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【from WARC AGENT vol.5】Ubie 中島さん

ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた、「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」にインタビューをし、ベンチャーへ転職をした理由・実際に働く上でのやり甲斐などの「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っていく連載です。今回は、Ubie株式会社にてご活躍されている中島恒太さんにお話を伺いました。

■プロフィール
<話し手>
Ubie株式会社
中島 恒太

1981年生、東京大学卒。東日本電信電話株式会社、グリー株式会社を経て、2015年に海外事業開発担当として株式会社コロプラに入社し、2017年には人財部長として人事労務を管掌。
同年、株式会社ビーグリーに経営企画室長として入社し、事業計画策定や東証一部への市場変更を担当し、東証一部上場を達成。
2018年よりドローンスタートアップにて執行役員経営管理部長として、バックオフィスをリードし、IPO準備を経験。
2020年よりUbie株式会社にジョインし、バックオフィスの強化とIPO準備をリードしている。

<聞き手>
WARC AGENT キャリアアドバイザー
相馬 佳代

2010年、コンサルティング業界専門の人材紹介会社に入社し、大手メディア企業や戦略系コンサルティングファーム等を担当。その後、エンジニア特化型の人材紹介会社を経験。 2019年当社入社。WARC AGENT事業部にてハイクラス人材、経理・監査役ポジションを中心としつつ幅広い職種のキャリア支援に従事。

▼目次
30代で大手から一転、ITメガベンチャーへ
ミッションは自分で見つける。それが、Ubieの流儀

相馬:中島さん、本日はよろしくお願いいたします!まずは、自己紹介をお願いします。

中島さん:これまでコーポレート(バックオフィス)を中心にキャリアを積んできまして、Ubieは6社目です。
事業計画の策定や予実管理を行う経営企画業務をキャリアの半分ほど経験し、直近2社は未上場のスタートアップで、コーポレート責任者として体制構築からIPO準備、メンバーマネジメントを行ってきました。Ubieでは、管理職などの等級やヒエラルキーが全くないため、部下やチームを持たずに、コーポレートの組織作りやIPO準備をリードすることを役割としています。

1社目、新卒で入社したのはNTT東日本で、8年間在籍していました。大企業に一回入り組織のロジックなどを身に付けることに意味があると考え、内定をいただいた中で魅力的だった同社に決めました。

大手ならではの非常に整った環境だったのですが、自分の場合はそのままいたら環境に甘えてしまい今後のキャリアを形成する上でマイナスになるかもしれない、と考えて1回目の転職を決意しました。

相馬:2社目はグリーにいらっしゃったということですが、同じ上場企業でもベンチャー企業を選んだ理由はありますか?

中島さん自分自身のキャリアにおいて課題だと思っていたことをなるべく早くリカバリーしたかったというのが一番の理由です。当時の自分の経験では、例えば今のUbieみたいなスタートアップフェーズの会社は、スキルや経験にかなりギャップがあると思いました。
いわゆるメガベンチャーで、上場はしているものの、まだベンチャー的なカルチャーを持っている会社がベストな選択だと考えていました。

30代で大手から一転、ITメガベンチャーへ

相馬:グリーに転職する際は、同時に色々な会社を比較検討されていましたか?

中島さん:その時は結構な数の選考を受けました。内定をいただいたのはグリー含めて2社でした。転職を重ねるごとにオファーを受ける率が上がっていますが、1回目は打率が低かったです。その際に大手一社のみの経験で30歳という年齢は予想よりも厳しいのだと自覚しました。

入社してみて、グリーは理想としていた環境にかなり近かったです。管理会計の仕組みを構築する部署に配属となりましたが、同僚も優秀で勢いのある人が多く、他のスタートアップやベンチャーへ行くよりもグリーでそういった人たちと仕事ができるというのはとても魅力的だったと感じています。

相馬:その後、コロプラへ転職し、その次はビーグリーへと移られています。ベンチャー企業としてのカルチャーが浸透しているインターネット領域の会社に軸足を置かれている印象がありますが、キャリアについてはどうお考えでしたか?

