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挑戦に年齢は関係ない。40代会計士・M&Aのスペシャリスト、初のベンチャー企業への挑戦

「WORK@WARC」は、WARC役員がメンバーに直接インタビューすることで、「なぜWARCでWORKすることにしたのか」、そして「何を実現していきたいのか」を紹介していくエントリーです。

第二弾として、今年1月に入社したM&Aアドバイザリーサービス事業統括でWARC取締役の服部に、取締役共同創業者の石倉がインタビューいたしました。


服部 浩弥
1999年に新日本有限責任監査法人入所後、2007年にシティグループ証券投資銀行本部M&Aチームに所属し、フィナンシャル・アドバイザリー業務に従事。2009年よりKPMG FASに入社し、フィナンシャル・アドバイザリー業務に従事。2012年よりKPMG LLPニューヨーク本社に出向し、現地チームにてフィナンシャル・アドバイザリー業務に2年間従事。2015年より大手総合商社にてM&Aアドバイザリー部署の立上げ支援に1年間従事。2016年より財閥系総合商社に出向し、社内M&Aアドバイザリー業務に2年半従事。MBOやカーブアウトを含む多数の国内及びクロスボーダーM&A案件に関与。2019年1月より当社取締役就任。慶應義塾大学卒。公認会計士。

30歳で初めてのキャリアチェンジ。監査法人から投資銀行へ転職し、得たかったスキルとは?

-石倉
今日はインタビューさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。服部さんの半生にしっかり迫っていきたいと思っています!

-服部
承知しました。半生、と言われると語り切れるか不安もありますが、どうぞよろしくお願い致します。

-石倉
唐突ですが、監査法人系FASからベンチャー企業であるWARCに転職して早2ヵ月。環境はかなり変わりましたか?

-服部
そうですね。今まで身を置いていた、いわゆる大企業とはスピード感が異なりますね。WARCでは当たり前のように重要な意思決定が即座に行われていく。しかし逆に言えば、自分の権限と責任のもと意思決定できるということなので、非常にモチベーションが高まりワクワクしています。一方で、より重い責任が伴うので身の引き締まる思いですね。

-石倉
M&Aの事業部は現在服部さんしかおらず、意思決定はほぼお任せしているので、余計に責任感が伴う立場ですもんね。では、改めて、になりますが、今までのご自身のご経歴を教えてください。

-服部
キャリアの話になりますと、若干固苦しくなるかもしれませんが、ご了承下さい(笑)。大学卒業後、会計士試験(当時の二次試験)に合格し、太田昭和監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)の監査部門に入所致しました。会計分野の専門家としてキャリアをスタートして、約7年間勤務しました。同法人では主に会計監査やデュー・デリジェンスに従事していました。その後、日興シティグループ証券(現:シティグループ証券)の投資銀行本部M&Aグループに転職しました。この時点で私は30歳で、そこからM&A領域におけるキャリアをスタートさせました。

-石倉
その決断はその時代でいうと、かなり思い切ったキャリア転向だったんじゃないですか?

-服部
確かに、現在の監査法人の会計士の転職環境と比べたら、監査法人から投資銀行に転職するケースは少なかったと思います。

-石倉
30歳という節目の年齢で、なぜそのようなキャリア転向をしたのですか?

-服部
過去を鑑みてとりまとめるような会計監査の仕事に留まらず、そこから一歩踏み込んで仕事をしたいと思ったからです。
会計監査は主に過去の出来事をどのように決算書に写像するか、というものであるのに対し、フィナンシャル・アドバイザリーは過去を踏まえて、M&Aで将来どんなリスクやシナジーがあるのかという未来を分析・評価するような思考をします。自分の会計士キャリアの中で、未来志向で分析するような仕事を、一度は経験しなければならない、という思いがあり、フィナンシャル・アドバイザリーのキャリアを選びました。

正直、当時は物凄い激務でしたが、あまり体の無理が利かない40代になった今、元気なうちに投資銀行で働いておいて良かったなあと思います(笑)。その3年後、KPMG FASという会計系コンサルで引き続きM&Aのフィナンシャル・アドバイザリー業務の他、監査法人系FASの強みである無形資産の評価(PPA)等のバリュエーションや財務モデリングに従事していました。

