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技術だけじゃない、コミュニケーションも大切にする理由|櫻井 賢司

組織作りに深くコミットしたことで、入社からわずか3ヶ月ほどで「LoveANDPAD賞」※に輝いた櫻井さん。

それまで生粋のエンジニア人生を歩んできたかと思いきや、意外な経歴の持ち主でした。どんなシーンでもコミュニケーションを大切にする櫻井さんが、アンドパッドへ入社するまでの経歴や今大切にしていることなどを聞きました。

※LoveANDPAD賞 LoveANDPADとは、アンドパッドの6 Valuesのひとつ。四半期ごとに全社員の中から、アンドパッドの6 Valuesを体現した社員に贈られる賞。


櫻井 賢司| Engineering Manager                                早稲田大学卒業後、ライブハウスのブッキングマネージャーを経てエンジニアへ。
数々の会社を経てアンドパッドに入社。エンジニアリングマネージャーとマイクロサービスチームのPJMを兼任している。


ー現在はエンジニアリングマネージャー(EM)としてご活躍されていますが、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか。

今はマネージャーとして10人程のチームを担当している他に、プロジェクトマネージャーとして進行管理も行っています。様々なアプローチでプロダクトをマイクロサービス化していくため試行錯誤してますね。いずれもコミュニケーション力やキャッチアップ力が問われる仕事だと思っています。

―他にも社内イベントとしてランチLTを主宰されたり、採用ではスカウトを送るなど、コミュニケーションが鍵となる活動もされていますね。

そうですね。今は、コロナ禍ということで入社してもお互いフランクにコミュニケーションをとることが難しいので何かできることは無いかと日々考えています。

今までの会社でも、スキルはあるのにコミュニケーションをとることが苦手というエンジニアさんも多くいたこともあり、そういった方のケアやフォローを自分自身のポリシーとしてきました。アンドパッドでも出来ることはしたいなという気持ちで関わっています。

―アンドパッドへ入社以前の経歴について教えてください。

高校時代、叔父からパソコンをもらってC言語やPHP、HTMLなどを学びはじめたのが、すべての始まりです。その後、大学時代はアルバイトのような形でに個人で仕事を受けていました。

でも、卒業後に就いた仕事は、よく入り浸っていたライブハウスのブッキングマネージャーだったんですよ。ライブハウスの業務だけでなく、知り合ったバンドのHPをつくったり、チラシやフリーペーパーを作るなどクリエイティブな仕事もしていました。様々な職種の人とやりとりする仕事だったので、コミュニケーションの重要性をとても感じました。しかし2009年に職場のビルが火災になり、ライブハウスもなくなってしまったんです……。

その一方で2008年にiPhoneが上陸すると「アプリを作って一儲け出来る時代がきた!」と仕事とは別に、個人で開発を行っていました。

年齢的には、30歳手前。次の仕事は今あるスキルをちゃんと仕事につなげようと思い、エンジニアの業界へ入ることに。親からは「この子どうなっちゃうのだろうと思ったけど、最終的には良かった」と安心してもらえました(笑)

―元々、コミュニケーション力が必要とされるブッキングマネージャーや、個人での開発業務などの仕事をしていたんですね。その後はどのようなお仕事をされましたか?

ずっと独学でWEBやクリエイティブ制作の仕事をしてきたので、仕事の進め方に自信がなかったんです。2~3年は修行のつもりで、色々な案件に携われる企業で、要件定義やロジックの書き方を基礎から学び直しましたね。

当時のキャリアプランとしては、受託開発企業である程度の経験を積み、自社の新規開発の仕事を目指そうと考えていました。

―実際には、どのような企業に勤められていたのでしょうか。

ライブハウス運営会社以降はSIerから始まり、GunosyやLIGなど様々な角度で開発に関われるジャンルは幅広く経験してきました。

経験としては新規アプリの企画~開発まで行ったり、アプリとWEBの新規サービス立ち上げや、Unityを用いたゲーム開発も行ってきましたね。開発に用いた言語は深いもの浅いもの交えると多岐に渡りますが、最近はGo、Swift、Kotlinが多かったと思います。

SES、受託開発、自社サービス開発を経験しながらチームビルディングの楽しさを体感し、認定スクラムマスターを取ってみたりしましたね。

―“修行”の間に、色々な技能を獲得されてきた中、アンドパッドへ転職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