中島さん:インターネット業界において複数経験したのは、結果的にそうなっただけで、転職活動開始時は業界が定まっていたわけではありません。グリーやコロプラ、ビーグリーまではインターネットかつエンタメ領域の企業です。もともとゲームや漫画が好きなので、好きな領域の事業を展開している会社が結果として事業に対する共感を強く持ちやすかったのかもしれません。

相馬:当初は、エンタメ業界で探していると中島さんが仰っていたので、その軸で企業を紹介していましたね。ですので、Ubieにはもしかしたら興味を持っていただけないかもと思いながら紹介しました。エンタメ軸というところから、医療領域へと移られた理由はどんなところにありましたか?

中島さん:他にもいくつかオファーをいただいていたのですが、Ubieにジョインした理由の一つとしては「なんだこの組織は」と衝撃を受けたことです。優秀そうな経歴の社員が会社紹介に多く並んでいて、創業たった4年のスタートアップにも関わらず、タレントを揃えていることが印象的でした。実際に様々なポジションの方に会い、話をする中で、事業や組織に対しての社員全員の解像度の高さがズバ抜けていると感じました。当時の社員は50〜60人でしたが、その全員が同じような視座、解像度、熱量の高さで物事を考えているのは組織としてめちゃくちゃ強いと思い、選考企業の中でも一番魅力的に感じました。
医療領域でも、医者だけが使うプロダクトだと一般の方々は事業に対しての共感がどうしても低くなってしまいますが、Ubieは生活者向けのプロダクトも提供しています。実際にプロダクトを妻に使ってもらったところ、妻がそれまで診断されていた疾患名が表示され、行きたいと考えていた病院が表示されました。それを見て、プロダクトとしてのクオリティーが高く、すごく良いものだと感じました。

相馬:最終的な意思決定においては何が大きく影響しましたか?

中島さん:そうですね、対面でUbieのメンバーに会って、そこで受けた印象が意思決定に大きく影響したと思います。選考プロセスが短くスピーディーに話が進んでいたので、あまり事業の話を聞かずに最終面談まで進んでいました。オファー面談の際、代表の阿部がUbieの今後の事業展開について、圧倒的なロジックと熱量で話をしてくれました。実は、条件交渉も同時並行でしていましたが、条件以上に阿部の考えていることの深さや、将来の事業の奥行きにとても感銘を受けました思っていた以上にとんでもない会社だと感じたのが決定打となりました。

ミッションは自分で見つける。それが、Ubieの流儀

相馬:入社してすぐのメインミッションは何でしたか?

中島さん:資金調達業務とIPO準備です。入社直後は、代表の阿部が私の入社前に話をつけた資金調達の案件を形にしていきました。また、上場を目指すにあたり監査法人や証券会社を決めて、上場に向けた準備を開始する必要がありました。私が入る前まで担当はいなかったのですが、事業観点で最適なタイミングでの上場を実現するためには、コーポレートとして早めに動き出し、上場スタンバイの状態をなるべく早く整えることが重要で、そのためのマイルストーンのプランニングと初動がミッションでした。

今の最大のミッションは、次の資金調達に向けて、事業計画やエクイティストーリーを策定することです。

相馬:今までで一番挑戦しがいのあった業務はありますか?

中島さん:これも、資金調達ですね。
これまでに資金調達の経験はなく、ジョインしてから阿部と一緒に行いました。投資家のロジックや話の進め方など、実務的な部分が学べたことはすごくいい経験でした。色々な投資家と話をすることがあり、様々なロジックのぶつかり合いなどを経験できました。

相馬:未経験業務のキャッチアップはどうしましたか?

中島さん:必要な知識は書籍や有識者へのヒアリングなどで勉強しました。
最低限の知識は必要ですが、資金調達は投資家とのコミュニケーションにより実現するものです。知識の習得など以上に、圧倒的にロジカルに物事を考え、合理的なコミュニケーションをすることで、利害関係の調整ができるかがポイントです。その部分は阿部が得意なので、彼から学びながら乗り越えました。

相馬:ミッションや役割はどなたが決めるのでしょうか?自分が決めるのですか?

中島さん:個人のミッションは、四半期単位でOKRを自分で設定します。自分発信でOKRを作り、会社全体、事業、チームごとのOKRと最終的にアラインをします。その中で多少かたちを変えますが、まずは自分の意思が前提にあります。逆に、自分はやらない/できないと判断した業務については社内採用でやりたい人をアサインする、あるいは社外から採用することになります。Ubieでは、マネージャー等の役職者を一切設けない組織になっていることから、一人一人が視座高く会社の成長を実現するために取り組むべきチャレンジを設定することを求められることになります。

相馬:一般的な会社は入社後のオリエンテーションや目標設定のMTGなどで、OKRやKPIなど何かしら設定されると思いますが、中島さんはどうでしたか?

