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アカリクの「実験室」がアカデミアと民間企業と繋ぐ——事業推進チーム マネージャー平田にインタビュー!

【平田・プロフィール】

経営企画室 事業推進チーム マネージャー。神戸大学大学院人文学研究科 社会動態専攻(心理学) 博士後期課程修了。博士(学術)。4年間のポスドク生活を経て、民間企業へ就業。2021年2月アカリクへ。「大学院生・研究者のためのキャリアマガジン Acaric Journal」の編集長も務める。

——アカリクとの出会いを教えてください

大学院生の時にアカリクが主催した合同企業説明会に参加したことがありました。その時から、アカリクのことはずっと知っていました。

その後、ポスドクとして活動している際に研究者のキャリア形成について興味が沸き、若手研究者のキャリアについて考えるシンポジウムを主催しました。
その際にアカリクの社員に登壇頂きました。アカリクのサービスのことは知っていましたが、社員の方と話をするのはその時が初めてでした。その社員と、研究者のキャリアについて話すうちに意気投合し、よりアカリクが行なっている事業に惹かれていきました。

その時はまだ別の仕事をしていたので、すぐにアカリクにジョインする、という考えにはなりませんでしたが、アカリクが発行しているフリーペーパー「アカリク(現Acaric Journal)」の作成の一部を担ったりするうちに、いつしか私もアカリクで、社員として研究者のキャリア形成に貢献がしたいと思うようになっていきました。


▲アカリク刊行のキャリアマガジン「Acaric Journal」

——研究テーマと大学院進学のきっかけ

専門分野は認知心理学・実験心理学で、研究テーマは「音象徴の成立要因・言語コミュニケーションにおけるオノマトペの役割」です。

言語コミュニケーションにおいて、擬音語や擬態語である「オノマトペ」を使うことで人に何かを伝える際により伝わりやすくなるのでは、また、それはヒトのどのような機能によるものなのか、という点に着目し、それを実験心理学的手法で明らかにしようというものです。

大学では心理学を専攻し、大学院への進学は早い段階から考えていました。決心したのは大学3年の時です。
当時、大学院生の先輩方にティーチングアシスタントとして実験実習をサポートしていただいていたのですが、豊富な知識と鋭い着眼点を目の当たりにし、自分もこういう風になりたいという憧れから大学院に行こうと決めました。
その頃から、「将来は研究者として自分の持つ問いを明らかにし続けたい」と考えており、博士課程進学については、私にとってはとても自然な流れでした。

——民間就職を決めた理由

博士号取得後は、ポスドクとして引き続き研究を行っていました。
周りの研究者たちがそうだったので、そういうものだと考えて研究を続けていたのですが、アカデミアの安定したポストが一切見えない状況と、プライベートの都合もあり、博士号取得後4年というタイミングで民間企業へ就職しました。

もちろん、アカデミアから離れる、お世話になった研究者コミュニティーから離れるということに対しての不安や葛藤はありました。

しかし今では、民間企業に所属する立場になることで、研究をしていた時とは違った視点から、研究者のキャリア形成に関して考えるようになりました。
アカデミアとビジネスの世界の両方を経験したからこそ、出来ることがあると思っています。

——アカリクのサービスについて

私自身は、研究のことに対しては自主的かつ積極的に情報をキャッチしに行くものの、就活やビジネスとなると受動的になってしまい、あまり情報収集を行なわなかったがゆえに選択肢が減り、思い通りにいかない、ということがありました。

また研究で忙しく、なかなか就活に時間を割けない点は、就職を考える大学院生や研究者の方々は共通してお持ちの悩みだと思います。

そのため、アカデミア経験者のメンバーが、研究活動にも理解を示しつつ、「民間企業やアカデミアの外で活躍する場合はこういうことができるよね」という提案ができるのはアカリクの最大の強みであると思います。

——マネージャーとして今後やっていきたいこと

約1年半前に創設された事業推進チームは、アカリクの「実験室」としてあらゆる角度・手法でサービスを展開してきました。

この「実験室」のマネージャーとして、また、アカデミアにも身を置くものとして、大学院生・研究者の方々がよりよいキャリアを歩めるよう、「より多い選択肢を提供するために」情報発信をしていきたいと考えています。
そのためにも、アカリクの認知度を向上させ、アカリクのサービスがアカデミアのキャリア支援におけるスタンダードとなることを目指しています。

また、アカデミアでの経験を活かし、大学や研究機関との関係性を大切にし、連携できる体制を作っていきたいと考えています。
大学院生の就職活動において、最も身近な存在である大学教員・キャリアセンター・就職課の担当者の方々に信頼していただき、共に大学院生の未来を考えていける存在でありたいです。

アカデミアの待遇や環境が良くない中で、より良い環境を求めて企業就職することを人材流出と捉える意見も見受けられます。

しかしながら、研究者も生活していかなければいけないですし、何より研究者個人が幸せに生活することが研究活動の推進にもなると考えているので、アカデミアとビジネス、両サイドの目線を持った者として支援を行っていきたいです。

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