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ユーザーに「いつもワクワクするcluster」を届けることがQAのミッション。その道10年のプロがQAの真髄にたどり着くまでの軌跡

今回は、クラスター社1人目のQAポジションで入社したokanさんにお話を伺いました!
QAはなかなか表に出ておらず、仕事内容をよく知らない方も多いのではないでしょうか。
okanさんには、QAの仕事について具体的な内容を紹介いただくとともに、仕事をする上で大切にしていること、またこれから仲間になるメンバーに求めたいことなどもお聞きしました。
これを読んだ後は、きっと“QA”のイメージがガラリと変わることと思います!

okan氏略歴
看護学校を卒業後、病院勤務を経て、SE→QAへ。エレクトロニック・アーツ社、ドリコム社などでQA経験を積み、2020年7月にクラスターに入社。現在QAリーダーとしてQA業務、インターン生の育成などを担当。
プライベートでは大学生になる息子さんの「リアルおかん」でもある。

<目次>

  • 「どのようにユーザーに価値を発信したいか」を最終的に受け取り、世に送り出す責任あるポジション“QA”
  • 看護の道の先に見つけた全く新しいSEという世界
  • あらゆる領域に携われる職種を探して出会った“QA”という天職
  • QAは“マーケッター”であるべし。“いつもワクワクするcluster”として世に送り出したい
  • 「なぜ」の視点を常に持っている人、コミュニケーションを大切にできる人がQAに向いている

ーまず、QAという仕事をわかりやすく教えてください!

「QA(Quality Assurance)」という職種は、ソフトウェアなどの製品の「品質保証」を任されるポジションとなります。

よく、バグをなくすことをメインの仕事と思われがちなのですが、それ以外にソフトウェアなどの開発プロセス、テスト工程〜結果の分析、顧客へのサービスなど、あらゆる成果物の品質保証を担うポジションです。

さらに「QA」と一括りに言われることが多いのですが、仕様通りに動いているか、所定の品質を満たすかを試験をする「テスター」/そのテストで検出された不具合の原因を調べ、対象のプログラムを修正する「デバッガー」/それらポジション間の調整・管理をする「QC(Quality Control)」/そしてそれら全体を監督し、完成したシステムに対してより実践的な角度から検証、品質を保証するのが「QA」と実は細かく分けることができます。

▲インタビューに応えてくれるokanさん(okanアバターと共に)

ー今のクラスターのQAチームは何名で構成されているのですか?

現在QAチームには、私以外にインターン生1名が在籍しており、テスター/デバッガーとして活躍してもらいながら、私がQC/QAの役割をしています。
2名では手が回り切らないこともあり、私自身がテストすることも多いですし、外部にお願いする場合もあります。
私がクラスターで最初のQAということもあり、QAの体制をどのようにすべきかについても常に頭を回していますね。

ーclusterの開発においては具体的にどのように関わられているのですか?

まず、clusterのワールドでは毎週新しい機能がリリースされているんですが、そのリリースに合わせて、私の方でQAの工数を見積もり、テストケースを作り、各々にテストを振り分けて実装しています。
その中でインターン生が少しでも成長できるように、課題を与えながらテストをしてもらっていることが多いですね。

加えて、イベント案件に関してはテストのみ外部にお願いすることが多く、どのようにしたらバグが出ないかという観点でテストケースを作ったり、スケジュールを組んだりすることも私の役割です。

QAって、他の職種と一番コミュニケーションを取ると言っても過言ではないポジションなんです。
エンジニア、PM、デザイナーの人たちと日々やり取りをし、それぞれの視点で考えられたユーザーに発信したい価値」を最終的に受け取り、世に送り出すのがQAの役割
発信したいものが本当に形になっているかをキャッチしなければならないため、広く浅く幅広い知識が必要なのもQAの特徴です。

看護の道の先に見つけた全く新しいSEという世界

ー元は看護学生だったと聞いたのですが、どのようにQAになられたのかこれまでの経歴を教えてください!