中島さん:正式入社前の業務委託期間中に業務を進める中で感じた課題や得た情報を元に、総合的に自分で設定しました。全員そういった感じではないかと思います。実際に走る中で方向性が違うことがわかってきたら、OKRリファインメントという形で適宜修正をしていきます。

相馬:採用も中島さんのミッションですか?

中島さん:Ubieは全員で採用をやっています。この根本には、採用担当だけでは採用はできないというUbieの考え方があります。人が欲しいと思っている現場が、自分たちが直接候補者に会って採用しないと相応しい人が採用できないという考えです。コーポレートのメンバーであれば、私自身が当事者意識を持って採用していくことが重要です。現在は、法務、労務、総務、経理の採用にコミットしています。

相馬:結構スピーディーに選考が進んでいたのでどうかなと心配していたのですが、入社後のギャップはありますか?

中島さん:結論あまりないです。2ヶ月間業務委託をやっていたので、入社前提で社内のMTGには基本的に全て参加していました。充分に社内の内情を理解をした上で入社できたので、ギャップはなかったです。
カルチャーに関しては、想像以上に純度が高いと感じています。Ubieとして大切にしていくべきカルチャーが大前提として存在し、それを阻害する要因を排除するための制度や仕組みを徹底して構築しているためです。

相馬:それは創業者の考えですか?

中島さん:最初はそうだったと思いますが、今はそれに共感して入社した全社員でやっている感じです。

相馬:Ubieは5年目ですが、離職者がとても少ないと聞きました。
中には離れていく方もいると思いますが、その理由はどんなことでしょうか?

中島さん:現在120名以上の社員がいますが、辞めたのは数名で、起業のために辞めている方がほとんどです。入り口でカルチャーフィットをかなり厳密に見ているので、ミスマッチが発生しづらいのが理由だと思います。

相馬:Ubieに入社して他社と比べて感じたギャップはありますか?

中島さん:一番大きいのは階層がないということが、ソフトな部分で大きく作用していると思います。
普通の会社だと社長がいて役員がいて、経営について考えるメンバーが限定されています。経営層やマネジメント層ではない人たちは、自分で考えることが少なかったり、手を動かすことに忙しかったりしますが、Ubieではそれが一切ありません。社長2人以外は全員フラットで誰かが指示してくることはなく、自分で考えて動き、自分で手を動かし、動かしきれない場合は採用します。自分がやらなくてはならないミッションをこなすために必要なものを調達することも自分でやります。全員が会社の将来については社長と同じレベルで考え抜いていて、自ら手を動かすという資質を社員全員が持っている点はUbieが他社と異なる点だと思います。

相馬:中島さんご自身は今後どうなっていきたいですか?

中島さん:前代未聞の組織で上場を達成できるようコーポレートを構築していきたいです。Ubieは特殊な組織を持っていて、上場に向けて論点になる部分が多く、ガバナンスの仕組みも作りにくいと考えています。そういった論点もしっかり解消して、上場を実現するということに挑戦したいです。

相馬:最後に、ベンチャーコーポレートにチャレンジする人に向けて一言お願いします。

中島さん:スタートアップは程度の違いがあれど自分で考えて自分で動くことが求められるのが特徴的で、上から下に指示が飛ぶような大手企業とは違います。もちろんプレッシャーやリスクなどがあり、ストレスもありますが、そこを楽しめる人であれば成長スピードが早いし、達成感も格別です。大変なことが多いですが、それを乗り越えた先には、投資したエネルギーに対してしっかり返ってくる環境なので、そうした環境を楽しめる方がベンチャーのコーポレートに向いていると思いますし、一緒に働きたいと思っています。

相馬:本日は、ありがとうございました!

ーUbieさんに興味を持たれた方はこちらから採用募集職種をご確認ください!

また、中島さんが登場しているUbie公式YouTubeやnote記事はこちらです。

You Tube:管理のない管理部門 -Ubieが目指すバックオフィス組織の話-
note:Ubieのバックオフィス~管理のない管理部門~



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