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メンバーに対してフィードバックを行う際に大事にしているポイント

Supership エンジニア&マネージャーの奥田です。

私は、スマホ向け接客プラットフォーム「Flipdesk」の開発グループリーダーとしてマネジメント業務に従事しています。

期ごとの目標設定や1 on 1などは、多くの企業で実施されていることと思いますが、適切なフィードバックがなければそれらの効果もゼロになってしまう、と私は考えています。
今回は、私がメンバーに対してフィードバックを行う際に大事にしているポイントを紹介したいと思います。

そのポイントは2つです。

  • 相手の成長を願い、相手の意志を尊重する
  • 成長に資する資源を提供する

これらについて説明していきます。
本記事は、Seasar Conference 2016 Final 羽生氏 ご講演「SIリブート」、および、PHP新書 中原淳著「フィードバック入門」を参考としています。なお、本記事は個人の考えに基づくものであり、参考情報および会社の考えを代弁するものではありません。

相手の成長を願い、相手の意志を尊重する

昨今、エンジニアは売り手市場と聞く機会が増えています。
今の環境にいる間に、どれだけ自分のスキルを伸ばすことができるか、と考える人は少なくありません。

私は「私がアナタを育てる」ということはおこがましいと考えています。
人は誰かに育てられるのではなく、自分で育つのです(自分で育つしかない、とも言えます)。
マネージャーは、他者を通じて物事を成し遂げることが仕事です。チームとしてできることを増やすためには、メンバーの成長を願うことは必要な態度です。そして、それはメンバー自身の意志と関連していないと本来のパフォーマンスを発揮できません。

そのためには「スキル・意志・会社が求める働き」のバランスが重要と考えています。これらの関係を表すと、次の図のようになります(ここに「払える対価 ”What you can be PAID FOR”」を加えるパターンもあります)。


マネージャーは、これらの円の重なりを最大化することを目指します。
フィードバックは、相手の成長を第一に考え、その支援の手段として考えることが肝要です。
メンバーの成長によって需要の円と重なる範囲が広がり、「結果的に」会社の求める成果につなげることができるのです。その点では、フィードバックは投資であるとも言えるでしょう。

成長に資する資源を提供する

成長して欲しいと願うだけでは人は成長しません。
成長に必要な資源として、「業務経験」と「周囲の支援」の2要素があるとされています。

どれほど高度な教育プログラムであっても、現場で自身で考えて問題を解決する「経験」に勝るものはありません。
また、周囲の支援(業務支援・内省支援・精神支援)によって、一人で考えるよりも多くの学びや気付きを得ることができます。

マネージャーはフィードバックを通して、これらの成長に資する資源を提供する必要があります。
本来のフィードバックは、未来の計画づくりも含まれます。
事実を通知して終わることがフィードバックではないのです。これからどうすれば良いかを共に考え、これからの計画をたて、その期待を表明することが必要です。

おわりに

以上、フィードバックで大事にしているポイントについてご紹介しました。
人が育つためには、適切な業務経験と周囲の支援が必要です。
これはマネージャーも例外ではありません。マネージャー自身もフィードバックを求めることが大切です。
フィードバックを得られる環境でなければ、組織の問題です。マネジメントが正しく機能することが、その前提にあるでしょう。

つまるところ、重要なのはそこにいる人を直視することです。
プライベートに踏み込むということではなく、共に戦う仲間として一緒に楽しむことです。

Have Fun! ;-)

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