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大手志向のパンピがスタートアップ企業に入社するまで




もう言わんでも分かるかもやけど...


そこからの言葉はあまり覚えていない。感動なのか、睡魔なのかはわからないが頭がボーっとしていた。僕が憧れの社長と役員に役員合宿に同行させてもらった深夜1時頃の話である。            このシーンに至るまでの経緯を、ざっくばらんに皆さんにお伝えしようと思う。


 僕が就職活動を始めたのは 2018年の3月。まだ心地いい風が身に纏う季節だった。周りより早く就職活動を始めた動機は至って単純で"周りと差をつけたい”ただそれだけだった。僕の父は、某大手通信業界 という誰が聞いても分かるような大手企業に勤めており、僕も大学までストレートで志望していた学校に合格。自分のしたいこと・叶えたいことはある程度叶えてきた。それのせいなのか、僕も自然と大手志向だった。このままいけば誰もが理想とするテンプレの人生。気を引き締め就職活動に望んでいた。   しかし、開始半年後僕のテンプレな人生を180度狂わせる男が現れる事になる。中川皓之である。

 彼は、帽のツバを後ろにして被り、僕の目の前に飄々とした態度で現れた。            『めっちゃイケてるやん...』僕が彼に対して抱いた第一印象である。 

 『初めまして中川皓之です...今は株式会社アスナロの代表をやっていて...頂いていた内定先は某大手広告企業...』などを、自慢げに話すことなく、すごい低姿勢でわかりやすく僕たちに話し始めた。 『この人スゲェ...』大手志向イケイケな人が大好物な僕にとって彼はまさに神のような存在だった。

 そして、2つ目の話が僕の人生を大きく狂わすテーマだった。『ブラック企業ってなんなん?』『安定ってなんなん?』というものだ。 中川は続けて言った。『夜遅くまで働いてたらブラックなん?じゃあ、部活動してる奴らはお金ももらわず夜遅くまで練習してるけど、あれに対しても同じこと言えんの?』  確かに..ぐうの音も出なかった。さらに『安定って、なんなん?』ということを、時価総額のランキングのリストや個の時代がきている事、金融会社のリストラの話などを交えてわかりやすく説明してくれた。 この2つのテーマがその時の明石和也を一気に変えた。"大手企業に就職することがゴールではない"ということ”今と昔ではこんなに時代が変わっているんだ”ということに気がつけた時間であった。


 それから月日が経ち、とある会社のインターンに向かった。そこで、2人目のキーパーソンである萌生と出会った(この詳細は自己紹介NOTEで)。そして、そこにはまさかの中川も同席。その時初対面であった萌生は、耳にピアスをつけ、『俺インターン初めてなんだよね!よろしく!』と皆に向けて挨拶を交わしていた。それを聞いた僕は正直『めちゃくちゃ就活なめているやんこいつ』と思いながらも、一緒にグループディスカッションをすることに。開始の合図と共に人が変わったように場を回し始めた。彼は、まさかの株式会社アスナロで唯一の学生マネージャーという秀才だった。一気に"悪意が好意"に変わった。  インターン終了後LINEの交換を頼まれ、すぐに承諾。次の日に萌生から連絡があり『学生団体を立ち上げるから和也の力を貸して欲しい』と。これもその場で承諾。それから僕と萌生の二人三脚の立ち上げ時期が始まった。

 初めのうちはとにかく楽しかった。ほとんど毎日、就職活動をそっちのけに、団体のメンバーと会議をしたり、カラオケに行ったり、ご飯を共にした。ビジネスという新しい遊びを知り、その遊び仲間と出会いとても充実した毎日だった。しかし、就職活動が本格的に始まり"就活が忙しい"などを理由に空中分解することに。僕も学生団体で学んだ経験を糧に就職活動に本腰を入れることになった。

                   "内定が全然出ない"

 僕が就職活動を開始して早々直面した大きな課題だった。就職活動の対策もしたし、学生団体の立ち上げもした、なんなら就活支援を同回生に対して行なっていた立場である。

                     "不安と焦り"

 その日からこの二文字が就職活動中に付きまとうような地獄の日々が続いた。親にも就活の話を振られ『今すぐベランダから飛び降りたい』そう思うような時もあった。そんな時にも僕が通っていたセミナーの企業は僕に寄り添った風に装い自社のクライアントの紹介、他の人材紹介会社も同じようであった。 全てが悪のように感じた。"逃げたい" "辞めたい" その言葉から逃れるように企業の選考を受けては落ちる。正に負のスパイラル状態

               『なんのためにここまで頑張ってきたんだ..』

マイナスな言葉が脳裏によぎる。就活をうまくやりきった人の 『就活って楽しかったよね!』や  『就活って楽勝でしょ!』という無責任な言動に憎悪の感情しか感じなかった。

"絶対に後輩には同じような経験をして欲しくない"

"企業のエゴではなくフラットな立場でキャリア支援してあげたい"

同時にこのような思いが芽生える瞬間でもあった。

人生で初めての大きな挫折。僕にとって就職活動は、テンプレートな僕の人生を歪める初めてのビッグイベントであった。

そんな日々から少し経ち、やっと掴んだ"第一志望の最終選考への切符"人事も社風も大好きで、最終選考のために覚悟を決め、他社の選考は全て辞退した。合否を告げる最後の面談。リクルーターの方が口を開き


              "不合格やわ...頑張ってくれたのにごめんな..."