M&A領域の専門性を身に付け、独立を考え始める

-服部
3年間東京オフィスで働いた後、KPMGのニューヨーク本社の現地チームへ出向いたしました。初の海外でのキャリアです。配属された部署は、現地の日本法人をクライアントとするいわゆるジャパンデスクではなく、現地のローカルチームでした。半分はアメリカ人、残り半分はアメリカ人以外の「外国人」という部署に「外国人」としてジョインしました。日本以外の国も含むクライアントに対して、バリュエーションやPPAを中心に2年間勤務していました。英語に四苦八苦しつつも、非常に充実していましたね。

帰国後、総合商社に駐在・出向し、M&Aのチーム立上げ支援等に携わりました。駐在・出向という形ですが、3年半の事業会社でのキャリアを得ることになりました。そのおかげでアドバイザリー目線だけでなく、サプライヤー(供給者)目線が少なからず身に付いたと思います。この経験も非常に貴重なものとなりました。

-石倉
自分もM&Aを経験したから分かりますが、M&A領域での専門性が高い人は会計士の中でもほんの一握りなので、服部さんほど経験を積んでいる方だと、売り手も買い手も安心して相談できると思います。

-服部
そうありたいですね。投資銀行、監査法人系FAS、海外オフィス、総合商社とそれぞれ3~4年ずつになりますが、様々な立場からM&A業界に身を置いて約11年になります。実務経験や知識等に基づく専門性はある程度身に付いていると思います。

-石倉
様々な分野で経験を積んで、スペシャリティも身に付いてきたあたりから独立を考えていたんですか?

-服部
そうですね。監査法人でも投資銀行でも会計アドバイザリーでも、当事者ではなくあくまで独立の第三者としての視点に立った業務についていました。しかし、ニューヨーク本社や事業会社で勤務した際に、プロフェッショナルは、専門スキルをもってすればプロフェッショナル・サービス以外にも事業そのものも起こせるのでは?と漠然と考え始めていましたね。

40代にしてベンチャーシフトした理由とは

-石倉
ご自身でM&A領域のプロフェッショナルとしてのキャリアを積み、独立も含め次のキャリアを検討されていた時に、WARCの立ち上げにお声がけさせていただきましたよね。無事ジョインしていただけることになって、僕としては非常に嬉しいのですが、もともと独立も検討していましたよね。そんな中で、なぜWARCにジョインしてくれたんでしょうか。



-服部
自分は専門家として、手を動かす能力はあるかもしれません。プロフェッショナルファームではそれで通用するかもしれませんが、独立して自ら事業を起こすとなると、手を動かす能力だけでは不十分です。独立したら、商売人としての能力、即ち、人脈や営業力、ビジネス自体への深い理解などが重要だと考えています。その中でも「目利き力」のような能力が特に不安要素でした。実際に同じ不安があって、実力があるのに独立に踏み切れないプロフェッショナルの方も多いのではないでしょうか。

その点、WARC創業者の山本さん、石倉さんは多くの成功体験、失敗体験を通して得たベンチャー界隈でのネットワークや、事業の目利き力があり、まさに自分に今足りないものを持っていると強く感じました。そのため、WARC立ち上げのお話を頂いた時は、自分にとっても非常に大きなチャンスだと思いました。そして、厳しいスタートアップの世界を生き抜いてきた経営陣と顔を合わせた時、『あ、この会社は成功するな』という直感があったのは今でも覚えていますし、正しかったと感じています。

-石倉
ありがとうございます。「40代からでもチャレンジしたい!」と仰っていただいたあの気迫はこの先もずっと忘れません(笑)。

-服部
はい、そうですね(笑)。年齢的には、世間一般の方々がイメージするベンチャーシフトタイミングを超えているかもしれません。しかしながら、この機会を逃したら、もうベンチャーの世界に入る機会はなくなるのではないかと思いました。なぜなら、ご存知の通り日本のベンチャー界隈もシリコンバレーと同じく割と閉鎖的な社会で、そうそうチャンスがまわってくるものではないと感じているからです。あとは、何事も自分が当事者になってやってみないと気が済まない性格なので、傍からベンチャー界隈を眺めるのではなく、身をもってやってみようと思った次第です。

WARCのM&A事業が目指す姿とは


-服部
逆質問になりますが、石倉さん、山本さんがWARCでM&A事業を始めると決めたきっかけはなんだったのでしょうか?

