ポテンシャライト AGT Div.の石川です!
石川 綾子(Ayako Ishikawa)
大学卒業後、新卒で製薬会社へ入社。MRとして基幹病院/クリニックのドクター向け営業を4年間経験。その後、未経験からHR業界を志し、現在はベンチャー・スタートアップ特化の転職エージェント ポテンシャライトのキャリアカウンセラー。企業担当も兼務。
私がポテンシャライトへ入社した経緯と当時の思い、そして今後についてお話したいと思います^^これを見た1人でも多くの方に、HR業界・ベンチャー/スタートアップにチャレンジしたい!と思っていただけたら嬉しいです。
▶︎これまでのキャリアと、大手製薬メーカーでの違和感
大学を卒業後、新卒で製薬会社へ入社しました。いわゆる"体育会系"の会社で、過酷な新人研修も今となっては笑い話です。笑。製薬会社を選んだ理由は、ドクターを相手にする営業は色々な知識が必要で難しそうだと思い挑戦したいと思ったからです。(給与水準が高いことも正直理由の1つでしたが、、)
大学時代インターンで先輩MRと同行を経験していたので、実際の業務イメージも割と鮮明にありました。
MR(医薬情報担当者)として栃木県配属となり、病院やクリニックのドクター向け営業を4年間経験しました。とにかく目の前の業務を一生懸命こなしていると、2年目には実績が上がり始め、先生との関係性の構築をしていく過程に面白さを感じ、『私の天職だ!』とさえ思っていました。
そんな私に転機が訪れたのは、4年目に突入した頃でした。
同じエリアを丸3年担当しており、正直仕事がマンネリ化していました。3年も担当をしていると、先生や看護師さんとは顔見知りになり、いわゆるルート営業と言いますか、緊張やストレスを感じる瞬間が全くなくなってしまっていたのです。
『緊張感がないまま20代を終えていいのかな、、』
そんな不安を抱いていると、
厚生労働省からMRの行動マニュアルが出され、お薬については科学的根拠のあること(文書として記載されている内容)のみしか伝えられなくなってしまい、私たちMRからの情報提供の幅はぐっと狭くなりました。
『これまで先生に伝えていた”生”の情報を伝えることができない』
『文書として書かれていることしか伝えられないのなら、ネットで完結するのではないか』
『もっと自分の”色”を出せる営業がしたい』
そんなモヤモヤを抱えつつ、漠然と転職活動を開始しました。
↑先生たちからは「めげずに笑顔で何回も訪問してくるしつこい奴」だとよく言われていました。笑
▶︎まったく検討をしていなかったHR業界。ポテンシャライトとの出会いは1通のスカウトメールでした
そんな時、ポテンシャライトからスカウトメールが届きました。
「石川さん。初めまして!ポテンシャライト代表の山根です。キャリアカウンセリングという業務に興味ありませんか?未経験から僕が業務を教えます!」
突然の出来事でした。いつも通り先生と話をしたあとに、ふとWantedlyを見るとメッセージボックスに1通のスカウトメールが届いていたのです。中身を見てみると、
・どうやら人材業界の会社の代表の方からのスカウト
・キャリアカウンセラーのポジションを未経験でチャレンジできる
・15名程度のスタートアップであること
このあたりは理解できました。
ただ、元々人材業界にはまっったく興味が無く、且つ過去に転職エージェントを利用して嫌な思いをした過去があり乗り気ではありませんでした。『でも、せっかくだし話だけでも聞いてみるか』という思いからカジュアル面談へ伺うことにしました。
(この時、確か友達と会う予定の合間時間で伺ったと記憶しています。笑)
ついにカジュアル面談の日になり、オフィスにお伺いしました。
山根が登場し、ポテンシャライトの紹介から人材業界について、そこで何を成し遂げたいのか、というような内容をばーーーーっとそれはもう凄い勢いで話されました。早口でとてつもないスピードで話が進んでいきます。
『何だかよく分からないけど面白そう』
『山根さんのオーラ圧巻だったな・・とてつもなく凄い人だ』
これがその時の正直な感想です。人材業界について無知な私にも丁寧に説明をしていただいたことは今でも覚えています。
そこから、ポテンシャライトについて興味が湧き、メディアに掲載がある様々な情報を調べ尽くしました。ポテンシャライトはnote(ブログメディア)など外部へのアウトプットがすごく多いので、どのような仕事なのか、どのようなメンバーが働いているのかを知ることができました。『自分よりも歳下のメンバーがこんなにレベルの高いことをしている、こんなに仕事に夢中になっている』という事実がとにかく私には衝撃的でかなり焦りを感じたのを覚えています。
