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「サイバーエージェントの技術を引っ張れるCTOになりたい。」配属直後に新規事業を任された新卒エンジニアの野望

2018年4月、サイバーエージェントには45人の新卒エンジニアが入社しました。

その中の1人、サーバサイドエンジニアの江頭は内定者時代の2017年4月より「AbemaTV」にジョインし、新卒とは思えない活躍ぶりを見せています。通常5月中旬まで行われる技術研修をスキップする、異例の最速配属。「将来はサイバーエージェントのCTOになりたい」と熱く目標を語る江頭に1年目の野望を聞いてきました。
               

江頭宏亮                                          「AbemaTV」サーバサイドエンジニア。
2018年サイバーエージェント新卒入社。
学生時代はIOSエンジニアとしてサービス開発に携わり、「AbemaTV」にジョインしたタイミングでサーバサイドエンジニアにキャリアチェンジ。
内定者時代の2017年4月より現職。
現在は秋にリリースする「AbemaTV」に付随する新規サービスの開発に向けて従事している。

「若手に追いついてほしい」の言葉で奮起。経験を少しでも早く積むため内定者バイトを開始

ーーサイバーエージェントに入社したきっかけを教えてください。

元々Web系サービスの会社を希望しており、就職活動も大手のIT企業を中心に考えていました。そんな中、大学院1年生の夏にサイバーエージェントで開催された1週間のサマーインターンに参加してみて、会社の雰囲気と先輩エンジニアに惹かれて、ぜひこの会社で働きたい、と思いました。

それまで、技術力が高いエンジニアはストイックで厳しいイメージがありました。サイバーエージェントで出会った先輩エンジニアは仕事に対してはもちろんストイックなのですが、インターン学生の初歩的な質問にも丁寧に答えてくれるし、柔らかい雰囲気の人が多かったのです。何かを教えてもらう際も、学生である自分の意見や提案を聞いたうえで、 アドバイスをくれる姿は印象的でした。

ーーほかに印象に残っているシーンはありますか?

2017年4月に開催された社員総会で、ベストエンジニア賞にAbemaTV CTOの西尾が選ばれ、広い会場のスポットライトのもと何千人もの社員を前に受賞スピーチをしていた姿です。正確な言葉は思い出せないですが、「早く若手に追いついて欲しい。自分じゃなくて、若いエンジニアが表彰される組織になってほしい」という主旨の話をされているのを聞いて、自分も早く力を付けてあの場に立ちたい、と強く感じました。また、ベストエンジニアに選ばれるような立場でありながら、更に高みを目指すんだという西尾の気迫に圧倒された記憶があります。この社員総会をきっかけに、少しでも早く経験を積みたいと思うようになり、大学院の研究スケジュールを変更して内定者バイトを始めることにしました。

iOSエンジニアからサーバサイドエンジニアへキャリアチェンジ。声を挙げれば挑戦させてもらえる環境がある

ーー内定者バイトでは何をしていたのですか?

「AbemaTV」のサーバサイドチームで仕事をしていました。実は学生時代はiOSエンジニアとして受託開発を行っていたのですが、入社後はサーバサイドへ転向したいと考えていました。このようなキャリアチェンジを快諾し応援してくれる環境は非常に有難かったです。しかもイチ内定者であった私の指導係が社員総会で影響を受けたCTOの西尾だったんです。サーバサイドとしての経験は皆無の中、社内のトップレベルのエンジニアのもとで働く事が出来るなんて、この上ない環境ですよね。こんなに恵まれた状況に置かれているのだから、最速で成長しなくてはいけないと思いました。

スタートアップのような主体的な環境かつ大規模サービスならではの貴重な経験も積める

ーー今はどんな仕事をしているのですか?

「AbemaTV」に付随する新規サービスを今秋にリリース予定なのですが、そのリーダーを任され、今は技術選定や仕様決めを行っています。

ーー新卒でリーダーを任されるんですか?

普通は考えられないですよね(笑)内定者バイト最終日に「新規サービスの開発リーダーを任せるから」と開発本部長の長瀬に声を掛けてもらいました。年功序列ではないと聞いてはいたものの「AbemaTV」ほど多くの人に使われているサービスにおいて、新卒が新規事業のプロジェクト設計〜実装を任せてもらえるなんて、なかなかないですよね。                               実は学生の頃は、エンジニアとして早く1人前になるにはスタートアップで裁量広く働くことが1番の近道だと思っていました。けれど「AbemaTV」は大規模サービスでありながら自分が求めていたような「主体的に考え開発に取り組める環境」があります。スタートアップのような環境がある上に、大規模サービスならではの貴重な経験、最先端の技術に触れる事もできる。更にいえば優秀な先輩エンジニアが揃う中に身を置けることは、自分が成長するために最高の環境だと思っています。

ーー影響を受けた先輩の言葉はありますか?

「誰が読んでも分かるシンプルなコードを書くべき」という言葉です。それまではどうしてもパフォーマンスを意識するあまり、コードのシンプルさなど意識していませんでした。けれど大きなチームで仕事をする上で、コードをシンプルに書くことがエンジニア同士のストレス軽減になることはもちろん、サービス改善のスピード向上に繋がると気付きました。それを早いタイミングで気付かせてくれた先輩にはとても感謝しています。

「AbemaTV」はチームとしての力が強い

ーーAbemaTVのチームの雰囲気はいかがですか?

とっても良いです。エンジニアの集団ってどこか固いイメージがあったのですが、業務内のささやかなこと、プライベートなこと、上司がメンバーに頻繁に声を掛けてくれる環境なので、誰に対しても相談しやすい雰囲気です。また、ランチも皆で出掛けることが多いです。チームとしての力が強いことは1つの特徴でもあると思います。また、私の尊敬するCTOの西尾は目の前の業務のことはもちろん、個人の長期的なキャリアプランをも見据えた上で様々なアドバイスをくれるので心強い存在です。

ーーこれからどんな事に取り組みたいですか?1年目の野望を教えてください。

今の1番の目標は、今秋リリース予定の新規サービスを成功させる事です。長期的な目線で言うと、サイバーエージェントの技術を引っ張っていけるようなCTOになりたいです。そのためにはまずはサーバサイドエンジニアとして、圧倒的な技術力を身につける1年にしたいと思っています。


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