高校生の時は、機械音痴な人間でした。フルートを極めたく音大に行きたかったんですが、難しかったため次の道として看護の専門学校に通うことにしました。
専門学校に通う中で学生結婚、出産をしたのですが、学生でお金がない中所謂「医学書」と呼ばれる一冊一万円するようなものは到底手が届かなくなるんですね。
でも学校ではどうしても必要となるため、どうすれば良いか考えた結果「インターネットで情報を収集し、ノート代わりにHPを作る」という方法を思いつき実践していったんです。
元々全くPCが触れないところからのスタートだったのでとても不安だったのですが…
独学でHPを作っていくに連れ「あれ!?私こういう仕事向いているかも…」と思い始めました。

卒業後しばらく病院勤務をしていたのですが、独学でHPを作っていた時の楽しさを忘れられず、それを仕事にできないか本気で考え始めました。
そして、まずは病院で勤務しながらWebスクールに通い、SEを目指すことにしたんです。
期間は半年くらいだったのですが、子育てしながら働き、さらに全く異業種のスクールに通うことは、正直とっても大変でした。

ーそこからどのようにSEのキャリアを歩んで行かれたんですか?

Webスクール卒業後は、フリーランスSEとして仕事をしていました。幼い子供を抱えて企業で就業するのは当時はまだ難しく、まずは自宅近くでHP制作を求めているところを探しました。

一番最初にご縁をいただいたのが近所のゴルフスクールで、まずはそこでHP作成や顧客管理ソフトの構築をさせてもらいました。その他、エンタメ系企業のシステム開発、医療系のECサイトの立ち上げなどWebの何でも屋さんとして仕事をしてましたね。
おかげ様で子育てもしながら、子供が寝た後や学校に行っている間に仕事するという生活を約12年ほど送りました。

▲「おかん」「ママ」などが高校生からのあだ名。okanアバターは、実は着せ替え可能。割烹着の中に本物のokanさんが入っているという設定のよう。

あらゆる領域に携われる職種を探して出会った“QA”という天職

ーSEからQAスキルを磨いて行こうと思ったのはどんな理由ですか?

フリーランスとして仕事をする中で、あることに気づいたんです。
「あぁ、私は色々な領域に興味があって、それぞれに首を突っ込んでみたい人なんだな」と。
Webページ作成であれば、私はデザインは上手くないけれどデザインにも意見をしたいんですね。あらゆる領域に携われる仕事って何だろう…と思ったのがQAになったきっかけです。

そこで、フリーランスのままでQA業務を少しずつかじってみることにしたんです。でも、どうしても業務委託だとQAとしてやれる範囲が狭まることにフラストレーションを感じ、そこで初めて就職活動を始めました。無事ベンダー会社に就職後、ゲーム会社に出向し乙女系のゲームのQAを全て担当させてもらいました。
そこでは常駐していたこともあり、会社のその時の課題を把握した上で、俯瞰して自分の業務を考える大切さを学びました。新しいPJが始まる時には自ら手を挙げたり、時にはベンダーとして発注してもらえるように営業をしてみたり「できることは何でもやりたい精神」で対応していましたね。
あ、こういうところが「おかん」と呼ばれる理由なのかもしれません(笑)

その後アメリカ発のゲーム企業でのQAを経て、ドリコム社に入社しました。小さい頃からゲームが大好きで、いずれゲーム作りにも関わりたいと思っていたこともあり、気づいたらゲーム会社ばかり選択していましたね。

▲iOSのバージョンやサイズ、デザインによってもユーザー体験が変わってくるので、念入りにチェック。

ークラスター入社のきっかけを教えてください。

ドリコム社QC時代にARの開発が始まったときに「XRの世界ってとても面白そう!」と興味を持ちました。
次の転職先としてはXR系の企業を第一志望にし、ありとあらゆる企業を研究して一番楽しそうだと思ったのがクラスターでした。VR検証の経験値はほぼゼロに近かったのですが「とにかく面白そう!」と言う興味が優先しました。
当時、運よくクラスターの1人目のQAポジションが募集されていて、自分のスキルを活かせそうであったこと、また自分のやってみたいこと全てが揃っている環境だと感じたので、選考を受けることにしました。

ー実際に入社してからいかがでしたか?

入社してから一番驚いたのは、とにかく「リリースが速い!」ということです。
それに合わせてどのように取捨選択してQAスケジュール作ろうかな?というのを入社直後からグルグル思考を回せましたね。
そして何より、加藤さんのやりたいことがずっとブレていないこと、常にやっていることに一貫性があることが魅力です。

▲リリース速度が早いからこそ常にタスクは多いが、その分漏れがないよう常にタスクを視覚化し管理。

ー現在の仕事のやりがいや今後の目標はありますか?