▶︎選考中の細かいフィードバック。そして変わってきた仕事への価値観
山根とのカジュアル面談を終えて、選考に進まさせていただくことにしました。
その後の小原と濱口による一次面接では、これまでのキャリアと今後の希望職務について話をしました。今 思い返してみると、キャリアカウンセリングのような場であったかもしれません。ポテンシャライトに魅力は感じていたのですが、自分自身のキャリア軸やベンチャーへの覚悟の部分はまだ定まりきっておらず、もう少し内省をして次回挑んだほうが良いと感じていました。
一次面接後のフィードバックではうまく表現できなかった部分をこれでもか、というくらいハッキリと指摘をされました。
社会人になってからあまり指摘や注意を受けた経験がなかった私には、このフィードバックがすごく心に響き『ここまで真っ直ぐな指摘をもらえる環境で成長したい』と素直に思いました。
※ポテンシャライトでは面談/面接を終えた後に、フィードバックを細かくいただけます。自分を省みることもできます。
その後、自分の中で軸や志望理由を整理した上で再度小原・濱口との面接を受け、覚悟を認めてもらうことができ内定、入社となりました。
▶︎ポテンシャライトに入社を決めた3つの理由
大きく3つあります。
1つ目は、あらゆる業界でHR業界は特に難しく成長角度の高い業界だと知り、20代でチャレンジしたいと思ったことです。
これまで有形商材の営業をしてきた私ですが、選考中に山根から『人を扱うことは本当に難しい。転職は人生の大きな転換となる訳だし色々な感情の変化がある。』と言われたり、濱口から『私も途中からキャリアチェンジでHR業界に入ったから分かるけど、本当に中途半端な気持ちで飛び込まない方がいい。覚悟はある?』と言われ、"難しい"や"覚悟"というワードが出る度に自分の中の感情にメラメラ火がつく感覚をおぼえました。
業界・職種をガラッとチェンジするにはもうラストチャンスの年齢に差し掛かっていたので、迷いは一瞬もなく飛び込むことを決めていました。
2つ目に、その中でポテンシャライトに決めた理由は、私にしかできない仕事があると思えたことです。
私は大手企業からベンチャー企業への転職をしました。最初はベンチャー企業に転職をするかは考えていなかったのですが、入社を決めた時点では「ベンチャー企業にチャレンジをしたい!」と明確に思っていました。同じように大手企業に在籍されている方に、ベンチャー企業へ転職する魅力を"自分の経験や想いを乗せて"伝えるのとができると考えました。
また、ポテンシャライトのような存在が、優秀な人材をベンチャー企業へ紹介し続け、且つ入社実績が大きくなっていくと、日本の未来の活性化があると本気で感じたのです。もちろん入社時点では活躍できるかなんてわかりませんが、ポテンシャライトの一員としてミッション.ビジョンの達成を共に目指していきたい、そう感じていたのです。
3つ目は、選考で会った社員(懇親会を含めるとほぼ社員全員)が皆良い人だったことでしょうか。
どれだけ仕事が魅力的でも一緒に働く仲間と相性が悪ければ仕事をしていても楽しくないですし、どれだけ大変な仕事でも一緒に働く仲間の存在があれば楽しめると思うのです。人/仲間については前職でも本当に恵まれていました。
▶︎おそらく日本で最も短期間で、且つ幅広いエージェント業務研修を実施しているかと思います
エージェント事業の業務は3つに分類できます。1つ目は法人営業。採用を希望する法人企業様に対しての求人ヒアリング、求人票の作成などを行います。2つ目はキャリアカウンセリング。転職を希望する求職者様に対しての面談を行います。3つ目は集客/マーケティング。いわゆる求職者様へのスカウト業務を行います。
入社後はまずは集客/マーケティング業務を行っていました。スカウト送信、そしてスカウト返信がきた後の面談日時調整業務など、基本的な業務を行っていました。
どちらも地味な業務ですが、集客ができなければ何も始まらないのでスカウトの目線合わせなどもすごく丁寧に指導してもらいました。
ほぼ同時並行で行ったのが、クライアント企業様の事業内容や魅力のインプット作業ですね。山根や濱口が候補者さんへ話す求人プレゼンを録音し、暇さえあれば聴いて聴いて聴きまくって覚えました。(夢に2人が出てくることもしばしばありました笑)
