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#アベマでアテる 変わんないと、つまんない

「AbemaTV」は2016年4月に本開局して以来、数々のオリジナル番組を制作してきました。インターネット発のマスメディアを目指すうえで、日本中の視聴者を惹きつけるような次世代ヒットコンテンツを生み続けることが使命です。

インターネットTV局という、他に類を見ないサービスであるAbemaTVにおいて、オリジナル番組制作を背負う番組プロデューサー達のリアルを文字に落とし込みました。どのような苦悩を抱え、どう乗り越えてきたのか。地上波でも番組制作を担当して来たプロデューサーだからこそ分かるAbemaTVのリアルを、テレビ朝日から出向し番組プロデューサーを務める濱崎にインタビューをしました。

濱崎賢一

株式会社AbemaTV 番組プロデューサー
大学卒業後、2003年に株式会社テレビ朝日に入社。「いきなり!黄金伝説。」や「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」等人気バラエティ番組の制作を担当。2016年に株式会社AbemaTVの制作局へ出向。「恋する♡週末ホームステイ」や「おぎやはぎの『ブス』テレビ」等数々のAbemaTVオリジナル番組でプロデューサーを務めている。

インタビュアー:小柳津林太郎(株式会社AbemaTV 次世代プロデュース室 室長)


Q. どんな学生時代でしたか?

大学時代は…バイトは家庭教師をやっていたのですが、一番情熱を注いでいたのは、演劇でしたね。役者として出る側も、大道具も、演出も脚本を書くのも…どっぷり浸かっていく過程で、出る側が得意な同期を見ながらも、僕は出る側よりも作・演出が楽しいな、と次第に感じるようになりました。公演直前の立て込み(セットを立てる)はまさに文化祭前夜みたいで、本当に楽しかったですね。就職活動を迎えるにあたって、芝居も好きだけど、食べていくのは大変だなと思い、文化祭前夜みたいな仕事は無いか?とリクナビで探す中で、テレビ局の制作部門、出版社、そして、ビールが好きだからという理由でビール会社にエントリーしました(笑)。運良くテレビ朝日から内定が出たので、就職活動を早めに終え、内定者時代は、大阪にいたこともあり、学生生活は最後まで演劇にどっぷり浸かる日々を送っていました。大学内や、梅田、神戸の様々な箱で舞台を踏みつつづけた青春時代でした。

Q. 入社してからの道のりは?

演劇に携わっていたため、ドラマかな?と一瞬思いましたが、制作ができるなら何でもいい!、という気持ちで、バラエティ番組の制作に携わり始めました。先にお伝えすると、僕はAD時代が結構長かったんです。「いきなり!黄金伝説。」という番組でADを2年半ほどやりました。後に、「銭形金太郎」のADも2年ほど。そして、そろそろディレクターになれそうだなというタイミングで、なんと番組が終了(悲)。今思えばとてもショッキングなイベントでした。

そこから、「ナニコレ珍百景」の立ち上げ特番では、またしてもADからディレクターにあがりかけた矢先、制作班が変更になるという出来事があり、またクレジットはADに戻ってしまいました。

次に、「勉強してきましたクイズ ガリベン!」というクイズ番組を担当しつつ担当した、「30人31脚」という番組でようやくディレクターになったのが社会人6年目でした。周りの同期は3、4年目からディレクターにあがっていたので、当時は、ようやくという想いでした。その後は、「ナニコレ珍百景」、「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」などのレギュラー番組を2年ほど、担当しました。

Q. 成長実感を感じた瞬間はありましたか?

ディレクターとしての成長実感を感じたのは「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」を担当している時でした。ロケの“瞬発力”が問われる「ナニコレ珍百景」よりも、こっちの方が番組特性上、向いているなと感じました。自分の得意な能力と番組がマッチすると、自信を持って制作に携われるので、成長に繋がったと思います。

次に、「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」という番組のチームに入るのですが、本編のディレクターを1年半ほど務めた後、はじめて番組にプロデューサーとして携わることになります。社会人10年目でしたね。責任の大きさを実感する日々がここから始まりました。そして、そこから2年後の初夏に人事辞令が下り、AbemaTVに出向することになります。

