株式会社tenkai
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over 3 years ago
伝わるデザイン=伝えるデザイン
デザイナーが、一生懸命考えたデザイン案がよく分からない理由で却下されたり、修正を余儀なくされることがあります。つまり、デザインが伝わってないという事態です。考え、苦しみ抜いて生み出したデザイン案を、素直に採択して欲しい気持ちがあるのは、手戻りが発生するというビジネス的な視点はさておき、体感的に初めの案が結果一番よい着眼点を持っていたと感じることが多いからです。本当にもったいない。では伝わらないという問題が起こらないためにどうすれば良いか、弊社はデザイン前とデザイン後の取り組みでデザインが伝わるように取り組んでいます。(デザイン前)インプットの概念化・抽象化(デザイン後)アウトプットの論理...
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over 3 years ago
対流 〜上下がないプロセスへ〜
いわゆる開発や実装などのプロジェクトに参加するときに、いつも気になることがあります。それは「上流工程」という言葉です。つまり、「上流」があれば、「下流」があるということです。物事を考え企画することが「上流」だとしてデザインしたりプログラミングすることが「下流」だとする。この上下という関係性が非常にひっかかります。「オーダーの方向」「貰うべき対価」すべてが上下という関係性で表されているような気がします。しかしながら、その「下流」が存在しなければ、サービスを具現化できずユーザに提供できない。形を作り出す人がいなければ、どんな素晴らしい企画も絵に描いた餅になります。形を作り出す人は、納期に追わ...
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over 3 years ago
異常値を生み出す力
データ分析では「異常値」から新しいインサイトがうまれることがあると聞きます。深掘りすることで顕在化していない新しい評価要素が生まれ、ニッチなニーズが分かる場合もありますし、そこから新しい評価軸が生まれ評価のパラダイムが変わる可能性もあるからでしょう。しかしながら、会社組織は「異常値」を嫌う傾向にあります。ルールを作って、同じツールを使って、効率的に仕事を進める。つまりは仕事の濃度や流れを均一化することでワークフローを安定化させることを是とするのが日本企業的なのかもしれません。(そのような組織に属した経験がないので聞きかじりの知識からですが・・・)そのような組織では、現状の課題を探し、解決...
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over 3 years ago
Google Cloud Next 2017「AIファースト」の行く先は?
「モバイルファースト」から「AIファースト」にこの言葉が気になり、GoogleCloudNextの会場にお邪魔しました。様々なセッションでMLの文字が躍っていたのが印象的。AIやMLが何の領域にどのような機能を提供するかの議論は多くされていると思いますが、個人的には、設計・実装やデザインという概念を変えていく可能性を強く感じました。今まではInputとOutputの間に挟まれたブラックボックスの中身を作り出すという仕事(=プログラミング)が新しいサービス開発には必須だったのですが、これからは、InputとOutputがプリセットされた機能をパッケージを生態系のように繋いで全体をサービス系...