意識がスーッと抜けていくような感じがしたのと、なぜだか同時に変な安心感がした。なぜなら最終選考を受ける前、本社に向かい初めてオフィスで働く方々をみて、『僕が働くのは大好きな人事の皆さんじゃなくてこの人たちなのか...』と初めて気づき落胆してしまっていたからである。

 ヒロさん(中川皓之)と面識があった僕は、選考結果を告げられる前に電話をしていた。『なんだか前と思ってたのと違います...』に対して『もし、和也が人で会社を選ぶなら、会社規模が少ない所で働かなあかんで』とお話をいただき、そこで楽観的な僕は『もしやこれって間接的に俺にラブコールを送ってくれてる?』と勘違いし、選考の不合格が告げられてすぐに、『アスナロの選考を受けさせて欲しい!』と萌生にせがんだ。すぐに萌生は対応してくれ面接のセッティングをしてくれた。その時なぜか直感的に”俺はここに入るんや”とある種"運命的な衝動”に駆られていた。ワクワクが止まらなかった

 萌生、恵児さんの面接を終え、梅田の一角にあるサンマルクカフェでヒロさんと面接をする事に。  そこでヒロさんは壮大なビジョン会社に対する思いを語ってくれた。が、僕はそんな事は折り込み済みであった。なぜなら、事前に萌生から情報収集していたからである。(今でもアスナロに関しては1番詳しい自信がある)。その時に僕はヒロさんに『アスナロに新卒で入りたいです!』と告げた。ヒロさんは驚いた顔で『え!?』と言った。なんせ、会社を立ち上げてまだ4ヶ月くらいしかたっておらず、新卒なんて雇う余裕もなく、インターンの申し込みと思って面接していたからである。『ウチに入りたいと思ってくれるのは嬉しいけど新卒では雇われへんわ』とはっきり断られた。僕はアスナロが最後のチャンスだと思っていたので『チャンスをください』とだけ伝え、アスナロが新卒を雇う余裕ができる事・僕が社員として自分の給料分稼げるような成果をあげ続ける事を条件に新卒の仮内定をいただいた。

 親に告げたところ、流石に応援してくれるはずもなく、『何を考えてんねん!』とめちゃくちゃに怒られた。しかし、僕はすでに腹をくくっていたので頑張って親に自分の思いを伝えたところ『お前が選んだ道やから好きにせえ』と言ってもらえるようになった。

 そこから、僕は自分のビジネススキルも会社の仕組みもリソースも、本当に何もない状態で1からテレアポを初め、リストを作成し、トークスクリプトを作り、死に物狂いでアポイントを量産した。テレアポを初めてから3ヶ月、初めての商談でまさかの受注をいただいた。今までの努力が報われた瞬間だった。 『今までの営業の中で一番良かったよ』『インターン生だと思えなかった、新卒3年目だと思っていた』 のような有難いお言葉までいただけた。


それから定期的に自分の給料分を稼げるようになり、アスナロの業績も奇跡的に上がり始め、      来たる11月の役員合宿...


        『もう言わんでも分かるかもやけど...


弊社代表中川の言葉だった。                                  僕に対して『入社して欲しい』と初めて僕を必要としてくれた企業それがアスナロだった。

睡魔でもなんでもなく、確かにそれは"感動”だった。

今までよく頑張ったな。お疲れ様。これからよろしくな。

嬉しすぎて呆然としてしまい、内容はよく覚えていないがそのようなニュアンスの事を伝えてくれていたのだと思う。(ヒロさんの事だからもっと深い言葉だったはず。)


 今となっては、就職活動も終わり、イキイキとした人生を取り戻す事ができている。        なんなら、今までの人生の中で一番濃い時間を過ごしている自信がある。              めちゃくちゃTwitterで偉そうな事言っているが、実はこんな過去を抱えていた。なので 

"自分が苦労したから、後輩には同じような思いは絶対にして欲しくない”

この思いは絶対にブレない。今も、もちろんこれからもずっと。

そして、アスナロに入社することは"単なるスタート"であり僕の挑戦はここから始まる。        これからの明石和也の奮闘記をお楽しみにしていて欲しい。


長々とした文章になってしまいましたが、僕の就職活動に関してザックリと記してみました。     もし、少しでもコイツいい奴やなとか一緒に何かしていきたいなとかあれば是非フォローやコメント  お待ちしてます!最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社アスナロ's job postings
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