Q. いきなりAbemaTVに辞令が出て驚きませんでしたか?

辞令に関しては僕自身に会社員感覚がなかったので、他人事でした(笑)。当時は、番組で重大な事件や事故などをたくさん扱っていたので、「危機管理」マネジメントや関係各所との向き合いなど、かなりハードな部分もあり、正直、制作を離れることも少し考え始めていたころでした。

そして、突然、AbemaTVに出向することが決まったのですが、当時は何をやるのかも全く想像がつかなかったので、想定外の展開に驚きはありましたが、テンションが下がるということはなかったです。

Q. 当初のAbemaTVはどういう環境でしたか?

僕は開局の年の8月から出向しているのですが、一言でいうとカオスでしたね(笑)。

出向当初は、月曜22時に放送していた「最上もがのもがマガ!」や木曜22時放送の「SHIBUYAbema」、そして毎週土曜にあった2時間の特番枠を担当していました。

Q. 当初のAbemaTVメンバーと働いてみてどう思いましたか?

みんな凄く優秀だな、頭が良いなと思いました。あと、いい人(笑)。開局当初は、主に私と制作会社の方とで番組をつくっていたので、他のメンバーと仕事上触れることがそもそも少なかったのですが、制作していく上で、やりにくさみたいなものも感じませんでした。

社内ツールの使い方などはさっぱりわからなかったのでサイバーエージェントから来ているAbemaTVの人にやたら聞いてましたが(笑)

Q. どういう番組を担当されてきたのですか?

毎日よる9時からの「AbemaGOLDEN 9(アベマゴールデンナイン)」という枠でレギュラー放送する『おぎやはぎの「ブス」テレビ』や「指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙」などのバラエティ番組を立ち上げました。その後、AbemaTVでは「オオカミくんには騙されない♥」という恋愛リアリティーショー(恋リア)がヒットし、「恋愛リアリティショーいいね」と藤田社長が話していたこともあり、恋リアの企画書を書いてみたんです。そこから、人気番組シリーズとなった「恋する♥週末ホームステイ」が生まれ女子中高生をはじめ10代の視聴を掴み、数字がついてきたので、若年層という新しい世代に向けた番組づくりに面白さを感じています。

ブステレビも、サイテー男総選挙も、恋ステも、当たるかどうかずっとドキドキはしていましたが、反応があると本当に嬉しいですよね。多面的にチャレンジすることは非常に楽しいです。逆に言えば、ずっと同じことやり続けると飽きてしまう性分なんです。

Q. 藤田社長とはどう関わっていたのですか?

藤田社長との距離感が縮まったのは、出向してから半年ぐらいたったタイミングで、AbemaTV内で「班長制度」ができ、班長になったのでそこからよく話すようになりましたね。コミュニケーションを重ねていくにつれて、社長のキャラクターや考え方、タッチが合うなと感じるようになりました。

Q. AbemaTVと地上波にて、環境の違いを感じますか?

今の地上波の環境は、しいて言うと、失敗しないように作ることが多いように感じます。AbemaTVの場合、話題を生み出す、嫌われても良いから賛否両論があればいい。そこが面白いと思っています。また、地上波は枠がっちり編成で決まっているので、AbemaTVのように、空いた枠で再放送をやろうとかできないですよね(笑)

Q. 番組プロデューサーとして大事にしていることは?

良いメンバーを探し、良いチームをつくる」、これに尽きます。プロデューサーである自分は野球で言ったら監督。良いメンバー/チームを持ってこないと良い作品は作れないと思っています。あとは、「励ますこと」を意識するようにしています。良いところを見つけて、励まして、褒める。これ大事だと思います。自分が良いなと思って、やってもらっているチームと、信じあって、お互いがお互いに価値を与え合える関係性を築くことを大事にしています。

Q. どういう人と働きたいですか?

「良いチーム作り」を大事にできることは前提として、「変化対応力」がある人ですね。世の中は常に変わっていきます。極端な話、それなのに、変われない人間は(広義の意味で)いずれ死んでしまう。そして何より、
個人的には、


「変わんないと、つまんない」そう考えています。

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