-石倉
会社の想いを実現する1つのピースとして、M&A事業を始めようと考えました。ベンチャー企業の成長をアクセラレートする事業・サービスを展開していきたいという信条のもと、必要な要素をあげていったらコンサルティング、人材紹介や、M&Aアドバイザリーがあがりました。その中にM&Aアドバイザリーを含めた理由としては、私自身が株式会社3ミニッツ時代に大型のM&Aを経験したことが影響しています。当時会社が急スピードで成長していて、あまりにもやりたいことが先行して、その時の会社の規模ではそのスピードに追いつかなくなっていました。そんな時に、M&Aをしてインフラやリソースが整っている大企業と一緒に事業展開を強化することで、成長スピードに拍車がかかるのを目の当たりにしたんです。会社単体では解決することが難しい課題に直面した時に、M&Aは1つのソリューションになると考えています。

-服部
なるほど。私も石倉さんの見立ての通りだと考えています。起業やイノベーションが今後更に増えていくにつれ、M&Aも増えていくものと思っています。

数年前のニューヨーク、そして最近の日本の大企業でのキャリアを通じて感じたのは、事業会社によるベンチャー企業の買収は相当数検討されているということです。事業のライフサイクルが特に短くなる中で、技術革新、ビジネスモデルの構築、経営人材の確保等、短いタイムラインの中で事業会社そのものだけでは達成しえないことも増えてきています。そういったことを、M&Aを通じて達成することは我が国においても当たり前になりつつあります。

そして、そのM&Aの対象となるのはベンチャー企業、そして事業承継問題を抱える事業会社だったりします。WARCではベンチャー企業のM&Aだけではなく、事業承継やグローバルに交流をはかる案件も取り組んで行くことで、クライアントの『想いをカタチに』していきたいと考えています。買収対象の規模が違えど、どんな会社であろうが、細かい論点や言語が異なるだけで本質的にフィナンシャル・アドバイザリー・サービスとしてやるべきことは共通ですからね。

-石倉
同感です。WARCはベンチャー企業を支援するベンチャー企業ですが、M&Aに関してはそれだけにに限っていません。クロスボーダーやメガディールであってもやることは本質的に同じだからです。ベンチャー企業のみ、と限定するのではなく、急成長している会社はスコープに入れていきたいですね。服部さんには、全てやるくらいの気持ちで挑んでいただきたいと思っています。

WARCのM&Aアドバイザリー事業にジョインしてもらいたい人材とは

-石倉
M&A事業ではどんな人にジョインしてもらいたいですか?

-服部
1つめは、自分で考えて動ける人とお仕事をご一緒したいと思っています。上司の言うことを鵜呑みにするのではなく、違和感があれば意見がしっかり言えるかどうか。2つめはビジネスそのもの、とりわけ、ベンチャー界隈で日々生まれる新しいビジネスに興味がある人ですね。WARCではベンチャー界隈で長くキャリアを積み上げている人材の集う会社です。ジョインしたての頃は、ご自身の頭をフル回転して諸事万端考えて頂くのは前提ですが、その上でWARCの各メンバーの持つビジネスに対する深い知見、業界内の強いネットワークを頼っていただきたいです。そして、この業界での自分のキャリアを思い描きながら、WARCで常に目の当たりにする新しいビジネスモデルへの理解を深め、自分のスキルとして身に付けていただきたい。そうすればWARC内外にバリューを発揮していくことが可能だと思います。

-石倉
そうですね。あとは、WARCのメンバーの強みは専門性以上に事業会社への深い理解だと思っています。人材面、経営面、事業面など、あらゆる要素を因数分解して構造的にとらえられて、更に専門性もある人材が多いです。なので、今後入ってくるメンバーも、事業に入り込んで、自分でもやれるくらいの知識とマインドをつけていくくらいの気概がある人だと嬉しいです。
WARCは、一丸となって事業を拡大していくことを目指しているので、専門性がどれくらい高いのか、ということよりも、事業に深くコミットして結果を出せるような人が必要です。プロフェッショナルだからといって慢心するのではなく、当事者意識をもって自ら事業を切り開くといったようなマインドのある人に来て欲しいですね。

-服部
同感です。

-石倉
服部さん、本日は、ありがとうございました!

-服部
ありがとうございました。

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