やはり、何もないところから0→1でQAの体制を作ってきたこと、今も作り続けていることはクラスターでの大きなやりがいです。
そして、clusterで遊ぶことが自分自身とても楽しいので、ユーザー視点で「こうした方がいい」「これって、バグじゃないかな」などと自然に改善点や修正点が見つけられるのは非常に嬉しいですね。
システマチックにチェックしていると絶対に気付けないバグや使いづらさに気付けるのは、clusterの1ユーザーだからこそ趣味と仕事がリンクしているのはとても幸せです!

今後の目標としては、QAの組織化を行っていきたいですね。また、QAが表に出ている会社ってほとんどなくて、ブログや勉強会など“QAとしての発信”を積極的に行っていきたいと思っています。
そして、もっとQAの業務をもっと数値化できたらいいなとも思っています。案件ごとに必要なテストボリュームを感覚ではなくデータで抽出して、より効率良く正確なQA業務を遂行したいです。

▲cluster内で遊ぶokanさん。趣味と仕事が一致しているのは何よりも嬉しいとのこと。

QAは“マーケッター”であるべし。“いつもワクワクするcluster”として世に送り出したい

ーQAとして常に心がけていることを教えてください。

品質向上を目指すためには「マーケッター」の視点が必要だと思っています。 

ターゲットユーザーが20代なのか30代なのか、男性なのか女性なのかでもユーザーが求めていることって全く変わってくると思うんですね。デザイナーさんがものすごくその部分を考えて作られている中、自分もその観点を持つことは日々心がけています。

ユーザーごとに手の大きさも変わってくるじゃないですか。端末を想定して、適切な配置にボタンを設定して…そのあたりもマーケッターの視点がないと難しいかなと思います。
加えて、本当にそれがユーザーに価値として届いているかを確認するには、実際結構なボリュームのテストが必要でして、そこにもきちんとアプローチできるQAでありたいなと思っています。

もう1つ、「バグを出したくない」に固執しすぎないというのも、私のQAとしてのポリシーかもしれません。
「バグがないけど、面白くないcluster」と「バグはあるけど、いつも新しい機能が増えていて、ワクワクするcluster」をいつも天秤にかけてみるんですけど、絶対私は後者の方をユーザーが望んでいると思うんですよね。

だからこそ「本当にユーザーはこの機能にワクワクするか、喜んでもらえるか」の視点で常に考えていますし、それが最終的に世に送り出すQAとしての一番のミッションだと思っています。
安全にかわしすぎて「バグが出るからこの機能はやめて欲しい」ということだけは絶対に言いたくないですね。


▲「QAは“マーケッター”であるべし。」と格言を残したokanさん。

「なぜ」の視点を常に持っている人、コミュニケーションを大切にできる人がQAに向いている

ー仲間に迎えたい人はどんな人ですか?

一番は「なぜ?」をいっぱい持っている人がいいと思っています。QAの仕事では「なぜこのボタンこの配置?」など常に「?」を持って物事を見る視点が大切です。
次に、コミュニケーション能力も非常に重要です。時にはエンジニアさんと意見がぶつかることもありますが、相手のことをきちんとリスペクトしたコミュニケーションが取れるかどうかが大切ですね。
加えて「アンテナの高い人」。新しいもの、流行っているものに対して敏感にキャッチし、アウトプットできる方と一緒に働きたいと思っています。そして、clusterに対してどれだけ愛着が持てるか、というところもカルチャーマッチ、業務の質の観点でとても重要です。

QAって、テクニカルに「これができないとNG」という項目って正直言って無いに等しいのですが、だからこそ、今言ったようなソフトな部分が成果にとても左右するので、そのあたりに自信のある方、共感いただける方にぜひ入社していただきたいですね!

インタビューを終えて

QAの仕事はバグをなくすこと=「マイナスをゼロにする」イメージが先行していたのですが、okanさんの話を聞いて、QAの工程を経ることで更にサービス、品質が向上する「プラスα」の役割を果たしていることを強く認識できました。
QAのイメージがガラリと変わった人も多いのではないでしょうか。

また、毎週リリースされるclusterの新機能に対して、少人数のチームながらも、常にマーケッターの視点で品質向上を目指しているokanさんの姿勢に大きく感化されました。

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