画アプリ、漫画アプリ、ライブ配信アプリなどに使われるようになった、ということがデータ上でも浮き彫りになっています。

ここ2年間で音声配信サービス全体のMAU(月間ユニークユーザー数)は2倍以上になっているんですよ。収益に関しても3年で3~4倍、経済規模がもうすぐ月間数百万ドルに達する域です。インスタライブやYoutubeライブを含めずにこの数字なので、ライブ配信に触れている一般人はもっといるはずです。

――ユーザーもお金もわかりやすくライブ配信に流れてきているんですね。

そうですね。事業を成長させていく上では「市場そのものののびしろ」が一番大事ですから、この市場にはチャレンジしがいがあると感じています。

我々のサービス『#私を布教して』には顔出しがないため、リアルな自分とは全く切り離されたキャラクターになりきることで、突然シンデレラになる可能性があるんです。つまり、本来の自分にとらわれることなく、誰でも人気者になれるチャンスがあるということ。

これが顔出しの配信アプリにはない、『#私を布教して』の社会的な提供価値かなと思っています。

自社独自の視点で優しい世界観を創り上げたい

――音声配信サービスの業界について、課題やのびしろに関する見解を教えてください。

中高生のお客様が多いこともあり、コミュニティトラブルが課題です。お客様同士で揉め事が生じてしまったり、そこからお客様体験の悪化やコミュニティの悪印象に繋がってしまうこともあります。

また先程お伝えした通り、市場そのものにまだまだのびしろがありますし、コロナをきっかけにライブ配信が一般人に浸透してきたのも追い風だと捉えています。今まで「配信」にはハードルが高い印象が付いていましたが、芸能人のインスタライブ配信が普通になった今、自分でも配信してみたいと思っている人は多いのではないかと。

――未来のお客様になりうる人たちの流入が、マーケットののびしろでもあると。

そうです。だからこそ『#私を布教して』は、お客様にとって優しい世界でありたいと思っています。

「#私を布教して」という言葉は元々Twitterのハッシュタグだったものなんです。歌い手を目指している子が動画を上げたときに付けたり、絵師になりたい子が絵をアウトプットするときに付けたり……「#私を布教して」は「私の才能を見付けてほしい」「誰か好きになってほしい」という承認欲求を端的に表したキーワードであり、すごく普遍的なニーズだと思ったんですよ。

わざわざプライベートでスマホを使っているときに、嫌なことを言ってくる人とは絡みたくないじゃないですか。皆インターネット上で誰かとコミュニケーションするときって、好きな人だけと喋っていたいものだと思うんです。もっともっと優しい世界、誰も否定しない世界を作れるサービスが今後勝っていくんじゃないかなとは思うので、コミュニティ作り、特に皆が認め合える優しい世界観を自社独自の視点で作っていきたいですね。

まだまだサービス力も、我々のチーム力も足りずにお客様にお叱りを受けることは多々あるのですが、この考え方を大事に日々仕事しています。

大事にしたいのはお客様との距離感、世界観

――どういった方と一緒に働きたいですか?

お客様の名前を覚えて、好きになれる人でしょうか。

システム的に優しさを提供したところで居心地の良さは生まれません。お客様にとって優しい世界を作るためには、お客様と一緒に創り上げていく必要があります。ハード面ではなくソフト面が鍵になるんです。

なので、お客様の反応を得るのが好きな人。コミュニティが好きな人。お客様とたくさんコミュニケーションを取りながら意見やニーズを吸い上げて打ち手を提案できるような、顧客ベースで物事を考えられる人とは、ぜひ一緒に働きたいです。

まだ動き始めたばかりの新しい会社で、『#私を布教して』を育ててみませんか?

お会いできる日を楽しみにしています!

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