3年前、母方の実家があった場所に家を建てました。そのとき、建築業について調べる中でアンドパッドの存在を知ったのが最初の出会いです。

父、義父ともに建築業で働いていることもあり、家を建てるとき、外構工事を自分たちでやってみよう!という話になったんです。父が鉄筋を組み、義父と私で基礎を打ちながらタイルを敷いたりブロック積んだり...…と3人で取り組みました。すると、父が「パソコンばっかり触っていたけど、お前もこんな仕事ができるようになったのか」と嬉しそうだったんです。そんな姿を見て、父の本業に息子として関われたことが、父的に嬉しかったのかな?と感じ、なんとなくですが少し親孝行出来たのかなと自分も嬉しくなったという想い出がありました。

                    当時の写真

また、「はたしてあと何年開発できるのか」と今後のエンジニア人生を思うことがあります。ちょうど2人目の子どもが生まれるタイミングということもあり、父親として何か残せることはないかと考えるようになり、同時に息子として父たちに何かできないかと考えていました。これらが全てリンクしたのがアンドパッドでした。

「アンドパッドで仕事ができるようになれば、父がやってきた仕事と自分の仕事が繋がり、子どもたちにも色々な種類のものづくりの楽しさを伝えやすくなるのではないか」とも考えましたね。

転職後、息子に「おじいちゃんの仕事とお父さんが今アンドパッドでやってる仕事は、実は同じなんだよ」と伝えました。CMの影響もあって「ANDPAD!」という言葉をすごく言うようになったんです。

―いいエピソードですね!

最終面接で、CEOの稲田さんにこのエピソードを話したら「うちしかないね!」と言われました。

でも、結果が来るまではドキドキでしたね。もし「ダメです」と言われても「どこをどう直せばいいですか?」とか「ネイティブアプリの開発エンジニアの方で、もう一度選考できませんか!?」とか言おうと考えていたほどです。

―入社への熱意が伝わってきました。

気持ちとしても、かなり前のめりな状態で入ったからこそ、コミュニケーション部分でも出来ることはやりたいという思いに繋がっていったのかもしれません。組織拡大の中で、重要だけど急を要さない課題も積極的に取り組むようにしています。

―入社後、会社のイメージは変わりましたか?

マイナス方向のギャップはなかったですね。むしろ、想像以上に体制が整理整頓されていたので、「自分の入る余地、ありますか!?」と思ったくらいで、プラス方向でのギャップがありました。

正直、入社前は、リーダーと一緒にチームビルディングをコツコツやるつもりでいました。でも、入社したら、私をEMとして立ててくれて、緊張感がありながらも毎週みなさんとコアなお話ができたのはよかったですね。

例えば「これってどうなってますか?」と聞くと、VPoE下司さんCDO山下さん※などが「じゃあ、このミーティングに出てみたら?」と会議に招待してくれました。そのときは「では!」と気軽に参加したのですが、よくよく考えるとすごいメンツで、「貴重な会議に参加できてるなぁ」と、後からヒシヒシと感じることも多かったです。それだけ期待をされているんだ、と常に気を引き締めて対応しています。

※ VPoE-マネジメント責任者、Vice President of Engineerの略
※ CDO-Chief Development Officerの略

―自ら声を掛けることで“コア”な部分にどんどん触れられたのですね。ほかに気づいたことはありますか。

外から見えていた部分が「氷山の一角」だったということです。

ANDPADはBtoBのサービスなので、アプリをダウンロードしてもログインをしない限り、詳細のページに飛ぶことができないんですよね。入社前はログイン画面までしか見ることしかできませんでした。でも実際にアプリの中をみてみると、想像していた以上にたくさんの機能がありました。入社後のオンボードのコンテンツの1つとして、2日間アプリを触り倒す機会があるのですが、それでも全然網羅できないくらいです。これは、入社してみて初めてわかったことでした。

入社後、採用の候補者の方とお話するときに「アプリをダウンロードしたけどログインできません」って言われることが結構あるのですが、「ログインするとびっくりしますよ!」とお話しています。

候補者の方へは、どのようなサービスに携わることになるのかイメージしてもらえるように機能レベルでお伝えするよう、心がけています。

※2016年にサービスリリースしたANDPAD

―なるほど。確かに“氷山の一角”しか見せられないですね。

外からアプリの中が見えづらいからこそ、外部への情報発信が重要になってきます。入社してみたら、外部向けイベントを週2回など頻繁に行っていることを知り、大変なのにすごいなと驚きました。

自分もネタ提供やサポートなど、イベント関連は積極的に参加したいと思い、今度行われるカンファレンス向けのノベルティの企画に携わっています。有志でプロジェクト化しカンファレンス参加など積極的に行える環境なので、手を上げすぎてカンファレンス担当のようになってきています。カンファレンス参加時には詳細をテックブログで紹介するので、楽しみにしていてください!

