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体験をプロダクトへと落とし込む、 UXデザイナーの難しさとやりがい。

税所 亮(さいしょ・りょう)滋賀県出身、京都大学で認知心理学を専攻。学生時代は、学習塾での講師も経験。卒業後は株式会社ミクシィに入社し、プラットフォームのディレクターやアライアンス、新規事業プロデューサー、美容サービスのPdMなどを経験。atama plusの目指す世界やカルチャーに共感し、世の中を前に進めていきたいという思いからJOIN。

旅か、教育か。本当に自分ごと化できるテーマはどちらだろう

「自分にとって、本当に自分ごと化できるものって何だろう?」それを真剣に考えはじめたのは、前職のミクシィで美容向けアプリのPdMを担当していた時のことです。営業メンバーに元美容師の方がいて、その人が美容業界の課題についてものすごく“自分ごと化”して話されていたのです。

その視点にすごく影響を受けまして。「今後の人生をかけて取り組みたいテーマは何か?」と考えるきっかけになりました。自分の人生に大きな転機をもたらしてくれたものは「旅」と「教育」。その2つの軸が自分ごと化できると思い、新たな仕事を模索していきました。

そんな中、転職活動を開始したタイミングでatama plusからスカウトメールが届きました。目指すMissionやそのために今取り組んでいること、プロダクト組織をどう考えてるか、カルチャーで大事なことは、など面接で話が弾み、正直、1社目からめちゃくちゃいい会社に出会えたと思いましたね。

2ヶ月くらいかけて他の会社も見ましたが、最終的にはatama plusに入社を決めました。目指すMissionに向かいながら、自分らしく、何より一番ワクワクした気持ちで働けるイメージを持てたんです。

僕自身、高校時代に、幸運にも機会に恵まれたことで、志望校を大きくかえ、大学で想像以上の様々な体験・経験ができました。学びがきっかけで人生が開ける。そんな機会をもっと増やせたらいいなという思いがありました。

メンバーの個性が発揮される、そんなチームでありたい

atama plusにはUXデザイナーとして入社しました。プロダクトの中身の設計はもちろん、塾教室での授業設計や運営オペレーションなど、プロダクト外のところも含めて体験をデザインし、プロダクトに落とし込んでいくことが、役割です。

UX職種は、UXリサーチャー、UXデザイナー、UIデザイナーと3つのロールに分かれています。分担としては、UXリサーチャーは、定性・定量調査を通じて生徒や塾の状況や課題を把握。UXデザイナーは、課題整理を行うとともに、特定した課題に幅を出し、ワイヤーフレーム作成や必要な検証を実行を担当。そして、UIデザイナーがIAデザイン・インタラクションデザイン・UIデザインで詳細を詰め、エンジニアやQAと一緒に実装を進めていきます。

ただ実際のところは、ロール間で明確な線引きは設けていません。1人が複数を担っていることもあれば、どれかに特化している人もいるというような形で、お互いの強みを理解しながら進めています。UIデザインに強みを持つ人が、定量分析にチャレンジするなどということもあります。

僕は、それぞれのメンバーの個性が発揮されることが、すごく大事だと思っています。UX職種のメンバーはもちろん、日々一緒に開発するエンジニアやQAのメンバーとも、それぞれの長所や良さをしっかりと理解し合う。その上で、どうパフォーマンスを発揮していくか、どうお互いに染み出していくか、を話し合うことで、良いプロダクトがつくれるチームになると思っています。



ユーザーの体験を「突き詰めて」考え、デザインする

UXデザイナーとして大事にしているのは、どれだけ生徒や先生の体験を「突き詰めて」考えられるかということ。そのためにも、定量・定性で徹底したリサーチを行い、解像度を上げて、確かなことを増やし、前進していきます。

前職ではtoCのサービス改善を担っていたのに対し、atama plusのビジネスモデルはBtoBtoCで、塾を通じて生徒にatama+を届けています。そのため、生徒だけをみていては、良いプロダクトはつくれません。業界(ドメイン)や塾教室の運営についての深い理解が欠かせないんです。

どんな形態の塾があるのか、その背景にはどういった業界の特徴があるのか、授業はどのように運営しているのか、それはなぜなのか、などについて理解していることが前提。さらに、目的に応じて解像度を高めていきます。

たとえば、「生徒の学習改善のために、先生が生徒の状況を把握して必要な声掛けをできるようにする」というテーマに取り組むことがありました。まず取り組んだのは現場理解のための徹底的なリサーチです。

教室運営ってどんな業務があるのか、その中で先生は日々何に時間を使っているのか、生徒の状況を把握するのはどのくらいの優先度とおいているのか、といったことを解像度高く理解しました。

その理解があることで、具体的な機能検討に入った際も、「この仕様だと別画面に遷移しちゃって行き来が大変。忙しい先生はみなくなっちゃうね。」など現場を具体的にイメージできるんです。「1画面でこの情報とあの情報を一緒に見せることで、声をかけるべき生徒のあたりづけができるのではないか」など仮説を立て、プロトタイプに落とし込む。さらには、教室でユーザーテストを行い、ブラッシュアップを重ね、開発を進めていきました。

ドメインや授業運営などの全体像を理解しながら、ユーザーの体験をつくっていくことはとても難易度が高いですますが、それこそがUXデザイナーとしてのやりがいでもあります。産みの苦しみを経てリリースした機能を通じて、生徒や先生から嬉しい報告が届くと感無量ですね。


実現できた先に見える世界は、とてもワクワクする

今後チャレンジしていきたいことは、大きく2つあります。

ひとつはプロダクト開発の観点で、今まで以上に塾での運用ならびに生徒の学習に寄り添って、先生も生徒もさらにWowする学習の体験に改善していくということです。AI×教育のプロダクトって、まだまだ進化していく余地があると思っています。

生徒や先生の体験、保護者の体験から、それらを向上させる運営オペレーションまで、考えることがたくさんあります。UXデザインの視点を活かしてプロダクトをさらに飛躍するものにしていきたいです。

もうひとつはチーム観点の話です。これから開発組織が拡大して、デザイナーもどんどん増えていきます。どうすれば、人数が2倍・3倍になっても、今のように各々が自律的に動けるか。未来の姿を見据えながらも、アジャイルに改善していけたらと考えています。

atama plusは、目の前の課題対応ではなく、全員が大きなMissionの実現に向き合う会社です。教育を変えることも、社会を変えることも簡単なことではありません。でも、実現の先に見える世界は、想像するだけでもワクワクします。

正解がない中で、塾やビジネスチームとも一体になって体験を含めて作り込んでいける。そんな環境だからこそ、UXデザイナーとしてチャレンジングな取り組みを実践していきたいと思います。

◆ atama plusについてもっと知りたい方はこちら! atama plusのすべてがわかる11のイベント

その3:ベネッセ・代ゼミ出身者が、急成長する教育系スタートアップの伸びしろを話す会

その4:転職直後のエンジニアが、初めて機能リリースするまでの話

その5:13,000件以上の現場フィードバック?!新しい学習体験を探求し続けるUXデザイナーの仕事

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