ポテンシャライトが紹介する企業様は、正直言って世間ではまだ名の知れていないことが多いです。そんな企業様の魅力や成長性を伝え応募を頂くことはすごく難しいため、求人プレゼンは”肝”だったりします。
その後、山根・濱口の面談同席を数回経て独り立ちをしました。
『え?!もう私面談デビューして良いの?」というくらい、あっという間に研修期間が終わったように思います。
ただ、ベンチャーは研修体制が整ってなさそうだなと勝手に思っていましたが、ポテンシャライトの研修はとても手厚く丁寧なものだったので、納得感と成長を感じながら過ごすことができました。
▶︎覚悟はしていましたが、大企業病に苦しむ日々が訪れました
ポテンシャライトの文化に馴染むまで少し時間がかかりましたね。いわゆる大企業病からの脱出に苦労しました。
・仕事は自分から取りに行く
・怒られることは良いこと(チャレンジしている証拠)
・何が正解かではなく、自分はどうしたいのかを常に考えること
・コミュニケーションの無駄を徹底的に省くこと
特に私が苦労したのは、この辺りでしょうか。基本怒られないようにそれとなく仕事をこなしてきた私にとっては、ここのブレイクスルーがすごく辛かったです。。
選考中〜内定承諾までの間に、山根からスタートアップで働くとはどのような覚悟・当たり前基準を持つことなのかを何度も確認されていましたが、実際に入ってみると想像以上に自分の仕事に厳しいメンバーが多く圧倒されました。
※スタートアップ解体新書は5,6回しっかり読み合わせをして覚悟の確認を行いました。
さらに、山根の近くで仕事ができる、山根に1からノウハウを叩き込んでもらえる環境はもちろん有り難く目から鱗の毎日でしたが、同時に求められるレベルは高く、特に社内外問わずコミュニケーション面では『こんな所まで指摘してもらえるのか!』というレベルでバンバン指摘が飛んできます。
理不尽な指摘は一切なく、「本当にその通りだ、私にはこれが足りていない」という点を的確に指摘され、頭では分かっているのにできない自分が悔しくてオフィスで大泣きもしました。
最初は正直驚き萎縮をしましたが、山根に限らず真っ直ぐで気持ちの良い指摘をし合える文化がポテンシャライトにはあるので、その分成長スピードも格段に速いと感じています。
▶︎やはり仕事をして楽しいと思えるのは、候補者様の転職成功
この仕事を始める前に予想していた楽しさは、”無事転職が決まって候補者さんから喜んでもらえる瞬間”でした。
これはもちろんあったのですが、”企業様側から本気で喜んでもらえること”が予想以上に嬉しいポイントだったりします。まだ社員数の多くないスタートアップ企業にとって人を1人採用する重みはものすごく、インパクトも大きいので、企業様と喜びを分かち合う瞬間は『ああ、この企業の成長に貢献できている・・!』とやりがいを噛み締める瞬間ですね。
これはスタートアップ/ベンチャー企業様へのご支援しているポテンシャライトならではの喜びではないでしょうか。
↑初めての成約お祝いに、AGT事業部メンバーで焼肉に連れて行ってくれました!(お肉と白米をこよなく愛する私にとっては、何より嬉しいご褒美です・・❤︎)
▶︎「IT/Web業界のスタートアップ転職であればポテンシャライトの石川」と認知をされたい
未経験からHR業界に飛び込んで、正直想像以上に難しく苦戦することが多くあります。
それでも私は『あの時転職しなきゃ良かった』と思った事は一度もないと胸を張って言えます。
一般的には社会人5,6年目くらいになると成長スピードが鈍化する頃ではないでしょうか。現に私も前職ではそれなりに仕事を覚え卒なくこなせるようになり、上司や先輩から指摘を貰う頻度も減ってきていました。
その中で私はここから30歳までの2年間、人よりも圧倒的に成長をしたいと考えていますし、それが叶う環境がポテンシャライトにはあります。
もっともっと経験も知識も身に付けて、この業界で名の知れた存在になりたいです。「IT/Web業界のスタートアップへ転職をしたいなら、ポテンシャライトの石川」とご指名が頂けるレベルになりたいですね。(現状では恐れ多すぎますが)
直近では、会社としてエージェント事業部の拡大に向けての動きもあったりするので、新たにジョインするメンバーから新鮮な刺激を貰いつつ、自分が身に付けたノウハウを積極的にアウトプットしていきたいです。