こんにちは!あつまるのWebデザイナー、花田です!
あつまるでは先日、表彰者を対象とした海外研修が行われたのですが、私もその研修に同行させていただきました。
そこで面白かったのが、ロサンゼルスのスーパーマーケットの色彩が鮮やかだったこと!
なぜこんなにも日本と色の使い方が異なるのか??と不思議に思い、アメリカでの色の使い方について探ってみました。
▲手に持っているのはコーヒー▲
海外研修に一緒に参加したエンジニアの金子さんの記事も、併せてぜひご覧ください ↓↓
ロサンゼルスのスーパーマーケット
ロサンゼルスに到着して最初に向かったのがスーパーマーケット。
そこでのパッケージや食品の鮮やかさにビックリ!
その様子がこちらです。
▲野菜売り場の様子▲
▲お酒のパッケージ▲
▲生のお肉も彩られています▲
アメリカ人と日本人の色彩感覚の違い
このような色の使い方の違いについて調べてみると、アメリカ人と日本人では、様々な背景から色彩感覚が異なるということが分かりました。
①国ごとの色の持つイメージの違い
そもそも、色に対するイメージは国によって異なります。
例えば、日本での白のイメージは「純粋、無垢、清潔、神聖」などプラスなものが多いですが、海外では、病気、死体、幽霊を示唆することから不吉なイメージを持つ国も多くあります。
中国では、赤が縁起が良いとされるのに対して、白は縁起が悪い色。
欧米では、白には「降参」といった意味合いもあります。
このように、色に対するイメージが国によって大きく異なりますが、そこには、その国の歴史や長年培ってきた文化による影響が大きいようです。
②多様な人種
アメリカはご存知の通り、ネイティブアメリカンと欧州からの移民、奴隷として連れてこられたアフリカ系の人、それから隣国の移民等からつくられた国です。
そのため、アメリカでは自己主張とオリジナリティが強く求められるようです。
他社のデザインを真似するということも少なく、インパクトの強さ、ユーモア、新しい発想のデザインが重要視されています。
③気候の違い (太陽の光による違い)
日差しが強い地域では鮮やかな色が、曇りがちな地域ではくすんだ色が良く見えます。
これは太陽の波長の違いによるもので、赤道に近づくほど赤みが強調され、赤道から離れるほど青みが強調されるという特性があるからです。
日光が強いところでは色の微妙な差があまり見えないらしく、世界的に見ても、南国では空や海の色と合う鮮やかな暖色が好まれ、北欧などでは色みを抑えた寒色系が好まれる傾向にあります。
このように、環境によって色の嗜好は左右されるようです。
日差しが強いロサンゼルスで鮮やかな色が好まれるのも納得。
④瞳の色による違い
人間は人種によって瞳の色が違い、それによって光の感じ方や色彩感覚が影響を受ける場合があります。
瞳の色の違いは、メラニン色素の量によって決まります。
メラニン色素の量が多いほど、瞳の色は濃くなりますが、メラニン色素の量が少なく、瞳の色が薄いと、光が眩しく感じます。
アメリカ人は瞳の色が薄いため、瞳が黒いアジア人よりも2倍眩しく感じるそうです。
光の眩しさの感じ方が人によって異なる、ということは、その見える光の加減によっても色の印象は変わり、好みの色なども分かれていきます。
もしかすると、瞳の色が薄いアメリカ人にとっては、
私たち日本人が感じるほど、鮮やかな色には感じていないのかもしれません。
▲本の表紙まで鮮やか▲
上記のような背景から、アメリカ(ロサンゼルス)では
鮮やかな色がたくさん使われる傾向があるようです!
まとめ
色一つとっても、国によって特徴があるんだな〜と勉強になりました。
自分に見えている色・その色に対するイメージや感じ方がみんなに当てはまると思いがちですが、言葉や文化と同じで人それぞれ。
相手にどう伝わるのか?はデザインする上で常に意識すべきですが、こうやって調べてみると、相手に「伝わる」デザインをするためには様々なことを考慮しなければならないなと感じます。
言語の違いによるフォントの特徴とか、空間の使い方とか、 もっともっと分析したら面白そうです。
今後あつまるが海外展開した時のためにも、今から勉強しておかなければ💪
西海岸風のデザイン?
実は半年程前、案件で「オトナ女子向けの西海岸風のデザインをしてほしい」
という要望を受けたことがありました。
その時は「西海岸風とは??」と全く分からず、
先輩にアドバイスを頂いてなんとか制作したのを記憶しています。。
その時に使用したのが、こちらの配色 ▼
そして今回、ロサンゼルスのヴェニスビーチで撮影した写真がこちら ▼
ほぼほぼ一致!!
なるほど、これが西海岸か、と。笑
ヤシの木も特徴的です。
やはり自分の目で見て感じることでデザインの引き出しが増えますね。
何でもチャレンジさせてもらえる、あつまるの環境に感謝です。
今後のビジョン
私のビジョンは、自分が関わることで出逢った人たちを幸せにすること。
そしてたくさんの仲間に囲まれた人生を送ることです。
元々デザイナーになったきっかけは、
「デザインの力で困っている人を助けたい!」という思いでした。
クライアント企業様の集客をサポートし、業績向上をお手伝いしているあつまるでは、その思いを少しずつ実現できているかなと思います。
自分が関わった人たちを幸せにするにはまだまだ力不足なので、もっともっとたくさんの経験を積んで、学んでいきます。
私があつまるに入社した1番の理由は、一緒に何かに熱狂できる仲間が欲しかったから。
仕事、そして人生にもっと熱狂したいという方!
ぜひ私たちと一緒に、無限の可能性に挑戦してみませんか?