―イベントと言えば、社内で行われているランチLTも主宰されているとか。

そうなんです。リモートワークでコミュニケーションが生まれにくい環境ですし、エンジニアの人数が急激に増えているからこそ、カジュアルにコミュニケーションを取れる場を作りたく企画しました。月1回開催で、8月で5回目となります。

入社してからすぐ企画したので、きっとみんな「櫻井?誰やねん」となったと思ったのですが、他のEMの方々から「じゃあ、初回話しなよ!」と言われて、1回目は自分で登壇しました。今では回数も重ねたので、自分自身もこの企画も周りに認知されてきたと感じています。

―いろんなところでハブとなっているのですね。そのほか、社内について感じたことはありますか?

社内について、Slackのコミュニケーションが活発なことに驚きました。ちょっとしたつぶやきにも次々とスタンプがついたり、大量のレスがつくこともあります。オンラインなのに一緒に働いているメンバーが見えるというのは、いい状況だなと感じています。times※を使った分報の文化もあって、今何してるのかな?というのも垣間見ることができて面白いですね。

※ times(分報)とはSlackなど社内のチャットツールにて、個人専用チャンネルを作り「進捗、躓いたこと、課題、その他雑談」などを投稿する社内Twitterのようなもの。アンドパッド社内には100以上のtimesがあり代表やCFOのチャンネルがあります。


※ガジェット好きのメンバーにデスク環境の画像共有を依頼した際のslack

実は入社してからオフィスへ出社したのは2回のみで、1回目は誰とも会えず、2回目の出社でVPoEの下司さんや人事の方と会ったときは、芸能人に会った感覚でした。「2Dだった人が3Dになって目の前にいる!」みたいな。(笑)

―リモートワークあるあるだと思います。入社から5ヶ月たって、何か変化はありますか?

コロナ禍ということもあり、仕事の交流はオンラインが中心です。オフラインで交流するよりも、環境に慣れるまでに時間がかかったとは思いますが、今は少しずつ自分が出せてきたかな、と思います!

業務面では、短い期間で急激に会社組織の規模が大きくなっていっているからこそ、しっかり情報が伝わるようなコミュニケーションのフローを作っていこうと、EM陣一同、設計していこうと議論しています。

―これからもメンバーが増えていくと思いますが、アンドパッドにはどのような人が向いていると思いますか?

自社サービスに対して誰よりも興味を持ち、好きになれる人。そして、自ら発信が出来る人です。気になること、疑問点、思ったことなどを能動的に発信できるとよりマッチすると思います。

技術面については、最近「ソフトウェアエンジニア」というところを打ち出しているので、言語で縛らず、ソフトウェアをどんな手法でも作っていこう!という方だと合うと思います。語弊があるかもしれませんが、いわゆるフルスタックと呼ばれているような方々ですね。なかなかそういったことが出来る環境は業界的に見ても少ないと思います。

あとは、LOVE ANDPADを持っていただければ、技術は後からでもついてくると思います。在宅でオンライン中心のやりとりでも活発なコミュニケーションが行われていますし、ビジネスライクになりすぎない程よい人間関係が築けています。本当に、いい環境です。

ー櫻井さんも「LoveANDPAD賞」を受賞されていましたね!

あのときは私のチームメンバーが表彰されて、家族に自慢してたんです「パパのチームのメンバーが表彰された!本当にめでたい!凄い!」と騒いでました。その後まさか自分の名前を呼ばれるとは思わず、本当に驚きました。

自分から手を上げれば、積極的に関われるという有り難い環境なので、これからも自ら色々な人と関わって仕事を進めていきたいですね。

ーありがとうございました!


HR中野による櫻井さんワンポイント紹介
2021年2月から業務委託、3月から正社員としてジョインした櫻井さん。チームメンバーへのフォローだけでなく、スポンサードしているRubyKaigi Takeout 2021やiOSDC Japan 2021において技術面のアプローチや、採用面でもスカウト対応など、積極的に組織づくりへ協力頂いてます。
櫻井さんが受賞した「Love ANDPAD賞」は7月に表彰がありました。実は、マネージャー職の方が選ばれるのは珍しいことです。それだけ、幅広いメンバーに功績が認められている方といえます。


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